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2006年第1回フィールドワークの記録

2006/07/21(金)


 2006年第1回フィールドワークの記録

 2006年度は、7月1日から、ワークショップを開催していますが、11月の国民文化祭での活用をめざして出雲地区のポイントマップ作りをすることになりました。そこで、地元の方の案内で一緒にまち歩きを行い、埋もれている地域の宝(地域資源)探しのフィールドワークを行いました。

 天気にとても恵まれて、猛暑の中ではありましたが、午前中をかけて元気いっぱいまち歩きをしました。

 ◎日時:2006年7月15日(土)9時〜15時

 ◎参加者:安渓遊、安渓貴、安藤、福田、権田、中島、増田、岡村、嶋田、中田、蔵重、柏木(地域案内人:戸田岸、蕨)

 ◎スケジュール:
 ◆堀地区のまちあるき
  戸田岸さんの案内で堀の町並みを見学して回りました。

 ◆小古祖地区のまちあるき
  マップグループの蔵重さんのお世話と蕨さんの案内で、古跡を多く回りました。
  須賀神社お旅所のきんもくせいの大樹→みょーと岩→才谷古墳→内藤家墓→正慶院→須賀神社にもどるというコースでした。

 ◆昼食
  小古祖にある「食事処 和(なごみ)」で定食(1,000円)をいただきました。
  古い佇まいと生活感がそのままのお店で、素朴で懐かしい料理をいただきました。

 ◆まとめ(小古祖公民館)
 【参加者の感想他】
  ・中田:仕事で地域の方と話をすることはあるが、歩いてみれば、お世話になっている方ばかりで、地域のことについて話を聞いたことはなかった。新鮮だった。
  ・岡村:町はすこしずつ変化していると感じた。水が大変印象深かった。(風情があった)
  ・安藤:1、水の取り込み方がとてもうまい地域だと思いました。やはり佐波川と深い縁がありますね。おねしょが治るという「みょーと(女夫)岩」、名物にしたいですね。
      2、須賀神社にはびっくりしました。1100年祭!と銀杏の木など。「昔はね、国道あたりを川は流れていたのよね」と軽くしゃべっておられるから戦前くらいかとかと思いきや、延喜年間の1000年前の話でした。宇部では、昔というとせいぜい明治のはじめくらいを指します。
      3、「和」の料理おいしかったです。小古祖を通るとき、イメージを持って通れます。
      4、正慶院の富栄養化の池(合併浄化槽の処理水放流が原因)対策の話が浮上したときには、お任せあれ。

  ・安渓遊(メールでのやりとりのまとめ)
      1、フィールドのあと、赤木森(はやし)さんのお宅を訪ねて、残されたたくさんの草稿の一部を拝見しました。その中に、女夫岩が寝小便に効く理由がちゃんと書いてありました!
        夜通しおきて、貯木場で大切な木の番をしていた2人ですから、寝小便には無縁だった、というなかなか腑に落ちる説明でした。
      2、正月飾りをしない家のある「才契(さいちぎり)」集落について
        ここは、佐波川が大きくカーブするところで、重源上人の時代に、巨大な材木を流すダムとしてつくられた関水(せきみず)がここだけで4か所もあったという難所で、人手も多く必要だったのでしょう。
        才谷集落が川でちぎれたから、さいちぎり というと、赤木森(はやし)さんが話しておられました。

 
 このフィールドワークの成果をマップづくりに活かしていきたいと思います。

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