地域共生演習)マロニエの森の会のニュースレターで紹介していただきました
2007/08/10
マロニエ通信12号が発刊されました。2007年8月1日づけです。地域共生演習の様子を写真入りで紹介してくださいましたので、pdfファイルで掲載させていただきます。
自然にやさしい山を作るマロニエの森の会発行
事務局 〒753-0001 山口市宮野上3403
☎;083-928-0614/FAX928-0638
お 知 ら せ
<その1>
マロニエキャンプ~ご協力いただける方は事務局までお知らせ下さい。
1.日 時 8月18日(土)~19日(日)
2.場 所 宮野岩杖「森の夢」
3.会 費 幼稚園児500円 小学生1000円 中学生以上2000円
4.その他 台風の場合は中止します。
お宅で不要になった蚊帳があればマロニエキャンプ用にご提供くださると助かります。事務局までご連絡くださればいただきに参ります
<その2>
宮野まつり~ 10月14日(日)今年も不用品の販売を行ないます。ご家庭で不用品があれば事前に会長宅にご持参下さい。
<その3>
秋を楽しむ会~ 11月25日(日)木戸山公園付近で、小鳥の巣箱かけ、ピザ焼き、餅つきを行ないます。詳細は事務局へお尋ね下さい。
山口県立大学「地域共生演習」実習を終えて。。。。
本年度は地域に貢献するという事業で「地域共生演習」の実習を我々の活動に加え、2度に分けて協力をした。
6月17日(日)は岩杖の「森の夢」周辺での活動で、ジャガイモ堀り、果樹園の草刈、樹木の苗畑の下草刈、山のタケノコ倒しと4つの班に分かれて20名の学生(男子学生はうち1名)が会員の指導の下で慣れない手つきで鎌を使って思い切り汗を流した。
昼食はいつも協力してもらっているこどもステーション山口のお母さん方のご協力で、ジャガイモのフルコース料理で、肉じゃが、ポテトサラダ、コロッケなどをお釜で炊いた白飯でおいしく食べることができた。
終わったあとでの学生たちとの意見交換のなかで、「苗木を植えるのはほんの僅かの時間であるが、立派に成長するまでの期間が長いことに驚いた」「山林を守っていくことの大切さ、その苦労を知った」「自然の中できれいな空気をいっぱい吸っての作業、疲れたけれども快感を味わえた」などなどの意見があった。
7月7日(土)~8日(日)の1泊2日で小雨の中、第2回目の実習を行なった。19名の学生は受付が終わり、会員とともに自己紹介。早速に竹を利用してのベッド作りから始まって5つの研修を行なった。その中で「竹ドーム作り」は九州フィールドワーク研究会の北九州市立大学の学生3名の指導の下で高さ3m、周囲10余mの立派なドームが完成。みんな大喜び。
夕食は焼肉で満腹状態になったところで、地域の方による昭和40年代に起った大水害の様子をスライドにまとめたものを題材にした講話があり、この大水害で流木や流れ出た土砂のためにきれいな棚田が消え、水害の恐ろしさと紅葉落葉樹の大切さも学んだ。
2日目は初日に出来なかった果樹園や樹木の苗畑の畦草刈りをし、学生さん達の協力のおかげですっかりきれいになった。昼食はピザであったが、学生さんが初めて食べるドラム缶で焼いたピザは格好の味であると絶賛であった。
この「地域共生演習」の成果発表会が7月27日(金)に大学のD14番教室で行なわれた。この科目の受講者約50名の学生、江里学長先生ほか指導にあたった先生方の出席の下に行なわれた。マロニエの森の会からは林広報担当、杉山事務局担当が出席。
学生たちの発表(マロニエに関してのみ)を箇条書きで述べておく。
*キャンプでは雨が降り、鎌を使っての竹割りや草刈、七夕らしいスタードームづくり、
ドラム缶で焼いたピザ、竹でつくったベッドに寝たこと。。。。有益な体験をありがとうございました。
*草刈機を使うのが初めてで、うまく使えるかどうか心配であったがうまく使えて感動的であった。
その他いろいろと貴重な体験の報告があった。最後に江里学長先生が「学生が生き生きとして活動している様子が伺えて満足である」と講評された。