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竹富町史西表部会)勉強会に飛び入りで参加しました
2007/09/14
今回、2007年9月は、文部科学省の科学研究費(「西表島の地名データベースの構
築」2007~2008年度)をいただいて、3年ぶりに西表島を訪れているのです
が、島に滞在中に、竹富町史の編さんのための、月例の西表部会という勉強会がある
というので、飛び入りで参加させていただきました。
そうしたら、熱心な島の方々や、学校教員、世話人の琉球大学教育学部の里井洋一
先生まで、10人ほどの集まりで、みんながいろいろなユンタク(ブレーンストーミン
グ)できるための触媒としてのテキストとして、なんと、『西表島の農耕文化』にも
収録した、拙著「西表島の焼畑」が使われていました。以前には、「西表島の稲作」
を使ってくださったこともあるそうで、たいへん、光栄に思いました。そして、誤り
の指摘などもあり赤面する場面もあって、地域研究者の責任ということを強く感じさ
せていただく機会となりました。
いまとなってはもう聞けない話の記録もあるわけで、その伝承をきちんと手渡して
いくためには、方言の発音やイントネーションなども論文だけでは伝わらないことが
よくわかり、またひとつの課題をもらいました。
里井洋一先生によると、島の若い人たちが自分たちの島の歴史を書くことができる
ようになるための取り組みだといいます。校長先生を退職したような方が書かれるも
のは、上手にまとまっている反面、土のかおりや潮風の雰囲気といった生活感覚に欠
けるものが多いと思っていますが、その限界を打ち破るかもしれない非常に意欲的な
取り組みとお見受けいたしました。結果がどのような印刷物になるかよりも、ユンタ
クそのものの楽しみと発見、それが島びと自身がみずからの地域史や地域研究への意
欲を高めていく機会となっているということが重要です。
添付の写真は、世話人の永岡久美子さんが撮影してくださったものです。



