お話します)11/23生物文化のシンポジウム@那覇 と 11/25報告会@与論島
2018/11/15
2018/11/23(金) シンポジウム「人と自然が織りなす世界― 奄美沖縄の生物文化―」、
11/25(日) 報告会「ユンヌの生物文化をかえりみる」開催のお知らせ
開催の趣旨です。
琉球列島の島びとは、古来自然に寄り添い、自然とともに暮らしてきました。そのために身近な動植物や地形などにそれぞれの土地での名前をつけて活用し、さらにそれぞれの特性を理解して暮らしに活かす先祖代々の知識と知恵が各地域で引き継がれてきました(これを「生物文化多様性」と呼びます)。しかし、これらの地域の宝は、生活環境の変化、語り部の高齢化等により、急速に失われつつあります。
このような中、私たち研究チームは、消失の危機にある琉球列島各地に残る「生物文化多様性」の記録に取り組み、地元のみなさまと協同で次世代への継承のありかたを探っています。本シンポジウムでは、研究成果の報告と同時に、各地域の生物文化の特徴やそのもつ意味、地域の宝としての気づきや興味、さらには「生物文化遺産」としての創出の可能性を参加者のみなさまとともに探りたいと思います。
安渓遊地は
那覇では [基調講演] 琉球弧の農耕文化と生物文化
与論島では [基調講演] ユンヌとユンイ── 与論島と与那国島の命のとらえ方の対比
という役回りになっています(汗)。
トヨタ財団の助成です。
http://www.toyotafound.or.jp/research/2018/tevent/2018-1105-1359-7.html
トヨタ生物文化@与論島基調講演100dpi.pptx.pdf (11,002KB)