環境問題)2006年後期・無記名のコミュニケーションボード(6~10回目)12/6日版]
2006/11/14
安渓コメント
授業計画と1回目から5回目のコメントは、http://ankei.jp/yuji/?n=261をごらんください
第10回講義(2006年12月6日実施)
たのしそうに語るログハウスづくりの岡部さん。1番力をいれておっしゃったこと
は、ハゼの実ろう復活委員への参加の呼びかけでした。ニュースレターにさっそく授
業風景の報告が載っていました。
◎環境によいストーブと言うことで、ペレットストーブの存在をはじめて知りまし
た。
こんなに良いものがあったとはと驚きましたが、値段にも驚かされました。家を建て
ることができたら、このストーブを使いたいなと思いました。また、ハゼの実ろうそ
くでは、ハゼがどんなものかも知らなかったのに、実際に実を見たりさわったりでき
て、良かったです。ろうそくは普通のものと違って、とてもすてきな印象を受けまし
た。
◎ペレットストーブの存在を初めて知りました。あの木片みたいなのは周りがプラ
スチックみたいなものでできていましたが、そのまま木を燃やすよりあの木片にする
ことで何か利便性があるのでしょうか??←安渓コメント。圧縮され、乾燥しているの
で、煙がほとんど出ず、安定してもえ、しかも得られるカロリーが一定という利点が
あります。薪は、乾燥度合いによって効率がどえらく違います。
◎ペレットストーブはとても素敵なものだと思った。将来的には購入したいと思っ
た。前には、ログハウスのことが、別荘として、使えると思って、北欧やアメリカで
よく見られるが、日本のような湿潤、多雨のところが木材を厳しい選べなければなら
ない、あまり似合わないと思っていますが今回の話を聞いて、専門の方がいらしゃっ
たら、映画しか出た来ない画面が、現実でもなれるようになります。
◎蝋燭の小さなあかりなのに、見ているだけで暖かい気持ちになりました。自然の
もつ潜在的な人を癒す力に驚くことばかりです。時には自然のあかりを楽しむのもい
いかもと思いました。
◎わたしの中でログハウスといえば、別荘とかのイメージで直感的に高そうだと思
いました。全部木でできていて何かの物語にでてきそうで、自分の今の生活とはかな
りかけ離れているなぁ‥って思いました。でももしログハウスに住めるのなら、木の
すごくいいにおいがして安らげそうです。本当に木でできてないものでも、木の模様
をしているとなぜか落ち着くし、あの木独特のにおいがあれば本当に心から落ち着け
るだろうなぁと思います。それと、ローソクは人の気持ちを素直にするといっていた
けど、暗やみで1本のローソクを見ていたらその火に気持ちが集中して他のことを考
えずにすみそうなので本当にいいなぁと思います。
◎ハゼはかぶれることがあるのであまり近くで見ることはなかったけど、講義の中
で精神的な要素が強く関係していることやハゼの実が蝋燭になるのは知らなかった。
私は昔からログハウスに暖炉という家に憧れています。今では薪ストーブやフェレッ
トを使ったのもがあるんですね。しかも遠赤外線で体にいい、そして暖かいというの
を聞いてますますその魅力にとりつかれました。いつかフェレットストーブか薪ストー
ブ手に入れたいです
◎ペレット燃料にとても興味がわきました。高齢者でも気軽につかえると思います。
普及が進んでほしいです。
◎とても楽しんで活動されているのだと思いました。ペレットストーブは、薪ストー
ブに比べたらコストはかかるものの、高齢の家庭だとすごくいいと思いました。
ログハウスが一般的になってきたことは知りませんでした。ハゼの実をろうそくにす
るのはどのくらいの値段になるのかが気になりました。
◎ログハウスは昔から木が全面に使用されていて温かみがあふれていて、興味があっ
たので実際に携わっている方のお話が聞けて良かったです。ハゼというのは今まで魚
のハゼしか知らなかったので、植物にもあると知り驚きでした。
◎今日のお話の中で「自然が好きで、木が好きで・・」という言葉がとても心に残
りました。好きな事を仕事にしてとても生き生きしてまた色々な活動をされていてと
ても魅力的な生き方をしているなと感じました。ペレットというものは今日初めて知
りました。まだあまりメジャーではないですが、ストーブもかわいくてこれからメジャ
ーになるかもな、と思いました。しかし今日は環境にいい、というポジティブな面だ
け聞いてコストやそれを燃やしてでる二酸化炭素などのネガティブな部分も知りたい
と思いました。あとBBQの豚がとてもかわいかったです。お庭にほしい・・・・と思
わずつぶやいてしまいました。オーストラリアなどの国では一家に一台BBQの台があ
るのが当たり前ですが日本ではあまり見かけないので、どれくらい売れているのかな、
と疑問に感じました。←木や草や竹は、大気中の二酸化炭素を植物が固定してできた
もの。森や草原が回復可能な範囲でそれを燃やしても循環の中にあるので、二酸化炭
素の増加にはつながりません。そこが、地下資源を燃やすことと根本的に異なるので
す。
◎今日の岡部さんのお話は良かった。ログハウスは私の田舎の近くにも幾つかあり、
風情だなと思っている。緑に囲まれて、たたずむその姿は、風情的雰囲気を醸し出し
ているからだ。 さて、今日のお話で印象に残ったのは、ストーブの話ともう一つで
ある。 最初は、好きでやっている仕事は商売にならないというものである。そうい
う面が好きな仕事ではあるのかと思った。好きだからこそ一生懸命やるから、商売に
なるのでは?とずっと思っていたので、この話は新鮮な衝撃だった。しかし、そうは
言いながら、楽しそうにお話していた岡部さんの表情は生き生きとしていた。好きな
仕事だから、商売にはならなくても楽しく活動できるのだと思う。そうでなければ、
商売にならないばかり強調しているはずの岡部さんの顔が楽しそうな顔になるとは思
わないから。この事について、安渓先生はいかが思われるでしょうか?私も好きな仕
事をやりたいと思う。 またログハウスのお客さんは、夢を見ているので、現実に戻
すのも私達の役目だという事も印象に残った。これは、何もログハウスに限った事で
はなく、一戸建てを建てるときもそうだろう。私の家族もそんな感じだった。プロた
るもの、そこはしっかりとハッキリさせておかないといけない。説明責任がシッカリ
となされていれば、信頼関係が構築出来ると思う。 次に、ストーブの話だが、薪ス
トーブは遠赤外線効果で部屋全体でポカポカして暖かいが、エアコンはその部屋だけ
が暖かいという。確かに、その通りだと思った。エアコンしている部屋から出ると、
物凄く寒いから。また、ペレットストーブというストーブの存在を初めて知り、実際
にペレットに触れる事が出来たのも良かった。また、ハゼの実ロウにも触れる事が出
来たのは良かった。 この授業は講義だけでなく、こういった直接見たり触れたりす
る事が良いところだと思った。百聞は一見に如かずを地でいっている。この授業は、
体験型の授業にもしていけばより濃い授業になると思うが、安渓先生はいかがお考え
でしょうか? 最後に、笛はお上手でした。もう毎回、何かを弾いて授業の開始とす
ればよいのではないでしょうか?チャイムで始まるよりも心地よい演奏で始まった方
がいいような気もしますが・・・。
◎自分も「ログハウス=青い芝生&白い犬」的な、極度に美化されたイメージを持っ
ていました。言われてみれば、泥が建設中の家に飛び散らないワケがないですね。
◎はぜの実ろうそくの火はとても和みました。ところで、ペレットは燃やしたとき
に何か出るのですか?
◎薪ストーブは普通の暖房器具より良いと聞いたのでほしいと思いましたが高いの
で……もうちょっと安かったら買いたいなぁと思いました。
ログハウスは木の温もりを直接感じられるので住んでみたいという憧れがありました。
また、最近キャンドルにはまっているので、キャンドルの光は癒されるということに
共感しました。回されていたキャンドルは芯が太いので炎が大きく少し怖かったです。
◎ペレットストーブというのを始めて知りました。また、ログハウスにペレットス
トーブというのは、優雅な生活というイメージですが現実はそうではないことも分か
りました。実家は、石油ストーブでその上でお餅を焼くのが楽しみなのですが、やは
り、薪ストーブには憧れます。また、正月にお餅をつくために、もち米を炊くのは、
炭で炊きます。その火の番をするのが楽しみで、火を見ているとほんとに気持ちいで
す。
◎パンフレットを見て、こんな家に住めたらいいなと思いました。手作りのロウも
素朴な自然感があって、とても良かったです。
家の仕組みがよくわかりました。
◎たのしそうに語るログハウスづくりの岡部さん。1番力をいれておっしゃったこ
とは、ハゼの実ろう復活委員への参加の呼びかけでした。ニュースレターにさっそく
授業風景の報告が載っていました。
◎環境によいストーブと言うことで、ペレットストーブの存在をはじめて知りまし
た。こんなに良いものがあったとはと驚きましたが、値段にも驚かされました。家を
建てることができたら、このストーブを使いたいなと思いました。また、ハゼの実ろ
うそくでは、ハゼがどんなものかも知らなかったのに、実際に実を見たりさわったり
できて、良かったです。ろうそくは普通のものと違って、とてもすてきな印象を受け
ました。
◎ペレットストーブの存在を初めて知りました。あの木片みたいなのは周りがプラ
スチックみたいなものでできていましたが、そのまま木を燃やすよりあの木片にする
ことで何か利便性があるのでしょうか??←安渓コメント。圧縮され、乾燥しているの
で、煙がほとんど出ず、安定してもえ、しかも得られるカロリーが一定という利点が
あります。薪は、乾燥度合いによって効率がどえらく違います。
◎ペレットストーブはとても素敵なものだと思った。将来的には購入したいと思っ
た。
◎前には、ログハウスのことが、別荘として、使えると思って、北欧やアメリカで
よく見られるが、日本のような湿潤、多雨のところが木材を厳しい選べなければなら
ない、あまり似合わないと思っていますが今回の話を聞いて、専門の方がいらしゃた
ら、映画しか出た来ない画面が、現実でもなれるようになりなす。
◎蝋燭の小さなあかりなのに、見ているだけで暖かい気持ちになりました。自然の
もつ潜在的な人を癒す力に驚くことばかりです。時には自然のあかりを楽しむのもい
いかもと思いました。
◎わたしの中でログハウスといえば、別荘とかのイメージで直感的に高そうだと思
いました。全部木でできていて何かの物語にでてきそうで、自分の今の生活とはかな
りかけ離れているなぁ‥って思いました。でももしログハウスに住めるのなら、木の
すごくいいにおいがして安らげそうです。本当に木でできてないものでも、木の模様
をしているとなぜか落ち着くし、あの木独特のにおいがあれば本当に心から落ち着け
るだろうなぁと思います。 それと、ローソクは人の気持ちを素直にするといっ
ていたけど、暗やみで1本のローソクを見ていたらその火に気持ちが集中して他のこ
とを考えずにすみそうなので本当にいいなぁと思います。
◎ハゼはかぶれることがあるのであまり近くで見ることはなかったけど、講義の中
で精神的な要素が強く関係していることやハゼの実が蝋燭になるのは知らなかった。
◎私は昔からログハウスに暖炉という家に憧れています。今では薪ストーブやフェ
レットを使ったのもがあるんですね。しかも遠赤外線で体にいい、そして暖かいとい
うのを聞いてますますその魅力にとりつかれました。いつかフェレットストーブか薪
ストーブ手に入れたいです
◎ペレット燃料にとても興味がわきました。高齢者でも気軽につかえると思います。
普及が進んでほしいです。
◎とても楽しんで活動されているのだと思いました。ペレットストーブは、薪ストー
ブに比べたらコストはかかるものの、高齢の家庭だとすごくいいと思いました。
◎ログハウスが一般的になってきたことは知りませんでした。ハゼの実をろうそく
にするのはどのくらいの値段になるのかが気になりました。
◎
◎ログハウスは昔から木が全面に使用されていて温かみがあふれていて、興味があっ
たので実際に携わっている方のお話が聞けて良かったです。ハゼというのは今まで魚
のハゼしか知らなかったので、植物にもあると知り驚きでした。
◎今日のお話の中で「自然が好きで、木が好きで・・」という言葉がとても心に残
りました。好きな事を仕事にしてとても生き生きしてまた色々な活動をされていてと
ても魅力的な生き方をしているなと感じました。ペレットというものは今日初めて知
りました。まだあまりメジャーではないですが、ストーブもかわいくてこれからメジャ
ーになるかもな、と思いました。しかし今日は環境にいい、というポジティブな面だ
け聞いてコストやそれを燃やしてでる二酸化炭素などのネガティブな部分も知りたい
と思いました。あとBBQの豚がとてもかわいかったです。お庭にほしい・・・・と思
わずつぶやいてしまいました。オーストラリアなどの国では一家に一台BBQの台があ
るのが当たり前ですが日本ではあまり見かけないので、どれくらい売れているのかな、
と疑問に感じました。←木や草や竹は、大気中の二酸化炭素を植物が固定してできた
もの。森や草原が回復可能な範囲でそれを燃やしても循環の中にあるので、二酸化炭
素の増加にはつながりません。そこが、地下資源を燃やすことと根本的に異なるので
す。
◎今日の岡部さんのお話は良かった。ログハウスは私の田舎の近くにも幾つかあり、
風情だなと思っている。緑に囲まれて、たたずむその姿は、風情的雰囲気を醸し出し
ているからだ。 さて、今日のお話で印象に残ったのは、ストーブの話ともう一つで
ある。 最初は、好きでやっている仕事は商売にならないというものである。そうい
う面が好きな仕事ではあるのかと思った。好きだからこそ一生懸命やるから、商売に
なるのでは?とずっと思っていたので、この話は新鮮な衝撃だった。しかし、そうは
言いながら、楽しそうにお話していた岡部さんの表情は生き生きとしていた。好きな
仕事だから、商売にはならなくても楽しく活動できるのだと思う。そうでなければ、
商売にならないばかり強調しているはずの岡部さんの顔が楽しそうな顔になるとは思
わないから。この事について、安渓先生はいかが思われるでしょうか?私も好きな仕
事をやりたいと思う。 またログハウスのお客さんは、夢を見ているので、現実に戻
すのも私達の役目だという事も印象に残った。これは、何もログハウスに限った事で
はなく、一戸建てを建てるときもそうだろう。私の家族もそんな感じだった。プロた
るもの、そこはしっかりとハッキリさせておかないといけない。説明責任がシッカリ
となされていれば、信頼関係が構築出来ると思う。 次に、ストーブの話だが、薪ス
トーブは遠赤外線効果で部屋全体でポカポカして暖かいが、エアコンはその部屋だけ
が暖かいという。確かに、その通りだと思った。エアコンしている部屋から出ると、
物凄く寒いから。また、ペレットストーブというストーブの存在を初めて知り、実際
にペレットに触れる事が出来たのも良かった。また、ハゼの実ロウにも触れる事が出
来たのは良かった。 この授業は講義だけでなく、こういった直接見たり触れたりす
る事が良いところだと思った。百聞は一見に如かずを地でいっている。この授業は、
体験型の授業にもしていけばより濃い授業になると思うが、安渓先生はいかがお考え
でしょうか? 最後に、笛はお上手でした。もう毎回、何かを弾いて授業の開始とす
ればよいのではないでしょうか?チャイムで始まるよりも心地よい演奏で始まった方
がいいような気もしますが・・・。
◎自分も「ログハウス=青い芝生&白い犬」的な、極度に美化されたイメージを持っ
ていました。言われてみれば、泥が建設中の家に飛び散らないワケがないですね。
◎はぜの実ろうそくの火はとても和みました。ところで、ペレットは燃やしたとき
に何か出るのですか?
◎薪ストーブは普通の暖房器具より良いと聞いたのでほしいと思いましたが高いの
で……もうちょっと安かったら買いたいなぁと思いました。
◎ログハウスは木の温もりを直接感じられるので住んでみたいという憧れがありま
した。また、最近キャンドルにはまっているので、キャンドルの光は癒されるという
ことに共感しました。回されていたキャンドルは芯が太いので炎が大きく少し怖かっ
たです。
◎ペレットストーブというのを始めて知りました。また、ログハウスにペレットス
トーブというのは、優雅な生活というイメージですが現実はそうではないことも分か
りました。実家は、石油ストーブでその上でお餅を焼くのが楽しみなのですが、やは
り、薪ストーブには憧れます。また、正月にお餅をつくために、もち米を炊くのは、
炭で炊きます。その火の番をするのが楽しみで、火を見ているとほんとに気持ちいで
す。
◎パンフレットを見て、こんな家に住めたらいいなと思いました。手作りのロウも
素朴な自然感があって、とても良かったです。
◎家の仕組みがよくわかりました。
第9回
◎その土地の風土にあった生活をしていくということがいかに豊かなことであるか
を、ひしひしと感じました。 自然のままに生きていくのはあこがれです。
◎海外の環境問題への取組みを見るのもいいと思いましたが、自然環境や気候、伝
統や文化の違いから、何を取り入れるのがいいのかを簡単には決められないと思いま
した。
ス ペインのナバラ州の気候が山口に似ているとは知りませんでした。しかも、スペ
インにも砂漠があると聞いて驚きました。すごく行ってみたいと思いました。移 動
式の車椅子用トイレとはどういうものなのかよくわかりませんでした。あと、ナバラ
州があんなにも環境にもいい取り組みをしているとは知りませんでした。 メディア
ではあまり取り上げてられていない気がしたので、もっとナバラ州の環境への取り組
みの素晴らしさを全世界に知ってもらいたいと思いました。
◎風力発電の話でナバラには2000本も立てられていることを知り、同時に町の近く
に立てられているのに驚いたが、町の人たちが安全に電力を造ることができると知る
ことができるので安心して暮らせる工夫をしていると思いました。
授業中に見せた写真からは、民宿のことが気になりました。過疎化のところにそうい
う民宿があれば、地元の人に地域の活力を感じさせた同時に、そこへ行く人に心をリ
ラックス場所も作ります。でも日本の民宿は高そうと思っています。
◎火力や原子力発電などをしないナバラ州はすごいと思いました。ナバラで行われ
ていることを日本で行おうとしても土地や気候、人々の考え方も違います。なので、
日本で出来る日本の風土に合ったナバラにも負けないような取組みを1つでも増やし
ていきたいと思いました。
先生方がスペインと交流していたことは知っていましたが まさかスペインでこのよ
うなことが行われてるとは思いもしませんでした。 環境問題とは、ささいなことか
ら解決できるときもあるし、時には大きな問題にぶつかることもあるんですね。
◎スペインのなばら州の環境問題への配慮はすばらしいと思いました。しかし、日
本で風車をたてるには電線や土地をみつけても、送電のほうがかかると思いました。
◎ス ペイン全体でナバラのような取り組みをすればかなり自然破壊や二酸化炭素
が減らせるのではないかと思いました。同時に風力発電の限界や問題点も聞き、エ
コ・エネルギーの難しさもわかりました。人類だけでなく自然や動物にとっても良い
エネルギーを考えなければいけない時代になっているのだと感じました。
◎山奥の中にポツンと一軒だけ家が建っているのをみて 、日本の過疎とは桁違い
だと思いました。周りに家がないと、いざというときどうするのだろうと思ってしま
いました。あとスペインでは、オマルまでもが部屋 の飾り物になってしまうと聞い
てちょっとびっくりしました。でも部屋がいろいろときれいにされているので、オマ
ルでもさまになるなぁと思いました。
スペインには行った事もなくどのような所かあまり分かりませんが、とても環境に
ついて市民の人の意識が高いように感じました。 写真を沢山紹介してくれたのでど
のような所か分かりやすかったです。風力発電であれだけの電力を賄えるのにとても
驚きました。 ナバラ人々やそこの政府関係の人の新しいものに対するラフな様子や
環境を一番に考えている姿勢が生んだ結果だと思います。私もナバラの農家民宿に行
きたいと思います。とても魅力的でした。でも一泊だいたいいくら位するのかか気に
なりました。
安 渓先生の奥様、貴子先生が遂に登場された。いつ講義なさるのだろう?と思って
いたところにこれ。驚きだった。講義内容は、スペインナバラ州の事がよく伝 わっ
てくるものだった。山口と姉妹都市であり、ヤマグチの名前が使われていた事に驚い
た。それ以上に驚いたのは、風車発電が発達していた事だ。資料のあの 表を見ても
分かる通り、自然の力を上手く借りていると思った。問題も色々あるようだが、自然
を上手く使う事には日本も見習わなければならないだろう。欧州 と日本の自然エネ
ルギーの扱われ方が全く違っている事にも驚いた。なるほど。欧州では自然エネルギー
が発達するわけだ。まあ、これも上からの急の取り組み なので、なかなか目標達成
出来ないようだ。やはり下から動かないといけないということだ。 安渓遊地先生の
授業の最後のコメントに、地球規模で考えていく事は個人の力では出来ないというも
のがあったが、これには私も同感だ。いくら地球の環境が汚 染されている、何とか
しようと思っても、一人でやれる事は限られる。だから、一人でやれる事をそれぞれ
でやって、その集まりが最終的に地球を守る事に繋が れば良いのではないだろうか。
当然、これは一人一人がいかに環境問題を意識するかにかかってくるわけだが。「T
hink globally,Act locally.」とよく言われているが、
そうではなく、「Think locally,Act locally.」なのだ
という話を聴いたが、私もそう 思う。生涯学習論の授業でも先生が「Think
globally,Act locally.」と唱えられているが、まずは自分の
足元を固めて、地に足を つけて一歩ずつ歩いて行く事が大切なのではないかと常々
思っているからだ。locallyな事が出来たのならば、次にgloballyな
事をしていけばよ いのである。最終的にはglocallyになるかも知れないが、
まずはlocallyだろう。 最後に、安渓先生と奥さまの貴子先生の仲の良さが
写真からも今日のお2人のやり取りからも伝わってきた。まさにおしどり夫婦とはこ
のことを言うのだろう。 仲睦まじいお二人を見て微笑ましくなった。また、お互い
を高めあっているとも思った。私も大学時代はそういう彼女は出来なかったが、将来
はそういう女性を 妻にしたいものだ。まずは、自分を磨く事が必要なのだと感じて
いる今日この頃。
安渓先生、何かいいアドバイスはありませんでしょうか?(笑)
風力発電の風車がたくさん並んでいる写真がとても印象的でした。出来れば動画で
見たかったですけど。
ナバラの民宿は、建物や中のインテリアも古いものを上手く活用していた。新しいも
のが良い訳ではなく、その場所に合った自然なものがいいのだと思った。古いものを
利用し大切に長く使っている所が良いと思った。
古いものと考えてしまえば、捨ててしまいがちだけれども、アンティークものと考え
れば、まだおしゃれに使えるものはたくさんあるんだなと思いました。
◎スペインのナバラでの風力発電は以前先生が言われたときから感心して興味を持っ
ていましたが、今日またその話を聞いてますます興味を持ちました。私もナバラへ行っ
てみたいです!!
◎私 は佐賀県出身ですが佐賀県では原子力発電を率先して作ろうとしています。
今回の講義を受けて、原子力よりも再生可能エネルギー発電の方を優先的に作って欲
しいと思いました。原子力発電はコマーシャルで安全を強調していますが、やはり
原子力のエネルギーは大きいもので完全に安全とは言えません。万が一事故が 起き
たことを考えると恐ろしいです。今や電気は私たちの生活において必要不可欠なもの
なので、そういうものこそ安全で安心して使えるものが良いと思いまし た。
自分たちのできることを自分たちの地域からはじめることが大切だと思う。まずは足
元を見なければならない。そういう人たちが外国にいることを興味深く聞いた。
地球環境のレベルでやることは難しく、それよりも地域レベルで行動を起こしたほう
がより効率的ではないでしょうか、という考えに私も賛同です。
外国にやまぐちの名前があることに驚きました。
ナバラの農家民宿は、どれも様々な工夫がなされていて非常に魅力的でした。いつか
行ってみたいなぁ…。
環境問題第8回(2006年11月22日)渡辺信さんの「化学傷害(CS)を生きる」への感
想
安渓のコメント
CSのため転地先を探して昨年あったか村に訪ねてこられた方の中に、あったか村で
も耐えられなかった方があります。針葉樹の植林地から流れてくる水が体にしみて痛
いということでした。勤務先の京都の大学で、壁の塗り替えをされて、やめてくださ
いと上司にたのんで了解という返事だったのに、結局は強行され、その結果、体中が
真っ赤にただれて、それが破れて夜もねられず、強いステロイド剤ももはやきかず、
とてもつらい症状だけでなく、病院そのものにも耐えられず、汚染の少ない場所を探
してフィリピン、台湾あたりまで足を伸ばして転地先を探しましたが、アシスタント
のたばこにやられて断念。西日本をさがして、奄美大島の南の加計呂間(かけろま)
島までいって、そこで化学物質にさらされない暮らし(清水をのみ、古い家に住み…
…)をするうちに、みちがえるほど元気になった方にこの夏お会いしました。ただし、
隣の家が改装したら、家では寝られなくなってしまって、森の中に留めた車で寝起き
して、家には食事づくりと風呂に帰る程度にしている、というたよりをもらいました。
学者らしく、その経過を写真入りで報告するレポートを発表されるとのことです。
学生のコメント
◎ただの風邪だと思っていた症状が、化学物質過敏症だったというほど気が付かな
い症状だと知り、誰がいつ罹るかわからないという点がとても怖いなと思いました。
また転地療法ということも難しく、あまり人々に理解されにくい病気だと他の病気よ
りも困難なことが多くなるということが分かりました。私たちはいろいろなことを知
り、協力し合うということをまだまだ学ばなければならないと感じました。
◎化学物質過敏症は私たちには理解することは難しいけれども、当事者にはつらい
ものなんだなと実感しました。身近なものにも、いろいろな化学物質でていることを
しり、いずれはみな(体の受容限度の)ビーカーをこえてしまうかなと不安を覚えま
した。
◎コンビニのものを買うより、自分で作った方が断然良いと思っていたので、たと
え栄養価は高かったとしても、添加物の量は同じくらいというのには、ショックでし
た。また、自分がいつ化学傷害になるかということを考えたら、恐ろしかったです。
自分の身近なものでもいろいろ原因になるものがあることがよく分かりました。←安
渓コメント。だから、由来のはっきりした材料が手に入る機会を大切にする必要なる
のだと思います。
◎CSはなかなか聞くことがない障害なので一般の人が理解することは大変だと思い
ました。わたしの周りにもCSの人は一人もいません。でもこのような障害をみんな
もっと知るべきだと思いました。
◎化学物質過敏症の方たちにとっては今の世の中は危険がいっぱいだと思います。
もっとすべての人が住みよい環境になったらいいなと思いました。
◎科学物質はいまや私たちの生活の中にたくさんあふれているので、その中で化学
物質過敏症は非常に重大な症状だと思いました。自分もいつそのような状況になって
もおかしくないことを考え、身の回りの生活を見直そうと思いました。←安渓コメン
ト。そのように自分のこととして聞いてくださったらありがたいとおもいます。
◎自分自身現在の生活において(特に一人暮らしをはじめてから顕著に)食品添加
物を意識しないうちに摂取していることを怖いと思いました。知らないうちに蓄積さ
れていっているのだろうなと思い、気をつけようと思いますが、やはり手軽なレトル
トなど添加物の入ったものを選んでしまうのが現状です。便利になるほど、健康が害
されていくのが困りものです。
◎科学物質過敏症は田舎に住むと治るとただ単に思っていましたが、今回の講義で
必ずしもそうではないということがわかりました。自分の中のビーカーがいっぱいに
なってあふれ出ることがないように今、しっかりと周りに出来るだけ化学物質が使わ
れているものを避けるなどをして気を配りたいと思いました。
◎実際に化学物質に悩んでいる人の話はとても勉強になった。私は島根県の大田市
という自然豊かな場所に住んでいる。思えば、初めて東京に行ったときは空気に違和
感を覚えた。そうした意味では私も都会で生活すれば、化学物質過敏症になる恐れが
あるのではないかと感じた。
◎実際に化学傷害になられた方のお話を聞くことで、化学傷害の怖さを実感しまし
た。外科、歯医者の治療ができなくなるということに、最も衝撃を受けました。授業
が終わって、身の回りに化学物質を含むものはどこにあるだろうと考えてみると、衣、
食、住ありとあらゆるものに化学物質が使われていることに気づきました。また、化
学物質の使われているものは買わない、使わないことは、化学物質を含むものを作っ
ている企業に利益を与えず、グリーン購入にもなるし、歯磨き粉や合成洗剤を使わな
いことは水を汚さないことやごみを減らすことになって、いろいろないいことにつな
がると思いました。まずは歯磨き粉を使わないことから始めて、これから化学物質を
体に入れない生活に変えていきたいと思います。
◎化学傷害の原因がとても良く分かりました。
◎今日の話は自分にとっても興味深いものでした。自分もアトピー、花粉症とアレ
ルギーを抱えているので今日の話は自分にも経験がある話でした。香水のにおいや、
タバコの匂いなどをかぐと場合によっては頭痛が起こるので化学物質には弱いほうで
す。科学が発達すると同時に人間も従来持っていなかった病気にかかるようになるの
だなと思いました。
◎私は化学物質の臭いが好きみたいです…。でも、身体に悪いみたいなので、今度
から気をつけて自分から嗅がないようにしたいと思いました。
◎安渓先生、18日のあったか村訪問はいかがでしたか?雨が降り、寒くなってま
したが、あったか村では文字通り温かかったでしょうか?(←安渓コメント。実はとっ
ても寒くて、薄着の人たちは震え上がっていました!)
今日の渡辺さんのお話を聴くと、今の世の中、化学物質だらけという事になる。い
や、実際そうなのだろうが、まさか歯磨き粉にも有毒な化学物質が含まれているとは
思わなかった。
また、新築に関してだが、私の家族は、一戸建てに2002年に移り住んだのだが、
母親の体調が更に悪化していったように思う。仕事疲れ、精神的ストレス、年齢によ
るものだと思っていたが、もしかしたら化学物質に弱い体質で、新築に反応してしまっ
たからなのかも知れない。さらに言うと、私は、引っ越し当時は浪人生だったのだが、
アトピー性皮膚炎が前より酷くなった。これも最初はストレスから来るものだと思っ
ていたが、今日のお話を聴いて、私も何らかの反応をしてしまったのだろうかと思っ
た。まあ、受験が終わったらよくなり、今では治まっているので、精神的ストレスだっ
たのだろうと思っているが。ただ最近、目がチクチクしたり、目がむずがゆくなった
りして、また目も痛くなる時があり、その場合、目の奥の方が痛く、頭痛に繋がると
いう症状が出ている。まさかこれは、化学物質に反応してしまっているのだろうか。
渡辺さんの夢は素晴らしいものであり、化学物質過剰反応者にとって避難場所は最後
の砦でもあるので、実現に向けて一歩ずつ邁進していって欲しいと思った。
◎自分はこの講義を受けて初めて、化学物質過敏症という病気(?)を知りました。
車椅子の方にはスロープなど、目の見えない方には点字ブロックなどといった配慮が
必要なように、化学物質過敏症の方にも、健康被害のないモノで建築・製造する必要
があると思いました。もっとも、講義の中で仰ったように「社会的に認知されないと
…」ですが…
◎化学物質過敏症がいかに大変な病気かきちんと理解できたと思います。多分、日
本中に自分はその病気だと意識していない潜在患者がかなりいるのではないかと思い
ました。
第7回授業(2006年11月15日)白松博之さんの農家民宿を始めた苦心談
豊作貧乏を防ぐため、関東地方では白菜の踏みつぶしが始まっています。「ハクサイ豊作、産地では泣く泣く廃棄処分」という記事が朝日新聞に載っていました。http://www.asahi.com/life/update/1128/003.html
みなさん、いかが思われますか。
◎あんなにも大きい白菜は初めて見ました。大きいので味は違うのだろうかと思い
ました。私は生まれが山口県なので、他の県で暮らしたことがありません。だから山
口の魅力と聞かれても、なかなかうまく説明は出来ないのですが、たまに他県に旅行
して山口に帰ってくると、ホッとします。それが魅力であり、白松さんが言われてい
た「外からの目でいいところをみつけてもらう」というのにつながっていると思いま
した。またあの大きな白菜は愛情がたっぷりつまっているんだなと思いました。
◎白松さんの話を聞いているととてものどかな風景が想像できてよかった。
◎以前、何かの本で、農家民宿の話が載っていて、それを経営している人たちが、
とても楽しそうで気になっていました。その話が聞けて、良かったです。また、様々
なイベントを実行するより、田舎の暮らしというようなことを体験することの方が良
いというのが、印象的でした。今、この身の回りにある風景を楽しむということをし
てみたら、何か発見があるかな、と思いました。
◎便利な生活になれてしまっているので、山村・農村・漁村の樵屋さんのような民
宿にお邪魔してみたいとは思いますが、長いことは生活をしきれないだろうなと思い
ます。やっぱり世代もあるんでしょうか。もっと大人になったらそういう生活に憧れ
るのかもしれません。大分山口にも慣れて来て好きになってきたけれど、やっぱり実
家福岡が懐かしいです。成長してきた場所というのも考え方に関わってくるかもしれ
ません。そのうちきっと田舎が恋しくなるはず。…と書くともしかしたら田舎(?)
の人に失礼なのではと思ってしまうときがあります。大丈夫でしょうか…。
◎友達が白松さんから頂いた大きな白菜を明日、鍋にして食べます。白松さんは車
椅子にのっていますが、野菜を育てるのは大変ではないのでしょうか??奥さんが野菜
を育ててくれているのでしょうか??ふと、疑問に思いました。あのアンケート結果ぜ
ひ参考にしてほしいと思いました。←あんけいコメント。白松さんのところの野菜づ
くりは、今では息子さんが中心です。ただし、手抜き農業をしている我が家では、稲
を育てているのは、おてんとうさまで、人間は、その受け皿としての田んぼを作って
いるだけという昔の人の考え方を実感します。いまでも、「いねうえ」といわず、田
植えというじゃありませんか。
◎今日の講義では白松さんの樵屋の話を聞いて日本人の方だけでなく外国から来て
いることを知り、異文化との交流もあるのだなと思った。また、白菜の大きさにも驚
いた。
◎阿武町のよさを、自分たちの住在地域の良さを有効に活用しているとおもった。
また、農家民宿をやるうえで、努力をして風景でくりをしていることを初めて知った。
◎白菜おいしそうでした。
◎白菜は大きすぎると出荷できないとは知りませんでした。樵の家は昔の祖父の家
に似ていたので懐かしかったです。白松さんはあの家を通してさまざまな活動をされ
ているんだなと思いました。
◎とにかく白菜の大きさに驚きました。
◎今回と以前のお話を聞いているうちに凄く、阿武町の民宿に行きたくなりました。
でもバイトがあるので行けません‥きっと普段体験できない事ができ、感じられると
思います。せめてみんなの素敵な体験談が聞けたらいいなと思います。
◎最初はあのような小さな村でグローバル交流を行うなんて無理があるのではない
かと思っていましたが、今回のお話をだんだん聴くにつれて、普通の旅館とは違い、
農家民宿のようにお互いに助け合いながら生活することの方がうわべだけではない交
流ができるんだということがわかりました。
◎
◎私の実家も今日見せていただいた写真のような田舎にあります。写真を見ていて、
懐かしくなリました。また、最近では過疎化が問題となっていますが、私は改めて都
会ではなく、田舎に住みたいと思いました。
◎ポジティブリスト制というのを始めて知りました。また、野菜についても虫の食
べた跡があれば農薬を使っていないと言うわけではなく、出荷できるぎりぎりまで農
薬を使っても虫がついたという場合と完全に管理された状態できれいな野菜があるの
で一概には言えないことがわかりました。そのため、生産者と消費者の信頼関係の重
要性を知りましたが、それはなかなかできるものではないことも同時に感じました。
◎あんな大きな白菜ができるなんて素敵だなと思いました。
◎農家民宿を運営しようと思っても簡単にはできないのだとよく分かりました。行
政が関わってくると、とたんに窮屈になるのだなと思いました。農薬=化学的に合成
されたものという先入観がありましたが、農薬でも微生物がつくる毒を用いたものが
あるというのは初めて知りました。虫くいのない野菜より虫くいのある野菜のほうが
良いとはいえないというのは意外でした。
◎大学から山口にきて、まわりにあまり店などがないし交通の便利が悪いと思って
もっと都会に行けばよかったなぁと思っていたときがありました。わたしはあまり都
会が好きなほうではないので、都会の大学はムリだなぁと思っていたけど、友達から
いろいろな話をきくと都会に行きたいと思ってしまいました。でも今日の授業で聞い
た話や、きこりのいえを見てみると、やっぱりわたしには田舎があっているのかなぁ
と思いまし。マンガのサザエさんのような家や、家の外でろうそくをつけてご飯をた
べ、そのあとに火を消して星空を楽しみというのは本当に心がひかれました。どこか
懐かしく、ぬくもりのある家に住むことで気持ちもやさしくなれるような気がします。
この18日にあるあったか村などへの訪問へ行きたかったのですが予定がはいっていて
参加できないので、またそういうものがあれば教えてほしいです。
◎>ひとりぼっちで暗い大学生活だったそうだったんですか。一度授業中に紹介さ
れた学生時代の写真を見ましたが、そんな感じはしなかったので、意外でした。ひと
りぼっちだったかもしれませんが、世界の人々が学生時代の安渓先生の側にいて」く
れたと思うので、決してひとりぼっちではなかったと思います。また、世界そのもの
が安渓先生の側にいて、安渓先生を知らず知らずのうちに励ましてくれていたと思い
ます。それに、今は奥様もいますし、学生もいます。今は楽しい環境だと思います。
今を楽しめればよいと私は思っていますが、安渓先生はいかがお考えでしょうか。ま
だまだ青二才が偉そうな事を語ってしまい、すいませんでした。←安渓コメント。あ
たたかいお言葉ありがとう!暗かった教養部1年生、ちがう学部のラテン語に週2日
完全徹夜で燃えた2年生、生物学で挫折して、移動大学でフィールドワークにあこが
れた3年生、前期の100泊して移動大学運動いのめりこんで、親が「ねたきり学生
から蒸発学生に」と嘆いた4年生を経て、大学院に進み、そのはじめが西表だったの
で、あの写真は、もう、かなり「蒸発力」がついてきてからのものです。(安渓コメ
ントおわり)
さて、今日も白松さんのお話だったが、話を聴いていて、私の田舎とその時の記憶
が思い出された。なぜなら、私の祖父母は民宿を経営しているから。農家民宿ではな
かったような気がするが、私の祖父母の民宿は神鍋高原という兵庫県の北の豊岡あた
りの冬はスキーが楽しめる場所に存在し、私は長期休みの時にいつも祖父母の家に泊
まりに行っていた。そして、自然とふれあっていた。
そういう過去があるので、白松さんのお話を聴いている時に、まるであの頃に戻っ
たかのような感じになった。白松さんのお話でもあったように夜は物凄く綺麗である。
さらに、昔はカブトムシやクワガタを見ることができた。蛍もいた。しかし、今では
普通に見る事はもうほとんど出来なくなったように思う。残念だ。 白松さんの民宿
を訪ねてみたかったが、その日はちょうど社会福祉学部恒例の夏休みの機関実習の報
告会なので、行けないのが本当に残念だ。おそらく、行く人は皆、心のどこかで懐か
しさのような感情を感じるだろう。民宿とはそういうものだからだ。特に、秋~冬は
そう感じることだろう。時期をずらして、来年正月明けに行って、皆で餅つきをすれ
ばもっと良かったと思う。最近の子どもは餅つきを経験する機会が減っているのでは
ないだろうか。日本文化を経験するという意味でも、来年の授業では冬休み明けに餅
つきをしてみる事を提案したい。
実は、私が山口に何とか順応できたのは、田舎に遊びに行く事が多かったからだろ
うというのが今の結論である。田舎で過ごしたからこそ田舎の良さを知っておく事が
でき、今私が過ごしている土地は、かつて田舎で過ごした事と変わらないと思い、山
口暮らしに順応できたのだと思う。
最後に、都会の都会しか知らない子ども達が田舎を経験する事は情操教育に大きな
効果があると思うので、積極的に民宿を利用させるべきだ。なので、白松さん達ももっ
と積極的に都会にアピールして都会の子どもに田舎経験させるようにしたらどうか?
と提案しして今回の締めとしたい。あったか村が都会との交流を持つようになったら、
物凄く面白いのだが。
◎味には全くの問題もないのに大きくなりすぎただけで処分されてしまうのは悲し
いと思いました。私はむしろ大きい方が得した気分でうれしいと思うのに、出荷され
ないというのは厳しいと思いました。
◎白松さんと次の人の図面の差におどろきました。おそらく最初だから厳しくした
のだろうと感じました。
◎白菜をいただきました。みんなで鍋パーティをすることになりました。白松さん
のあったか村の様子や、パンフレットを見て、早く行ってみたいと思いました。
◎自分も「車で野宿」をしたことがあります。日常生活とは違った環境で一晩過ご
すのは、とても新鮮です。
第6回目の授業(2006年11月8日実施)へのコメント
講師の 安藤さん@あったか村 から講義開始の直前におくられてきていた、講義
のためのメモをはりつけておきます。(以下、引用です。)
話題の骨子と参考サイト(メモ)
山口県立大学公開授業 環境問題 2006/11/ 8/(水) 担当:安渓遊地教授
今日、アピールしたいこと
1、タイでの経験を伝えたい
2、日本の農家の智恵を日本でもっといかすこと
3、街から日本の農村へいこう (朝日新聞の記事)
1、私の人生、今、三つの課題が現在進行形。ど真ん中にいます。
●無放流・自然循環システムの事業・技術の確立
●ヤギの牧場をつくること
●あったか村の村つくり
すべてはこれからです。今までは、ほんの助走です。
関心ある人は、ご一緒にどうぞ。
2、生まれ故郷の清流へ「帰る」。清流をつくる。
産湯を浴びた川
18の年にふるさとを出て、・・・
しかし、ふるさとの川は、
3、無放流方式との出会い
嫌気性処理と土壌 「水と緑と土」ひとつのものとしてとらえる。
「現代農業」1991年11月号
文明の進歩と伝統的技術 小さいことの価値 ローテク
下水道、集落排水 合併浄化槽との根本的違い:公共水域へ放流しない
動力を使わないことが可能 消毒薬は不要 特殊販売微生物ではない
4、多くの人々に支えられて 水をキーワードに,らせん状に広がる課題
システム開発者
安渓さん
屋久島の手塚さん、山尾三省さん
水処理倶楽部の仲間
白松博之さん、阿武町林業振興会 福賀の人々
あったか村の仲間 浜口裕美さん 渡辺信さん 来る人が村をつくる
徳地まちづくり達人塾 村おこし・まちつくり
・・・・・
シャンティ山口の佐伯さん
5、技術のポイント
あったか村のトイレ
長者ケ森 新平ケ原(島地川ダム) 阿川海浜公園(下関市豊北町)
シャンティ山口の活動。 タイの1週間(2002年) 山口から世界へ。
★タイ・パヤオ式の模型を使って
6、今後の計画 ●各分野への応用
●森と川と水田のワークショップ
●化学傷害避難住宅(小屋)
★国民文化祭出展中 「福賀クラフトの会」 生活文化総合フェスティ
バル
山口県スポーツ文化センター(山口市 維新百年記念公園内)
1Fレクチャールーム
★県立大学福賀ツアー 11月18日(土) 午後、あったか村
★第15回チーズ講習会 11月26日(日)10時~14時
宇部市東岐波ふれあいセンター
学生・受講生のコメント
◎農業大学校花卉専攻のFといいます。今日はありがとうございました。普段聞けな
い話を聞けてとても興味深かったです。
今日の講義では日本の農村やタイの農村、災害時にトイレのことを考えるという私
ではあまり考えられない視点での話で考えさせられました。講義を聞いてトイレのこ
とを考えるのは重要だと思いました。とくに女性はトイレの問題は大きいです。たし
かに今の日本はその問題を地面の下に隠していると思います。
でも今の日本社会で、昔のように肥溜めをつくりそれを畑で使うと言うのは受けら
いれられないと思います。無農薬、減農薬と言われているので、人間の排泄物を畑で
使うと言うのは必要な方法だと思いますが「汚い」というイメージがあると私は思い
ます。でも農業大学校では牛の糞などは堆肥にしています。このように畜産ではすで
に循環型のやり方が進められています。これは人間の昔の肥溜めなどのやり方を参考
にして行ってるのではと思うんですが、畜産では循環型のやり方をやっているのに人
間はただ海に捨てるだけと言うのは、逆に人間の方が遅れているとも考えられます。
牛の頭数と人間の人口ではまったく違うので同じ問題として考えるのは間違いかもし
れませんが環境を守るためにもこれから解決しないといけない問題の1つだと思いま
す。
このような問題だから研究者と農業に携わる人とが一緒になって取り組むべきだと
思いました。
今日はご講義ありがとうございました。
←安渓コメント。メールでのメッセージありがとうございました。家畜一頭分の糞
尿が、人間の何人分にあたるか、という換算も必要ですね。
◎この講義で一番気になったのはトイレのことでした。話しを聞くうちに、トイレの
ことでこんなに人が熱くなって作業をしていることを知り、本当に驚きました。また
私は秋吉台のトイレを使ったことがあるのですが、とても綺麗で印象的でした。
◎下関の阿川の海水浴場のトイレに行ったことはありましたけど、外見にしか注意が
言ってませんでした。今度行った際には今回の講義で話された仕組みなどを意識して
見てみたいです。
◎今回の、トイレの排水を海に流さない仕組みには驚くばかりでした。しかも、それ
で野菜が育つなんて、もう良いこと尽くしだと思いました。それでも、日本人がそん
な野菜はちょっと、と思うところに、やはり日本人はトイレ=汚いもの、という考え
が強いのだなと思いました。私もそうなので、この日をきっかけに、トイレ=お墓、
という考えを持って、使いたいなあと思いました。
◎今回トイレについての話題などは聞きました。そこから考え見ると、生活水準を上
がる同時に、環境に対して、いいか悪いかもう考えでない、とりあえず便利なものが
いい、ハイテクを使えばいい。ですから、私たちの生活をかわるつれて、生態系のバ
ランスを崩れでいくかもしれません。
◎火曜日にバイト先の社長とトイレを毎日掃除することで運がまわってくると言う話
をしていたので、次の日の環境問題でトイレの話を聞いて偶然でびっくりしました。
トイレをきれいにし始めてから繁盛した店やいいことが実際あったという人がいたら
しくて、本当に掃除は大事なんだと思いました。トイレには神様がいると言っていた
し、動物たちの葬式の場でもあるということなので、わたしもその日からトイレ掃除
を続けています。
◎とても積極的に行動されていて、すごいと思いました。私の家も数年前まで汲み取
り式のトイレでしたが、水洗に変わりました。昔は祖母が汲み取りをして、野菜を作っ
ていない裏の畑に穴をほってうめていました。そのおかげがあってか、今も裏の畑は
肥料分があっていい土を保っています。すごく身近なところにいい肥料があるのに捨
ててしまって、さらに処理のためにエネルギーを消費したり、処理しきれずに海など
を汚したりしているのは本当にもったいないと思いました。紹介されたトイレは、人
の知恵がすごく生かされた本当の21世紀型のトイレだと思いました。これからのト
イレがこのようになるといいと思います。
◎人間の排泄物も自然のまま自然に還っていくのが本来の生活システムなんだろうな、
と思いました。
◎今の水洗トイレがあまりにも快適すぎるため、私にはタイのトイレのような生活は
できません!
◎今日の講義の中で、肥溜めの話が出たが私は実際に見たことはないけど聞いたこと
はあったので知っていた。でも、肥溜めの中は澄んだ水で飲むことができるのは知ら
なかったので驚いた。
◎私は肥溜めを見たことがないので詳しくは分かりませんが、今回の講義を聞き、ト
イレのことだけに限らず、昔からある方法というのはとても合理的だと思いました。
◎今日、初めてトイレについて深く考えました。
トイレは、普段の生活をしているとあるのがあたりまえだけど、災害時の時は本当に
困ると思うので、災害時でも困らないような素敵なトイレを考案してほしいと思いま
した!!
また、私の実家には、肥溜めがあります。なのでとても興味深い話でした。子供の頃、
あの穴が不思議でたまりませんでした。でもあの穴の中では素晴らしいことが起きて
いることを初めて知り、今度実家に帰ったときは肥溜めを覗きに行こうと思いました。
◎今回の講義はとても、有意義なものだったと思います。こういう内容の話(生活に
密着した話)をもっと聞きたいと思いました。
◎またトイレについての話でしたが、今度はまた違うことが聞けて楽しかったです。
◎秋芳洞などでのトイレの再利用の話は衝撃でした。今の私たちにはものがあふれかっ
ているからこそ、あのような考えが生まれると感じました。
◎トイレにもいろいろな環境問題が付いて回るのだなと思いました。日ごろトイレに
ついては環境を汚してしまうなどの意識なく使っているので考えさせられました。人
間はありとあらゆる活動が環境と深く関わっているのだなと感じました。
◎前期に他の授業で、ほとんどのものは再利用できゴミは本当はないのかもしれない
という事を学びましたが、今日のお話を聞いてさらにそれを実感しました。放ってお
けばゴミにしかならないけど工夫すれば素晴らしい循環が成り立つ事がわかりました。
◎自然からもらったものを自然に還す という考え。大事なことだけど今はそれが難
しい。特に日本みたいな国では。ただ、手を合わすとか感謝することはできるのできっ
と明日から事をいたした後は物思いにふけることになりそうです。汚いかもしれない
話しがとてもきれいな話しとして聞けておもしろかったです。
◎今、私たちがつかっている水洗トイレは便利だけど、水を多くつかってしまうので、
今日のお話を聞いて、昔のトイレの方が良かったなと感じました。沖縄のトイレの話
を聞いて、地域によっていろいろなトイレがあるんだろうな、と興味深く思いました。
◎普段トイレについては何も考えませんでしたが、今日は色々な事を学べました。業
者、政府がお金のかかる、多くの人が働く為という理由で下水道のシステムが決めら
れていることに驚きました。私は実家が北九州市で100万都市といわれていますが、
その下水の処理されてない10パーセントの事を考えると怖くてぞっとしました。あ
とトイレはきれいにしようと思って帰ってさっそく掃除をしました。ブタにも優しく
しないとな、と思いました。
◎汚水を流さずにすむトイレというのはとても画期的ですばらしいアイデアだと思っ
た。しかし、その土壌で作物を栽培するということに関しては私も嫌悪感を抱いてし
まった。というのも、自分自身や家族の排せつ物であれば信頼できても、全く誰のも
のかわからないような排せつ物は信用できないからである。もしかしたら病原菌がい
るかもしれないし、不法薬物が消化されきれずに残っているかもしれない。
そういう点では先生が話しておられた人間の排せつ物を豚に食べさせて豚の排せつ物
をこやしにするというのはすばらしいアイデアであると思った。
◎私の実家は農家なので肥溜めがあり祖父母は畑に肥料として撒いていました。トイ
レから撒いたものだと思っていたので、それで野菜が作られていると思うと何か嫌な
感じがしていたのですが、実際にはおいしい野菜ができ、それを食べてまた便を出し
それを撒いて野菜を作るという、このサイクルがすばらしいものなのだということが
今日の講義で改めて分かりました。
◎「やまぐちは日本一」2冊とも少しだけ読みましたが、かなり面白い本ですね。今
は、来年春の実習の準備やゼミ関係で忙しいので、まとまった時間がとれる冬休みに
2冊とも読んでみようと思います。オカリナもお上手でビックリしました。今となっ
ては懐かしい1年の時に受けた環境マネジメント論でもオカリナを弾かれていたか忘
れているので、安渓先生がオカリナを弾かれていた今日は良い思い出にしたいです。
今日の安藤さんのお話の中で印象に残ったのが、肥溜で起きる発酵のプロセスであ
る。このようなプロセスが起きていたとは思っていなかったので、物凄く興味をそそ
られた。発酵過程で中間水が出来るが、それを飲んでも大丈夫という!意外もいいと
ころで、しばし、呆然としてしまった。尿は飲めるというのは聞いた事があったが、
大便が発酵する過程で出来た中間水も飲んでも一応大丈夫ということには本当に驚い
てしまった。
また、その事を上手い具合に応用して植物を育てる技術も仕組みが上手く出来てい
るなと思った。よく考えたものだと本当に思う。
確かに、人間は科学に溺れ、公害を始めとして自然破壊をしてしまった。この事は
大いに反省しなければならない。
しかし、人間には技術をもって今度は正の方向で自然に働きかけることで、自然も
使った新しい取り組みをする能力も持っているのだ。安藤さんの自然のシステムを使っ
た技術がまさにそうである。科学技術を持ってしまった人間と自然の共生は厳密には
出来ないかもしれない。しかし、ちょっと視点を変えて、自然を利用するのではなく、
自然の力を借りるという考えで問題や課題に取り組めば上手く自然と共生する事が出
来るだろう。
自然は決して人間のものではない。自然災害が起きたとき、人間がいかに無力な存
在か分かる。最近の北海道で起きた竜巻も自然の怖さを全国に知らせた。決して人間
は万能の存在ではない。万能と思い込んでいるだけなのだ。自然災害は、その事を再
確認させてくれる。自然の力を上手く借りて物事に取り組む。それが21世紀の在り
方なのではないだろうか。
何だかよくあるような期末レポートの結論みたいになってしまいましたが、(安渓
貴子先生の)生態学aを受けていてもそのような考えに至ってしまいます。環境問題
や生態学は自然の大切さを教えてくれるので、自然と離れている事の多い現代人にとっ
て重要な授業だと私は位置づけていますが、安渓先生はどのようにお考えになられて
いるでしょうか?
最後に、トイレの汚れを見ると使う人がどんな人か分かるというのは実感できる。
トイレが綺麗なら後から使う人も気持ちよくなるので、トイレは少なくとも一週間に
一回は掃除すべきだと思う。
← 安渓コメント。いつもたくさん書いてくださって、読み応えがあります。私は、
ひとりぼっちで暗い大学生活だったし、誰も笛を吹いてくれなかったのです。それへ
の復讐として、楽しめる実感のこもる授業を、と心がけているだけです。大切さは、
受講生のみなさんが見つけてくださるものだと思っています。
◎肥溜めというのはなんとなく知っていましたが、今の下水道の方が不衛生で、肥溜
めの方がより良いというのは知りませんでした。早くヤギの桃太郎に会いたいです。
◎今まで「肥溜めは汚いもの」という一方的なイメージしか持っていなかったので、
今回の講義で、少なからず肥溜めにいい印象を持てた気がします。