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現代GP)選定理由が文部科学省のHPに掲載されています

2007/09/01

2007年度、山口県立大学から二つ選定された、現代的ニーズに合った教育の報道発表(7月30日付)がバージョンアップしています。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/07/07072005.htm

具体的には、要旨と選定の理由が付け加えられています。

 安渓の担当の部分は、次のようになっています。全体としてたいへん高い評価をしてくださったな、と考えられます。

 とくに、「共通教育科目を担当してきた大学教員と地域の受け入れ団体との間で年来培われてきた人間的信頼関係が『地域共生科目』群を推進する上でかけがえのない役割を果たすことも予測されます」という評価は、文化人類学などの地域研究において、「ラポール(rapport フランス語)、つまり人間的な信頼関係こそがもっとも大切」というのは基本であり、出発点であり最終目標の一部でもあると考えて、実践しようと思っている私にとっては、ありがたいものでした。

 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/07/07072005/003/001/001.htm から引用

テーマ名 地域活性化への貢献(地元型)

取組名称 やまぐち多世代交流・地域共生授業の展開-山口市の都市部と田園部におけるワークショップ型授業による団塊世代と若者の定住促進-

取組担当者名 安渓 遊地

(取組の概要)  存在感のある「地域貢献型大学」へ。これが法人化後の山口県立大学の目標である。1市4町が合併した山口市の都市部と田園部は、それぞれに異なる魅力と悩みをもっているが、山口県立大学では、その魅力の発見と悩みの解決をめざす住民主体のワークショップやフィールドワークに学生たちを送る多世代交流・地域共生授業を開始した。このボランティア経験に基づいて、ともに汗を流し智恵を絞る中で地域の魅力に深く触れ、地域の悩みの主体的な解決に携わらせる「地域づくり達人塾」方式を共通教育・学部教育で実施し、さらに地域リーダーが学生および地域参加者として多く集う大学院での地域共生授業につなげる。徳地町(現山口市)と県立大学との包括的提携を山口市全体に広げる予定であり、野田学園高校との包括的提携も生かして、地域・高校・大学・大学院が連携して、第二の故郷の魅力との出会いと、団塊世代と大学卒業者の地域定住促進を目指すモデル事業。

(選定理由)  本取組は、平成17年10月に1市4町の合併により都市市街地と田園集落とをあわせもつ複合的な新山口市が形成されたという地域社会の新たな事態を受けとめ、新しい市域における住民相互間のコミュニケーション形成の基盤となる個々の地区の活性化という当面の緊要課題の解決への支援を期しています。その際、合併に至る過程で、中山間部の田園集落である徳地町で開始されたまちづくりの運動体である「徳地委員会」と大学との間で進められてきた連携の豊かな経験が活かされています。また、田園部では廃校をサテライトキャンパスに、市街地では廃屋をサテライト研究室に用いることに示されるように、ハードへの過大な資金投下を回避しつつ、地域社会の課題の解決に従事する人材を長期にわたり育成するというソフト機能に焦点を置くなど、現実に即した教育プログラムとなっています。

 このように、本取組の構想全体がきわめて堅実な現実的基盤をもっていることは、大学のカリキュラム編成にも如実に反映されています。すなわち、基礎教養と呼ばれる共通教育科目の中の8つの授業がすでに「地域との共生」グループに指定され、多くの教育経験が蓄積されていますが、このことは、国際文化、社会福祉及び看護栄養の3学部の専門科目と国際文化学及び健康福祉学両研究科の大学院科目を含む「地域共生科目」群を新たに編成し得る前提として注目されます。また、共通教育科目を担当してきた大学教員と地域の受け入れ団体との間で年来培われてきた人間的信頼関係が「地域共生科目」群を推進する上でかけがえのない役割を果たすことも予測されます。

 本取組が掲げる「地域が教科書、地元が先生」という魅力あるキャッチフレーズの反面には大学がどのように地域に貢献するかという本テーマの課題が横たわっているということを常に自覚しつつ、今後の実践が推進されることを期待しています。

(引用おわり)

 安渓注。選定理由の中の、「徳地委員会」は、大学内の連絡のための小さな組織でした。今度のGP選定理由の中核ともなった、大学と地域が協力して進めているのは「徳地づくり達人塾」ですので訂正させていただきます。

 申請書の全文については、次に掲載しています。http://ankei.jp/yuji/?n=357

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