補助金にたよらない)むらづくり先進例・やねだん@鹿屋市
2015/02/15
行政による補助金は、ありがたいものですが、「もうけてはいけない」という厳し
い縛りがあります。商店街など、もうけることが主目的の組織が補助金をもらうと、
例えば3年間の間「儲けない練習」をすることになって、補助金が切れたとたんにも
とより悪くなったりします。
サツマイモ畑を高校生が作るところからはじめた やねだん の物語は傾聴に値し
ます。
以下、明治学院大の浅川達人教授{http://www.asakawa.skr.jp/AsaLABOnew/About_Me.html}の報告をシェアします。
行政に頼らないむらづくり.その成功例である,鹿児島県鹿屋(かのや)市串良(
くしら)町上小原(かみおばる)にある「柳谷(やねだん)」を訪問しました.
やねだんも,1995年までは,地方都市のどこにでもある過疎化が深刻な村のひとつ
でした.村の人口は約300人.高齢化率は30%を超えていました.そんなやねだんは,
1996年,豊重哲郎さんが柳谷自治公民館長に就任して以来,大きく変化しました.
館長就任10年目の2005年には,住民の自主財源が約500万円となり,122世帯の全世
帯に対して,1世帯1万円のボーナスを配布することになりました.さらには,減り
続けていた人口が2007年には増加に転じたのです.
この約10年間に「やねだん」で,一体何が起きていたのか.地域再生のヒントを学
ばせていただくために,実際にやねだんを訪問させていただきました.
続きは、以下からごらんいただけます。
http://www.asakawa.skr.jp/AsaLABOnew/yanedanni_xuebe.html
--
公立大学法人 山口県立大学
地域共生授業担当
国際文化学部国際文化学科 学科長
教授 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
〒753-8502 山口市桜畠3丁目2番地1号
山口県立大学