国連職員になろう)国連広報センター所長の根本かおるさんから日本人の若者へのよびかけ RT @tiniasobu
2014/06/04
日本人職員が、拠出予算からすると三倍ぐらいに増えないとバランスがとれないと
のことです。
もとの記事にはリンクも生きています。
国連をめざしたい、という元気な学生さんがいましたので、紹介しておきます。
http://www.huffingtonpost.jp/kaoru-nemoto/story_b_5435141.html
国連広報センター所長の根本かおるです。“世界”を舞台にした仕事の一つのオプ
ションとして、国連に目を向けてみてはいかがでしょうか。
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国連の役割を乱暴を承知でざっくり説明すると、「平和と安全の維持」、「経済社
会開発」、そして「人権の推進」、ということになる。シリア危機をめぐって対立す
る当事者間をシャトル外交するブラヒミ氏のような和平交渉のピースメーカー、制服
組のブルーヘルメットたちが活躍する国連の平和維持活動(PKO)、あるいは故郷を
追われた難民や飢餓に苦しむ人々への人道援助活動などをイメージする人も多いだろ
う。しかし、そうした「現場」のみが国連ではない。どの組織にも財務、人事、法務、
IT、広報というサポート部門があるように、国連もこれらサポート部門があって初め
て組織として機能する。
私が在籍する国連広報局の同僚は、ほとんどがマスコミ出身者だ。ロイター、AP、
BBC、NBC、CNNなどの現場で働き、マスコミの習性とニーズを知り尽くした上で、初
めて効果的な広報ができる。私も、国連に入る前に日本のテレビ局で勤務した経験に
大いに助けられている。また、国連広報局には、ユニセフや国連WFP(世界食糧計画)
などの広報局を経験して移ってきた職員も少なくない。広報はいわば「横展開」でき
るスペシャリスト・ポストの仕事なのだ。
同様のことが財務・人事・法務についても当てはまる。銀行や証券会社、民間企業
の調達部門で経験を積み、その専門性を活かして幹部ポストで国連に転職してきた例
は多い。外資系金融機関で株の運用をしていたところ、国連の年金運用部門の担当者
が退職したことを知り、「国連で働きたい」という気持ちから履歴書を片っ端から送っ
て採用にこぎつけたというつわものの日本人もいる。
同年代の日本人の仲間と話していて驚かされるのは、社会的な課題の解決に自分も貢
献したいという人が実に多いことだ。寄付を通じて応援する、イベントに参加する、
ボランティアする、突き抜けた人ならソーシャル・ビジネスを立ち上げる、などなど、
その「アクション」の選択肢は様々だ。私はそこに「国連でスキルを活かして、グロー
バル課題の解決に貢献する」というオプションを加えたい。
国連の通常予算における日本の分担率はおよそ11パーセントだが、日本人職員は望
ましい職員数のおよそ3分の1程度の数しかいない。国連は意欲ある日本人をより多
く採用したいと考え、昨秋6つもの国連機関の人事担当が初めて合同で訪日し、東京
で人事説明会を開いた。参加者の熱意と可能性に触発され、国連では日本政府と協力
して、合同説明会の定例化や地方開催を検討している。在京の国連機関もキャリアセ
ミナーを積極的に提供している。さらに、締め切りを守る、段取りを考える、異なる
考えの人たちから意見を聞いて調整するなど、日本人の特質が実は国連ではとても評
価されるという状況がある。様々な機会に積極的に参加して刺激を受けた人から、そ
の後見事国連機関に採用が決まったとの朗報をいただくこともある
こうした情報を国連は積極的に発信している。国連本部のUN Careers ウェブサイ
トには最新の空席情報をはじめ、応募に必要な情報が網羅的に掲載されている。また、
国連広報センターのウェブサイトでは、日本人職員のキャリアパスに関する体験談な
どが豊富にそろっている。日本を含め、望ましい数の職員数に達していない国出身者
を対象に、若くて有能な人材を発掘する「ヤング・プロフェッショナル・プログラム
(YPP)」試験が毎年行われる。また、日本政府も、外務省の国際機関人事センター
が情報提供して意欲ある日本人を支援している。
すべての挑戦も、まず最初の一歩から始まる。こうした機会を積極的に活用しても
らい、ぜひ国連というオプションもあるということを知って、キャリアプランに入れ
ていただきたい!
4月19日付の朝日新聞に、根本かおる 国連広報センター所長の寄稿文「国際機関邦人職員 JPO拡充で人材育てよ」が掲載されました。 http://www.unic.or.jp/news_press/media_info/8162/
引用終わり
http://www.unic.or.jp/working_at_un/
には、日本語で、国連で働くという記事があります。根本かおるさんが精力的に書い
ています。
将来、国連で仕事をしたいと考えている方のためのページです。国連の採用に関す
る専門サイトUN Careers から、国連職員に求められる資質や採用プロセスなどをお
届けします。
国連の職員とは
国連職員になるには
国連職員採用-YPP-
JPO派遣制度[別窓]
(外務省国際機関人事センターへのリンク)
JPO派遣制度
(根本かおる・国連広報センター所長 朝日新聞への寄稿文)
国連職員の声
サポーターからのメッセージ
インターンシップ
国連アウトリーチ・ミッション
(2013年10月)
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公立大学法人 山口県立大学
地域共生授業担当
国際文化学部国際文化学科 学科長
教授 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
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