文化人類学・地域学)武器をもって闘ったお坊さんたち──幕末長州の真宗僧の活躍_RT_@tiniasobu
2021/01/08
通説を疑い足もとの歴史と向き合うという内容です。
1.講義の動画を見て、幕末から維新にかけての激動の時代を生きた庶民の生活を思ってみましょう。
幕末維新の長州僧一月性・島地黙雷・大洲鉄然・赤松連城・香川葆晃 (動画77分)
https://youtu.be/PU7FrrLnb8Y
2.課題
僧月性(げっしょう)が今の時代に生きていたら何をするだろうか、という問いかけを参考に、日本では忘れられた人を思い出してみましょう。もう亡くなったあなたにとっての身近な人をひとり選んで、その人の人生を200字以上で紹介してください。もしもその人がいま生きていたら、現在われわれが直面している課題にどのように立ち向かっただろうか、についてのあなたのお考えも含めて書いてください。(プライバシーの問題がある場合は、設定を若干変えるなどしていただいてかまいません。名前も匿名等でけっこうです)。
主な 参考文献
安渓遊地他、2012「明治初期に仏教を救った山口の四傑僧:島地黙雷・大洲鉄然・赤松連城・香川葆晃の研究」(英文)山口県立大学学術情報5巻:31-51
家近良樹、2015「敗者の側から幕末維新史を振り返る 会津藩や徳川慶喜はなぜ敗れたのか」『経済史研究』18 巻 p. 1-36
岩田真美、2011「幕末期西本願寺と『仏法護国論』をめぐって――月性「護法意見封事」との相違について」『仏教史学研究』53(2):41-61
香川静爾、年代不明「政所山善宗寺系図」善宗寺
児玉識、2005「長州藩上層と真宗――『蓮茎一糸』を中心に」『近世真宗と地域社会』84-105、法蔵館
田中彰監修・田村哲夫校訂、1998『定本 奇兵隊日記 下』マツノ書店
徳応寺、1992『寺史』浄土真宗本願寺派竹園山徳応寺
村上護、2011『島地黙雷伝――剣を帯した異端の聖』ミネルヴァ書房
森川地聞、1970『維新百年・傑僧大洲鉄然の生涯』久賀町役場
リンク
越の国巡礼 http://ankei.jp/yuji/?n=1668
明治初期に仏教を救った山口の四傑僧(英語) http://ypir.lib.yamaguchi-u.ac.jp/yp/metadata/1095
松陰先生の「斬れ。」と松下村塾の柱の傷 http://ankei.jp/yuji/?n=2138
安渓 遊地