中国新聞)阿東つばめ農園おひさま交流館がとりあげられました。 RT_@tiniasobu
2020/05/08
中国新聞山口版の記事です。2020/4/26 とはチェルノブイリ記念日ではありませんか。
農園近くに交流館 阿東の安渓さん「高齢化地区に活気を」
交流館の前で「交流や災害時の拠点にしたい」と話す安渓さん
山口市阿東徳佐中の阿東つばめ農園が地区の空き家を改修し、交流拠点「おひさま交流館」を造った。畑やピザ窯を設け、災害時に非常用電源として活用できるよう、太陽光パネルも設置。農園の安渓(あんけい)遊地さん(69)は「農業などを通じ、若者とお年寄りが触れ合える場にしたい」と意気込んでいる。
農園近くの木造2階建ての空き家を活用。若者や住民が会議などで利用する場面を想定しプロジェクター付きの客間を用意した。改修中に出た廃材はまきにし、ストーブやピザを焼くのに使う。隣接する畑でハーブや野菜を育て、若者がお年寄りに教わる農業体験を通し世代交流も図る。
2013年に地区が豪雨災害に見舞われた経験から、停電に備え太陽光パネルを屋根に4枚設け蓄電設備も整えた。トイレはバリアフリーにし「困った時に使って」と呼び掛ける。市が実施した空き家を活用した交流事業のコンペで昨年9月に採択され、補助金150万円を受けて今年3月中旬に完成した。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、イベントの開催を見合わせているが、安渓さんは「仕事や生活に疲れた若者にほっとしてもらえる場にしたい。高齢化が進む地区の活気にもつながれば」と期待する。
(原未緒)