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8/5 )チーズづくり講習会  in 八坂・むすびの里(報告)

2006/08/05(土)


1 やぎの乳

2チーズの完成!

3見た目は豆腐のよう

4モッツァレラチーズ

5記念撮影 今日は楽しかったね
 チーズづくり講習会 in 八坂・むすびの里
 ◆日時:8月5日(土) 午後1時〜5時 
 ◆場所:山口市徳地八坂・八坂公民館(むすびの里)

 山口市徳地八坂の八坂公民館(むすびの里)にて、徳地づくり達人塾・美味いもん隊と武町福賀のあったか村の共催により、チーズ講習会が開催されました。
 
 講師はスイスチーズ士の弘重さん、あったか村から安藤さん、渡辺さんの2名が助手として来ていただき、実技と理論を交えながら、全部で3種類のチーズを作りました。

 参加者は、徳地内外(防府、宇部、遠くは岩国から参加!)かわいい子どもたち2名を含めて、全部で27名と大盛況でした。

 チーズ作りはもちろん、いろいろな方々との出会いも楽しかった一日でした。

 ◆実習のプロセス
 ◎原乳を殺菌する
 原乳とは絞りたてのお乳のこと。殺菌されていないので、75度以下で殺菌します。家で作るときは、低温殺菌の牛乳で作ると良いでしょうとのことでした。加熱後は、40度くらいまで冷却します。
 今日はヤギを飼っていらっしゃる参加者の方が、ヤギのお乳を、防府で酪農をされている方が、牛の8日目の初乳(!)を持ってきてくださいました。ヤギの乳を飲んだことがない、といいましたら、ちょこっとだけ飲ませていただけました。ヤギの乳は臭い、と聞いたことがあったのですが、新しいからでしょうか、ひとつもクセがありませんでした。味は、ちょっとしょっぱく感じたのですが・・・。
 
 ◎乳酸菌と凝固剤を加える
 生きている乳酸菌(今日はヨーグルトを使用)を原乳の1〜2%加えます。
 また、凝固剤としてレンネット(子牛の第4胃に存在する酵素の一種)を加えます。

 ◎切断、水分を抜く
 凝固剤を加えるとヨーグルトのように固まってきます。固まってきたら、切断してザルに移し水分を抜きます。水分はホエーといい、これはとっておきます。
 水分が抜けたらチーズの完成です!
 できあがったチーズは、見た目も味もまるでお豆腐のようでした。

 ここで、出来上がったチーズに一手間を・・。お湯の中で、チーズを揉みます。見ているだけで熱いのですが、この作業を繰り返すと、モッツァレラチーズが出来上がります。生は初めてでしたが、カシカシとした食感でした。加熱すると伸びるそうです。よくピザにのっていたりしていますよね。

 もう1種類のチーズ作り。とっておいた水分、ホエーを沸騰させ、レモン汁を加えると、別のチーズが出来上がります。リコッタ(2度煮た、という意味)チーズというそうです。

 同じ材料なのですが、手の加え方が違うだけで、こんなに違ったものができるのか、ということは大変興味深かったです。


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