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カンムリウミスズメ)群れが長崎県南九十九島海域で確認
2008/12/30
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20081225/04.shtml
天然記念物カンムリウミスズメ初確認 南九十九島で、ツクシガモも飛来
写真は省略しますが
初めて確認されたカンムリウミスズメ(上)と、ツクシガモ=南九十九島(西海パールシーセンター九十九島調査室提供)
佐世保市の西海パールシーセンター九十九島調査室は、国の天然記念物で環境省の絶滅危惧(きぐ)種に指定されているカンムリウミスズメの群れを、南九十九島海域で初めて確認したと発表した。環境省の絶滅危惧種で全長が六〇センチを超えるツクシガモが一昨年に続き飛来しているのも分かったという。
調査室によると、警戒心が強いカンムリウミスズメは日本近海の限られた岩礁で繁殖。瀬渡しでの海釣りなどの影響で営巣地の減少が危ぶまれている。九十九島では今月十六日に十五羽、十七日にも三十五羽を目撃。季節的な移動をしない留鳥(りゅうちょう)であることから九十九島に繁殖地があると期待している。
カンムリウミスズメについて文化庁文化財記念物課は「繁殖期以外は潜水して捕食するなど洋上で生活するため生態に不明な点が多い。太平洋側に分布しているようだが九州北部の離島にいるとも聞いていた。個体群が少ない希少種なので絶やさないよう見守ってほしい」と話した。
ツクシガモは主にユーラシア大陸などの温帯に分布。日本には冬鳥として渡来する。閉め切られる前の諫早湾の干潟が大規模な越冬地として有名だった。
良好な干潟が多い九十九島では一昨年十二月に十四羽を初めて確認。今年も十六羽が餌を捕ったり羽を休める姿が見られる。調査室は「冬越しが数年続けば九十九島が越冬地の一つである可能性が高まる。調査を継続したい」としている。


