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スペイン)県の国際交流員マリア・ロレンソさんの講演の記録(2003年6月6日)
2004/04/16
2003年6月6日 14時20分から県立大学のA32教室にて
100人あまりの学生・教職員が参加しました。
山口県国際交流員のマリア・ロレンソさんのお話をご紹介します。
マリアです。こんにちは。
スペインといったら、何をイメージしますか?
(会場から「フラメンコ!」の声あり。)
その他に、闘牛とかパエリアとかがあるでしょうか。
私自身は、闘牛には反対なので、その話はしません。
これがスペインの地図です。南の方のアンダルーシア地方は、パ
エリアがすごくおいしくて、フラメンコも盛んです。
言葉もいろいろ使われていますが、たとえば東北のカタルーニャ
地方の言葉は、私は聞いてもわかりません。読むこともできません。
そんなふうにいろいろです。アフリカに近いカナリア諸島やサルディ
ニアの島々もあります。
性格の違い
スペイン人の性格についてお話しましょう。スペイン人にとって
一番大切なのは、社会関係です。そのために双方向のコミュニケー
ションを大切にします。そして、ボディーランゲージが大事です。
そのやり方を説明しましょう。自分の意見は感情などを表すことが
必要です。相手の気持ちを聞くことは珍しくない、よくあることです。
コミュニケーションの壁(バリア)を切り開くことです。意思
疎通をはかる。
礼をもって率直に接する。もし激怒すればそれを表してもいいの
です。単刀直入にものを言います。
相手によって、顔やジェスチャーなどを自分で選ぶことも大事で
す。
愛情表現にはいろいろあります。愛してる、キスする、ハグする
ことは恥ずかしいことではありません。
自分を素直に表現できるようになるためには2つのポイントがあ
ります。自分ば何がしたいのか?とか、いろいろな質問を自分にし
ます。次に、相手がわかるように自分の考え方をくわしく述べてみる
ことです。ものごとを広い心で受け入れるということですね。
人間関係が深まる、強固な信頼関係を築くには、時間がかかる。
日本人はそういう性格になれていないですね。
猪又「慣れようと思います。」
そう。がんばってください(笑い)。
集団意識と友人関係
それと、日本人は集団意識がある、と私は思います。
あまり誤解が起こらない。友人関係を作れる。いくらか個人的に
も成長する。
ちょっと考えてみてください。あなたがスペインにきたらどうで
しょう。私の友達がマドリッドにいますけれど、2年ほどとても困
っていました。
キスとハグの練習
親愛の情をおもてに表すことは、とても大切なことです。ちょっ
と練習してみましょう。(学生、前に呼び出される)
あいさつの時は両ほほにひとつずつキスしないといけません。音
を
出してね。チュッ!チュッ!
アメリカ人のハグは表情が暗い。私たちはもっと明るく深くハグ
します。ぎゅーっ。
笑顔の裏に
日本人は自問自答をしないので、大事なことのうらにある理由を
分析できない。自分の意見を表さない。さらに、失礼ですけれど笑
顔の裏に感情を隠す
(笑い)。
単刀直入に伝えない。「ちょっと、んー。」と言われても、どう
いうメッセージかよくわからないんです。チーム単位で働くのも難
しいですね。
(ここから、猪又氏通訳。)
自分の感情をなんどもいって、何度も聞いて自分たちの感情を確
かなものにしていきます。
日本では、相手の気持ちをわかってほしい、ということが先にた
つようです。
通常は会話が表面的なものに終始して、大事な自分の感情を忘れ
てしまっています。
(通訳おわり)
ありがとございました。
ストレスから健康上の問題が起こることさえあります。これはど
の国もそうですけれど。
コミュニケーションが足りないと、自分の気持ちを表せないと、こ
まります。
翻訳を勉強しているとき、少し心理学を勉強しましたから。
日本人は外国に行ったらその国の暮らしに慣れるのは難しいです。
あまり昨日の夜は寝ていないので、済みません。蚊がいたから。
南スペインは暑く、北は雨がよくふります。
女性との交流
スペインにきて10ヶ月たちました。あまりたくさん交流してい
ないんですが、それでも日本人の知り合いたくさんできました。困
った時にもたいへん助
けてくれました。若い人も年取った人も女性です。とても優しくし
てくれました。女性の
方々はすてきだと思います。
外国料理に興味をもっている女性が多いのでびっくりしました。
着る洋服にしても話し方にしてもとても控えめな感じがして、慎重
な人柄だと思いました。
外国人の男に興味がある女性が多いですが、両親が反対するそう
なので、両親にいわないでつきあことが多いと聞きました。これは
とても残念なことです。
私たちなら、お父さんやお母さんの意見は大切にしますが、そう
いう恋愛については、自分の思うようにしますから、それは日本と
違いますね。
スペイン人はあけっぴろげな感じで、コミュニケーションと家族
関係はうまくいっています。
男性の比較
若い日本の男性と話す機会があまりないのですが、日本人の男性
は、どのように扱っていいかわからないでいるのではないか、と思
います。男女の関係に
慣れていないので、困難な状態になるのだ、といわれています。ど
うでしょうか。
スペイン人の女性の性格はすごく強い、というか意見や感情をよ
く表しますので、それ
に慣れていないと大変かもしれません。
スペイン人の男性は、日本の男性とはずいぶんちがいます。特に、
夫や恋人との関係が
違います。
地中海に面した所では、男達は女性を誉めるのが上手です。レデ
ィーファーストでないと、失礼になります。そんな時に、言った方
がいいです。
スペイン人は結婚していても、つきあっていても、異性の友達が
いるのは普通です。
異性の友達がいるのは問題ではありませんが、時々焼き餅をやく
ことがあります。わかります。ジェラシーになったら、普通は直接
にいいますよ。「ええ!彼女は誰?なんで?」ということは遠慮し
ないで言っていいです。
ボーイフレンド、ガールフレンドがいたら、人前で自分の感情を
表すのはとても自然ないいことです。私大好きなのに、日本ではそ
れを見たことないです
ね。結婚していてもいつも手をつないで歩いています。年齢にも関
係なく。
お見合いというのはスペインには、昔からありません。お金顔つ
き身分は日本ほど大切ではありません。心が大切ですが、学歴も大
切です。結婚に両親の
意見を求めるのは、南スペインの地方だけで、あとは自由です。都
市では結婚していない
カップルも多くいです。
結婚
今は男性も女性も結婚する年齢は平均で31歳ぐらいです。基本
的な理由は、
大学を卒業してから就職するのが遅くなるからです。勉強しながら
アルバイトは無理です。
授業は朝9時から午後4時まで。そのあとアルバイトをしたら勉
強する暇がありません。
医学とか法律とか通訳とかを勉強したらバイトする時間はありま
せん。
住居はすごく高くて、買うのは難しいです。結婚する準備ができ
るまで5年間ぐらい待つことも普通です。
結婚することは、日本人にくらべれば、それほど大事ではありま
せん。男で料理ができる人が多いから。
離婚率は16%。EUは35%ぐらいですからそれでも低い方に
なります。
スライドとビデオを見てください。
(バルセロナのサグラダファミリア教会からはじまって、家庭生
活におよぶまでのたくさんのスライドが紹介されました。)
(ビデオは、マドリッドの紹介でした。)
最後に、乗りのいい音楽で踊るのを指導してもらって、全員で踊
りまくって散会しまし
た。
マリアさんは、8月上旬帰国、2週間後には代わりの方がスペイ
ンから山口に来られるそうです。
猪又さん、環境デザインのみなさん、ありがとうございました。
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〒753-8502 山口市桜畠3-2-1
山口県立大学学長企画室WG
『スペイン、ナバラ州立大学姉妹校提携推進班』
委員長(当時) 安渓 遊地 Ankei Yuji
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