本格的な炭窯作りのページ 前編
2010年1月14日 炭窯を作るために美祢市へ現地研修に行来ました。
講師の阿部さん達の指導で、何とか炭窯の構造から作り方を教わりました。
でも、不安をいっぱい抱えての船出です。
のり面の傾斜を緩やかにするため、再度のり面を切り替える。
1010年1月29日 炭窯の位置をこの場所に変更して、斜面を掘削を始めました。
山手側より地下水が出てきたため、遮断洋にビニールを張る。
窯の底に、排水用の暗渠を掘り、パイプと竹を埋める。
道路との堺に石垣を積むために指導を受ける。
炭窯の穴を掘り始める。
横から見た状態
上から見た状態
炭窯の内壁を、石と練った土で積んでゆく
床土を入れて、タコでつき固める
上から見た様子。
前側から見ても、炭の取り出し口が、はっきりわかるようになりました。
内壁をほぼ積み上げました。
高さは90センチ
参加をしたスタッフ
今回は韓国、中国の留学生も参加をしていただきました。
中に詰める木を玉切る。
山里フォーラムのんたの会では、あったか村の中に本格的な炭窯を、きらめき財団からの補助金を頂き作ることになりました。
ところが最初に予定をしていたところは、地下水が高くて中止。
場所を山の斜面に変更して斜面の掘削を始めました。
苦労をしながらの炭窯作りの記録です。
現在炭を焼いておられる窯を見せていただきました。
今度は別の窯を見学。
小屋掛けは以外と簡単に作ってありました。
屋根は低く、風があまり通り抜けない方がよいなどのアドバイスを頂きました。
お二人が指導をされて作られた窯
ところが斜面が急で、大量の土を運ばなければなりません。
2月7日
思ったより土質が柔らかく、のり面の角度を緩やかにすることになりました。
3月30日
季節はずれの雪で、大幅に作業が遅れました。
4月3日
4月4日
4月5日
4月8日
4月10日
4月14日
4月15日
焚き口にレンガを積み始め、炭の出し入れ口の上に大きい石を乗せました。
ようやく炭窯らしくなりました。
焚き口の設計図を見ながら、レンガを積みます。
煙突の所も積み始めましたが、地下水が出てきて苦労をしています。
4月17日
結局煙突の基礎部分は地下水が多く、15日に作ったものをやり直し、排水対策をしっかり施してから積み上げました。
煙突部分に結構時間がかかりました。
今度は焚き口部分を作っています。
煙突の前に窯の内壁を積み上げました。
炭の出し入れ口から煙突方向を見る。
煙突のレンガ部分も、すっぽり土で埋めました。
4月19日
4月21日
窯の中を整地して鉄筋(廃材パイプ)を敷きました。
これにより木の焼け残りがなくなります。
焚き口部分もかなり出来上がり、いよいよ中に木を入れる作業です。
4月24日
鉄筋の上に小さい木を並べ、その上に炭となる木を、煙突の前から立て始めます。
焚き口もだいぶ出来上がりました。
4月26日
窯の中に全部木を詰めました。
炭の出し口に大きな石を起きました。
いよいよ炭窯の甲を造る行程に入ります。
4月27日
雨のため、小屋掛け部分の加工をやりました。
丸太なので、作業が大変です。
4月29日
午後4時過ぎに、高橋先生が学生を連れて応援に来ていただきました。
急遽時間を1時間延長して作業をやったところ、見る見る作業がはかどり、人手が多いってことはありがたいですね。
5月1日
焚き口から窯の中に入る煙道と、その周辺に土を詰めました。
焚き口の周りが、何となくかっこよくなりました。
5月3日
高橋さんご夫妻が、お手伝いに来られました。
お二人に焚き口の上をやっていただきました。