本格的な炭窯作りのページ 後編

このページは窯の甲作りから炭出しまでのページです。

炭窯の甲を作る作業

まず1回目土をしっかりたたいてしめました。

槌でしっかりたたいてしめて行きます。

むしろの上に土を置いてゆきます。
土には消石灰をしっかり混ぜて使います。

いよいよ炭窯甲を作る作業です。
薪でドーム型の形を作った上に、むしろをぬらして敷き詰めます。

5月4日

5月6日

立派に甲が出来上がりました。

焚き口周りの石垣を組みました。

最後に全体の形を整えながら、土を入れてゆきます。

固めた土の上に再度土を入れてゆきます。
一度に入れると土が良くしまらず、中にある空気が抜けにくいので、このような方法を取りました。

5月8日

柱玉を据え付け、丁張り板を撤去しました。

柱玉はコンクリートで下の部分を固定しました。

5月7日

基礎の柱玉を据え付けるために、丁張り板を取り付けました。

最後に記念写真を撮りました。

柱を立てますが、まず最初に立てるのが、いの1晩からです。

あらかじめ下で桁と梁の接合部分をチェック
丸太ならではの微妙な誤差を修正します。

炭窯の家立て作業

5月9日

柱はすべて檜の丸太を使用します。
ほぞの所は、チェンソーで作りました。

前側の差し掛けの所は角材を使用することにしました。

5月18日

垂木を取り付けています。

ほおづえを4隅のの柱に取り付け、モヤをかけました。

5月15日

後は、モヤを取り付けるだけとなりましたが、丸太同士だけに、微妙な束の長さ調節の難しさが残っています。

午後からは尾崎さんも加わって、桁と梁を取り付け、羽子板で締め付けます。

5月20日

この作業をやっていただいたのは、地元の有田さん、上村さんです。
特に上村さんの手際の良さにびっくりです。

ようやくガルバニュームを張る段階になりました。
今まで炭窯の上に、シートを被せたりめくったりしていたのですが、ようやく安心してそのままにして置くことができます。

前から見たようす。

野地板を打ち終わりました。
屋根材を打つ予定でしたが、強風のため中止しました。

きれいに掃除も済ませ、最後になった煙突も取り付けました。

5月29日  炭窯のすべてが完成しました。

安藤さんもかけつけ、4人で行いました。
この事業に関わっていただいた皆さん、ありがとうございました。

炭窯の最後の屋根作りが、小雨の降る中、有田さん、上村さんの助けを頂いて、ようやく完成しました。

5月27日  炭窯の屋根が完成しました。

6月16日

炭窯の出来上がりを見に、阿部さん、山縣さんが・・・。
6月16日 今まで炭窯の指導をしていただいた、阿部さんと山縣さんが、炭窯の状態を見に来られました。
全体として非常に立派にできているとお褒めの言葉を頂きました。
一部排水の方法や窯の構造などについて指導がありました。

トップページ あったか村
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7月10日

焚き始めると窯を冷やさないことが大事とのことから、始める前に、シートで周りを囲いました。
 この日までに2度ばかり乾燥のための火入れをしましたが、いよいよ今日より本格的に焚き始めました。
煙が重くで小屋の中に立ちこめ、むせびながらの窯焚きとなりました。

炭窯作り