[新着情報]
2021/09/30
たねをまもる)たねえらびは大きさでなく美しさで:吉松敬祐さんのよもやま話 #tane_#Yamaguchi_RT_@tiniasobu
吉松さんは、山口市北部の阿東高原に暮らすわたしたちの暮らしのお師匠さんです。 ここ徳佐で20年30年と育ててきた作物のたねや球根をいただいては育ていてます。 アズキ、ダイズ、マクワウリ、ニンニク、ワケギなどなど。にんにくは香りが高くしかも姿が美しい。いただいて育て始めてそろそろ5年になるでしょうか。 友人がおしゃべりの中で吉松さんに質問をしました。「にんにくの形がだんだん揃わなくなるのですが」 「...
2021/09/30
たねをまもる)生きていくためのあたりまえのこと_世話人の思い #tane_#Yamaguchi_RT_@tiniasobu
たねをまいて育てる。生きていくためのあたりまえのこと。 食べ物を自分で育てて収穫し、食べる、ということ。 その種子を食べつないでいくということ。 そのことによって生まれてくる食の多様性。 季節により、作物の生育により、とれてくるものが変化する。(農業だけでなく、採集も狩猟も漁労も同じことだろう。) 自らが生きる営みのなかから生まれてくる多様性なのだ。 ヒト(=私やあなた)がえらんでいる多様性ではな...
2021/09/30
たねをまもる)やまぐちの種子を守る会 に入会されませんか_#tane_#Yamaguchi_RT_@tiniasobu
やまぐちの種子(たね)を守る会 としてのご案内や情報共有を、このサイトでしていきたいと思います。 種子法の廃止や種苗法の改訂などのグローバル企業の利益を優先する動きが加速する中、2017年7月に「日本の種子を守る会」が結成されました。全国の情報を集約して発信するその活動の成果は、例えば20を超える道県で種子条例が制定されるなど、注目すべきものですが、山口県内では、政府の決めた通りで差し支えないとい...
[プロフィール]
安渓貴子(あんけい・たかこ)

安渓貴子は、山口県立大学や山口大学の非常勤講師として「生態学」や「生物と社会」などの講義を担当しています。授業では、学生を野外に連れ出して、生物の目の高さになって自然を感じることから「いのち」を考える時間をもとうとつとめています。微生物学で博士号をもらってから、2足目のわらじとして植物生態学を勉強しました。京都の北山に咲く7種類のハコベの生態の研究を手始めに、最近は、日本最西南端の阿武町にあるミヤマウメモドキ湿地林の成立の秘密などを調べたりしています。夫とともに沖縄の島々やアフリカの森で長い時間を過ごし、そこでの自然と人間のかかわりについていろいろ見聞きして学んできました。アフリカのパワフルな女性たちの生き方と暮らしの知恵に魅せられ、コンゴ民主共和国の小さな村の料理の世界の豊かさを報告にまとめました。このことをきっかけに、3足目のわらじとして、「キャッサバいもの毒抜き法にみるアフリカ文化史」や「熱帯アフリカの地酒づくりの方法」などの論文も書いています。そういう経緯から、萩市の看護学校では「文化人類学」も教えています。山・川・海の開発の際に生き物の立場で意見をいう山口県の委員もいろいろつとめさせていただいています。でも、本当は田んぼのへりに咲く小さな花の気持ちになったり、林の間を散歩したり、生の藍の葉でショールをそめたりする時間をもっともちたいな、と思っています。
(似顔絵は、山口県立大学の成定さんがレポートに書いてくれたスケッチから。)