地元が先生) 2002年度山口県立大学共通教育「地域問題」授業での学生の声(その2) RT @tiniasobu
2013/12/08
続きです。
地域問題 2002年6月7日 久保田きみ子さんをお迎えして
政治と環境を考える好機だった
「私たちが今、地球環境のために、(宇宙船地球号の)一等船客として資源を大量
に使うだけでなく、今何をすべきか分かり、すごくいい講義でした。ありがとうござ
いました。(Sさん)」
「議員さんが、生の声で語ってくれるなんて、すごく貴重な授業だと思った。さら
に、政治をちょっと身近に感じることが出来た。(Nさん)」
「主婦として、母親として、また県議会議員として働かれている、久保田さんは、
とても輝いて見えました。
同じ山口県に住んでいるのに、宇部空港があのように、埋め立てられているところ
があったとは、知りませんでした。どんなに安くても、あの土地にはやはり住みたく
ありません。きれいに埋め立てられていても、そこにいるだけで、汚染されてくるよ
うな気がします。どうしてあのようになる前に、この問題の重大さに気づかなかった
のか、不思議です。(Iさん)」
「大好きな宇部を、守っていこうとしている熱心さに、あこがれます。(Iさん)」
「うべ環境倶楽部では、どの様な活動を、年に、どのくらいの割合で活動している
んですか。もっと、詳しく教えて下さい。(Iさん)」←久保田さんからの回答をい
ただいたら、あらためて次の週にでもお答えします。
「県議会とかいうと、どこか堅苦しい感じで、あまり感心がなかったけど、久保田
さんのように、実体験をきっかけに、議員になろうと決めた方もいると聞いて、興味
が湧きました。『格好いい!!』と思いました。(Sさん)」
「本当に意志がある人は、頑張れるんだなと感動しました。私は、是非久保田さん
に、『住民の声が届く政治』を行っていって欲しいです。上関のことを考えると、今
すぐにでも、なって欲しいと思いました。(Nさん)」
「いつからか、政治問題には悪いイメージを持ってしまって、最近ではTVでも、
不正がどうだの言い争いをしているのを見て、20歳になって選挙権が与えられても、
投票はやりたくないと思っていました。でも、そうじゃなくて、地域を良くすること
や、環境を良くするためには、そういったことを、本気で考えてくれる人を見極めて、
選ぶことをしないといけないと、思いました。それはそれで、難しいことだろうけど。
(Hさん)」
「暮らしを変えるには、議員さんたちにまかせっきりでなく、現場にいる私たちが、
いかに、感じたこと、気づいたことをためらわずに、伝えていくことから、始まるの
だと分かりました。(Kさん)」
「島根県の県知事さんだったと思うけど、『県民から出た意見を、すぐに行動に移
さなければ、県民のための県政ではない。』と以前TVで言っていて、本当に、県民
の意見で、すぐ行動していた。初めは、県職員と対立したりして、大変だったみたい
だけど、こういう人がたくさん増えれば、日本も大きく変わると思います。国会で眠っ
ているオジサンたちを辞めさせて、この人を連れてきて欲しい。(Hさん)」
「私がもし、市や県の議員になりたいと思ったときは、まず何をしたらいいのです
か。どの様にしたら、立候補をすることが、できるのですか。(Mさん)」←被選挙
権は、在日外国人には認められていないこと、日本国籍をもつ人が何歳から立候補で
きるかなどは中学の教科書の憲法のあたりを復習しておきましょう。選挙の前に選挙
管理委員会に届けるんですよ。普通にいわれているのは、看板(事務所)、カバン(
お金)、地盤(人脈)でしたが、Iターンで、もともとどれもなくても市会議員、県
会議員になれる実例があることはおわかりいただけたと思います。
「議会は私たちの声を聞くといっているけど、実際は何も行動してくれないから、
声を上げても無駄だと思っていました。でも、本当に改善して欲しいところがあれば、
私たちが、どんどん声を上げれば、声はとどくのですね。久保田さんの様な、格好い
い議員さんがいることが分かり、とてもうれしいです。小さな事でも、何かみつけた
ら、声を上げます!!(Nさん)」
「現在、地球が抱えている問題について、一生懸命話す久保田さんは、とても輝い
て見えました。まだまだ日本は男性社会であるけれど、そういう中で、いろんな事を
勉強して考えて、自分の意見を述べたりして、自分の地位を確立していく姿は、私た
ち女性の鏡です。現場で働いているのは女性なのに、実際に議会で討論するのは男性
ばかりなんて、絶対おかしいと思います。もっともっといろんな人が、たくさんの意
見を述べて、国民が望む社会を作ってほしい。(Aさん)」
「私は中学生の時から、家庭を持ちたくないと思ってきました。私は仕事に生きる
んだと、決めていました。しかし、久保田さんのお話を聞くと、働くに当たって家庭っ
て必要じゃないかなと、思いました。いろんな経験をすることが仕事に反映するよう
に、感じました。私は強い女性になりたいと思っています。そのために、もっといろ
んな経験をしようと思いました。(Mさん)」
日本だってできないはずがない
「外国で(ドイツ)、使い捨てコップ、皿を使わずに暮らしているのに、どうして
同じ人間であるハズの日本人が、出来ないんだろう?祭りの後に発生するゴミ。毎日
の生活で出るゴミ……。山口市に住み初めて特に、ゴミの不必要さを、まじまじと感
じた。使えるものは使い続け、いらないものは買わない。そういう気持ちを、持ち続
けるべきだと思う。『埋め立てをすればいいじゃん』って考えは、捨ててほしい。(
Yさん)」
「私が何気なく捨てたゴミとかが、山を殺している。改めて見せられると、すごく
追いつめられた。『私たちはこんなものを、次世代に残してしまった……』次世代の
人々、山たちにゴメンナサイを言いたくなりました。(Aさん)」
「家電・不燃物の山を見て、ショックを受けました。あんなのが合法だったなんて、
信じられません。とても恥ずかしいことだと思います。(Uさん)」
「新しい商品を開発して、すぐに捨てて、捨てられたゴミを土壌で安全に埋めるの
が、『合法』だなんて、間違っていると感じました。きっと循環していたい目に遭う
だろうと、思います。一人暮らしをしていると、自分の出すゴミの量の多さに気づき、
うんざりします。ゴミも一緒に買わなければならないのは、嫌です。ついつい安さに
惹かれて買ってしまいますが、ゴミのついていないもの、健康によい買い物をしたい
と思います。(Eさん)」
「バイト先で、余った食べ物を平気で捨てています。お店の人は『お金を捨ててい
るという事』と言ってたけど、違うと思う。資源を捨て、命にも影響を及ぼしている
んだと、思う。(Iさん)」
「(日本と違って)私の国では、出すゴミを少ないですが分けないです。ゴミの中
には、缶、瓶、プラスチック、鉄などいろんな物が、入っている。非常に汚いです。
(Aさん)」
「生ゴミを出すけど、できたら、コンポストがあってほしいと思う。(Hさん)」
←大学に堆肥をつくる装置を、という計画もしましたが、予算面で挫折中。
「本当に、日本はゴミだらけなんだと言うことを、思いしらされた気がします。普
段から、ゴミを出さない生活を、心がけようと思います。(Kさん)」
「ゴミの山を見た。山口でもこんなに、ゴミが出ているのかと驚いた。ゴミ問題(
深刻な)は、東京とか都会の問題だと思っていたけど、地方の方でも、こんなになっ
ているなんて知らなかった。燃えるゴミは、もちろん燃やして処理するけど、燃えな
いゴミはなんと!埋めるらしい!!そんなことをして大丈夫なのか?!そのゴミは、
ダイオキシンや水銀とか、有害な物質が含まれていたら、その土はどうなるのか?!
私でもちょっと考えれば分かることなのに……。他に処理の方法はないのですか?1
番はやっぱゴミを出さないようにする事でしょうね……。(Sさん)」
「もっと私たちが、自覚を持ってリサイクルやゴミ減らしを、しなければいけませ
ん。(Kさん)」
「日本に来てから、捨てられたテレビや冷蔵庫などの数が、かなり多いことは、す
ごく感じました。私が、今、使っているテレビも、人が捨てていたものを、私が、『
もらってもいいですか』っていってもらったものなんですけれども、まだまだ使える
のにー。(Tさん)」←昔、東京で電気屋さんで働いていた人によれば、あまり壊れ
ていない、テレビやビデオデッキは、有料で修理するのですが、かなりひどく壊れて
いるのは、買い換えを勧めるというのが、普通だったそうです。しかし、最近は冷蔵
庫などは、音がうるさい・電気代が高い等の理由で、買い換えるケースが多いとか…
…。(入力者D)
「ゴミを捨てている人に対して、すごく怒りを覚えました。どうしてこんな事を、
するのでしょうか。許せません!(Sさん)」
「私の地元の神戸は、本当に全くと言っていいほど、規制がありません。ゴミもほ
とんど分別されていません。都市のいい加減さも何とかしなければならないと、思い
ます。(Yさん)」
「久保田さんの『家立ち退き事件』を聞いて、日本の事業の無計画さに、憤りを感
じました。私の家の周辺に見える山も削られ、何か施設ができると聞いてましたが、
結局今も何も建っておらず、山は削られたままになっています。(Sさん)」
グローバリゼーションの嵐の中で
「久保田さんの持ってこられた、大きな写真に写っていた子供は、今、生きている
のだろうか。私たちの便利さ・快適さ=死・貧困につながっている気がして、怖くなっ
た。(Nさん)」←『豊かさの裏側』『バナナと日本人』など、いろいろな本があり
ます。この感覚を大切に、勇気をもって勉強してみましょう。お手伝いします。安渓
の研究室にも本を見に来てください。
「ゴミの処理に困る国があり、満足に物がない国がある。どうすればいいんだろう
と思います。(Sさん)」
「『豊かさを感じない国』という言葉を聞いて、ハッとした。私個人としても、自
分の生活は豊かでないと思っていた。でも、考えてみると、毎日食べれるご飯もある
し、毎日着る服もある。豊かでないのは生活ではなくて、心の方だと思う。私に今で
きることは何かを考えて、生活し、実行できればいいなと感じた。(Iさん)」
地球市民として私にできること
「自分から動かないと、いい情報も入らないし、いい活動もできない、と思いまし
た。(Sさん)」←そう!これはいい気づきです。久保田さん、いろいろなNGO、
NPOの窓口もやっておられます。ボランティアやインターンシップもさせてもらえ
るそうですよ。
「今日の授業で一番感じたことは、レジュメにも書いてあった『持続可能な社会』
を、もっともっと意識しないといけない!ということです。『便利ならいい』『今が
良ければいい』と、思ってしまいがちだけれど……。(Oさん)」
「やっぱり、私たちの行動1つ1つに、大きな責任があるなーと思いました。食品
にしても、包装が多いものを選ばなければ、ドイツのように国の働きとして、できる
はずです。環境と経済のバランスは、私達の手にゆだねられてるのでは、ないでしょ
うか??(Aさん)」
「隣の席の人が、広告の裏をメモ用紙として使っているのを見て、この授業を通し
て、環境問題を自分のこととして、捉えているのだなと思った。(Sさん)」
「店に買い物に行ってたら、『マイバックを持っている方は、袋がいらないと申し
出て下さい。』と書いてあるのを見て、私は、何か間違っている気がした。『マイバッ
クをお持ちでない方は、袋を下さいと申し出て下さい。』と、すべきと思う。(Hさ
ん)」
「環境にやさしい生活というのは、買い物など、身近なところで、できる事がいっ
ぱいあると、感じました。ひとりで取り組んでも……と無力感を感じている人は、多
いのではないかと思います。そのような人たちが、『自分の取り組みは、無駄じゃな
いんだ』と、思える機会が、必要だと感じました。(Sさん)」
「『ふくど』聞いた瞬間は、『復土』かと思いました。甘かったですが、『覆土』。
土の下に、有毒物質を含むようなゴミ(資源)が、埋まってるなんておそろしい!そ
んな場所で、生活したくないし、近づきたくもない!
ところで『みんなでエコライフ』山口版とかは、ないんでしょうか……。こういう
『通信簿』があれば、スーパーも頑張りますよね。(Aさん)」←つくろうね、待っ
ててもできないよ。
「私の家では、スーパーの袋がすごいたまっていましたが、最近は、袋地さんで買
い物に行くようになって、ほとんどなくなりました。『袋持参はスタンプがもらえて、
スタンプを集めたらティッシュがもらえたりする。』というシステムがある店に、よ
く行くようになりました。そして、お母さんと『袋持った?』と確認するようになっ
て、動機はどうであれ、そういう意識をどんどん持っていきたいと思いました。(I
さん)」
「この前、水無月祭で模擬店を出したけれど、どのゴミ箱も紙コップと紙皿と、割
りばしとプラスチックのスプーンの山でした。これは、ドイツでは、考えられない事
なんですよね。コップ貸し屋さんや、洗い屋さんを模擬店で作れば、きっと儲かるだ
ろうなと思いました。(Gさん)」
「フライブルグが、環境対策に熱心だということは、聞いたことがありましたが、
具体的な取り組みを知って、実際に日本でも行うべきだと思いました。そして自分が
主体となってでも、やってみたいと思いました。(Yさん)」
質問(今回は、答えかねるものがありました。
ご自分で調べて、建設する側、反対する側のそれぞれの立場を踏まえてレポートして
くださるといいなあ。)
「埋め立て地で、地震などによって液状化現象が起きた場合、多量の有害物質が、
漏れ出すのではないでしょうか。(Uさん)」←ウーン、調べてみてください。小レ
ポートをお待ちします。
「何で、冷蔵庫にはフロンが入っているのですか?(Iさん)」←それは、冷蔵庫
は気化熱を利用して、冷やしているからです。昔は、アンモニアを使っていて、金属
が腐食して、漏れると刺激臭がして大変だったそうです。そこで、フロンが使われる
ようになったのですが……。(D)それが代替フロンに代わり、今は脱フロンの冷蔵
庫もようやく日本でも手に入るようになり始めたところ。
「道路整備(年度末)をするのは良いですけど、全然バリアフリーになってないと
思うんですけど……。バリアフリーになっても、市街地だけだったり……。(Kさん)
」障害者といわれる人達がどんどん通ることによって、変わり始めます。わが大学も
だいぶそれに力を入れるようになったところです。
「市町村合併についてですが、それは対等条件ですか?それとも、一方的な吸収合
併という形ですか?(Mさん)」←規模にもよりましょうね。調べてみてください。
先日、四国でしたか、5町村が合併して、それぞれのもと首長が立候補して新町長の
座を争ってましたね。
「デポジット制は、とても優れた方法だと思う。しかし、返却された容器は洗わな
ければならないでしょうが、使い捨て容器を使うことと、大量の洗剤を流すこと、ど
ちらが環境に悪いんでしょうか?(Mさん)」←だから、洗剤から考えよう。(D)
「安渓先生の知ってる中で、ゴミ袋・コップ以外にもそういうのはありますか?(
Nさん)」←ガラスびんでいうと、割ってリサイクルして新瓶にするのが環境には悪
く、ビールなどのリターナブル瓶を利用するのがその次、自分でビールをこしらえる
ので、わずかのお湯で洗うだけでいい、という本格リユースが環境への配慮としては
最高かな。もし、つくるときは、酒税法に気を付けて、アルコール1%未満になるよ
うに気を付けてくださいね。
「自分の感想のやつ(この紙)は、講師の方には見てもらえてるんでしょうか?(
Nさん)」←安渓が見せてもらって、こういう形にまとめたものも含め、2,3週間
後にはすべて、講師の方にお送りすることにしています。
「あのコルク締めマシーンのお値段はおいくらですか?(Iさん)」←3000円ぐら
いです。自ビールキットが1万ちょいです。萩で葡萄酒をつくろうといって無農薬の
ぶどうをつくっている人を紹介してもらえることになりました。
地域問題 2002年6月14日 WWBジャパン古川栄美子さんをお迎えして
きっと私も輝ける
最初から最後まで、集中して聞けた。起業おもしろい!(Sさん)
今までの講義の中で、一番自分自身いろんな意味で考えられた、講義だった。(I
さん)
今日の授業を受けて、「もしかしたら、私も好きなことを仕事に出来るのか?!」っ
て思い始めて、将来の夢の幅が、広がった気がした。(Aさん)
毎回毎回、この講義で思うのは、「志」が大事なんだと思いました。自己実現・夢
を持っている人は、そのためなら、どんな事にも、前向きにやっていけるし、何より
も楽しめる仕事になるから、人として輝けるから、いろんな事もやれるんだと、思い
ました。(Nさん)
これからは、志が大事!!だと強く感じました。「失敗は成功のもと」なんだと思
い、失敗を恐れず挑戦するのが大事。話を聞いて、感動しました。(Nさん)
0から知恵を絞り、1歩踏み出すと、きっと100%今の生活が変わる!そう思わ
せてくれる、古川さんの講義は、最高でした。(Nさん)
古川さんの言葉「地域の人を巻き込みながら」に、何か真髄があるように思えます
……。(Aさん)
夢って叶えられるものなんですね。私は夢は夢として、とっておこうかなぁ、なん
て思ってたけど……。(Mさん)
やりたいことをしている人、自分の夢を叶えた人は、本当にキラキラ輝いていると
思いました。けれど、1人でやるというのは心配だし大変……。そこで、WWBJa
panの人や、女性の起業家スクールがあるから、安心してできるのだと思いました。
ありがとうございます。自分が生まれた山口で、このような活動が、進められている
と知って、本当にうれしいです。私も、頑張らなければいけないと思った。(Uさん)
自分の給料を全て投資していると聞いたときは、本当にびっくりしました。そこま
で思いを寄せて、人の夢に協力できる古川さんは、素敵でした。(Iさん)←それが
自分の夢でもあるのよ。
古川さんから、ものすごいエネルギーを感じました。私はただ何となく毎日を過ご
し、将来の夢もはっきり持たず、そのくせ、「つまらない」「楽しくない」などと考
えている。同世代の人に、夢を持ちそれを実現させ、充実した生活をしている人がい
るのだと考えると、自分は、このままではいけないと思いました。(Kさん)
起業という逆転の発想に触れて
「必要は発明の母」→「必要は起業の母」だと思った。(Kさん)
心が豊かになる起業。(Iさん)
誰でも、失敗はあるんですよね。全てがうまくいくわけではない。私も、「失敗は
成功のもと」と思って、頑張ります。(Kさん)
山口はお店とか少なくて、つまんない所だなぁと、思っていました。でも、「つま
んないから今から変えられる地域だ。」と考えると、とても夢のある地域だと、思え
るようになりました。(Iさん)
今まで「起業」と聞くと“大変そう”とか、“上手くいかない”と言うイメージが
大きかったのですが、今日から、イメージ変更です!「起業」“自己実現のための絶
好のチャンス”という気がします。(Aさん)
そりゃ、お金余ったり材料余ったりしたら、お母さんは、もう一品作るわい。利益
追求の人には、できん事だと思う。(Sさん)
大切なのは、自分から動くか動かないか、なんですね。(Nさん)
何事も発信する力が、大事だと感じた。(Nさん)
適当な大学行って、適当な職に……の時代ではなくなったのだと、感じました。
やりたいことが選べないのです。でも先程「チャレンジ」と言われて、挑戦が、大
切なんだなぁと思いました。(Tさん)
私も実は、ひそかに起業したいなって思っていました。でも、WWBの事は知りま
せんでした。夢を担保に……なんて大切なことなのに。(Aさん)
起業は夢を叶えるためのものだと思いました。全く経営の仕方を知らないのは、問
題ではなく、自分がやるかどうかという気持ちなのですね。(Nさん) 夢を持つこ
と、積極的に活動すること、失敗を恐れずチャレンジすることが、“生きる”ことを
“楽しむ”事なんだと感じました。今日の話を聞いて、もっといろいろなことを、自
分から知る努力をしていこうと思いました。(Iさん)
これから自分がどう歩んでいくのか、先が分からなくなっていたけど、今日の話が
とても参考になりました。(Sさん)
起業することは大変だけど、自己実現の場合でもあると言うことを知り、とてもお
もしろそうで、興味がわきました。今日は、本当にいい話が聞けてよかったと思いま
す。
地元(松江市)をもっともっと住みやすく、楽しい街にしたい!と思いますが、自
分が変えていく勇気がまだありません……。(Aさん)
現在就職活動中だが、未だに「自分が本当にやりたいことは何なのか」と自問し続
けている。今の日本は、“就職難” といわれているけど、妥協して後で後悔は、し
たくない。今回の古川さんのお話は、そんな私の気持ちを、後押ししてくれているよ
うで、なんだか希望が湧いてきた。(Nさん)
人生1度きり
1度きりの人生、やりたい事をしなきゃ損々!!今の世の中、無駄なことにお金を
費やしすぎだと思う。金儲けをねらって、やりたくない仕事もする。疲れている大人
達を見て本当にそう思う。そんな元気のない日本を変えつつあるのが、女性。まず、
自分の夢を見つけて、チャレンジしてみる。怖がらず実行してみたいと思う。なるべ
くお金をかけず、知恵を出して何か社会に変化をつけたい。(Yさん)←疲れている
のではなく、憑かれている(お金儲けに)のかもしれませんね。(D)
人生は一度きり,やりたいことができるのが幸せ」という言葉が、とても心に響き
ました。今まで、自分のやりたいことがあっても、どうして良いのか分からなかった
し、もやもやした気持ちがありました。でも、これからは、周りのことを気にするの
ではなく、自分の人生を楽しめるように、やりたいことがあったら、どんどん実行し
ていきたいと思います。「夢や思い」が、人をこんなにもいきいきとさせるんだと、
思いました。本当にすごく元気になれました。
女にうまれてよかった
私はやってみたいことが、たくさんあって、よく分からなくなることがあります。
これから、よくよく考えて、しっかり夢を見つけていきたいと、思います。女性でよ
かった!トクした(笑)!(Uさん)
自分の夢に向かってもっともっと努力して、将来自分がやりたい事をしたい。女に
はたくさんのアイディアと元気があるから、本当に女に生まれてきてよかった。(A
さん)
やっぱり日本の女性は強いな、いろんな体験をして、非常にすばらしいです。(A
さん)
今日は、本当に勉強になりまして、ありがとうございます。女性はすごいですね!
(Tさん)
古川さんは、自分を生かしながら、世界問題に取り組んでいらして、憧れました。
“自分探し”をしつつ、地域のこと、世界のことについて、もっと知っていきたいと
思います。男性に負けてられません。(Kさん)
行動力を、身につけたいと思いました。でも、女性がイキイキと仕事ができるのは、
どこかで男性が支えているからだと、感じました。(Aさん)
でも、どんどん活発になったら男性達が排除されるようになったり、衝突したりと
問題も出てくると思うのですが……。(Oさん)
女性は「直感で動く力」や「夢」や「志」や「愛着」を、持っているんだと思いま
した。すばらしいです。(Sさん)
これからは女性の時代だなと思った。(Iさん)
自分は男だけれど、女性の起業についての話も、色々学べてよかったです。
内助の功
行動力を、身につけたいと思いました。でも、女性がイキイキと仕事ができるのは、
どこかで男性が支えているからだと、感じました。(Aさん)
私は女性が起業にたくさん成功しているのは、男性のおかげでもあると思います…
…。(Kさん)
米のセンべーをつくってた人(阿東町の古谷さん)の旦那さんが、すごく良いダン
ナだなーと思った。(Iさん)←惚れた女房の夢の実現を手伝うのは、夫にとっての
自己実現でもあるわけですよ、きっと。
でも、どんどん活発になったら男性達が排除されるようになったり、衝突したりと
問題も出てくると思うのですが……。(Oさん)←オジサンたちの抵抗はあるかもし
れない。周到に準備して、選挙の場での女性の活躍を増やした北欧の人達の智恵(『
男を消せ!』という本が出ています。安渓の研究室にあります)に学ぶ点が大きいと
思います。そして、最近ノルウェーでは、管理職の4割は女性とすること、という法
律を通しましたが、そこにはちゃんと、管理職の4割は男性とすること、とも決めて
あります。
女性と違って男は、起業して成功するのも難しいと思いますが、年齢などは関係な
くできるのでしょうか?男だからやめた方がいいというのは、ありますか?ちなみに
安渓先生は起業しようと思ったことは、あるんですか?(Nさん)←年齢関係ありま
せん。「男というハンディ」があっても、女の人たちの発想や直感や行動力に助けて
もらえば、できるよ、きっと。安渓は起業経験あります。ヤマネコ印西表安心米。企
画と営業と金策と広報のあらゆる場面のボランティアをかれこれ14年やってきまし
た。小さい方のプリントに少し書いてあります。6月にとれたばかりの日本一早い新
米(完全無農薬・無除草剤)ご注文ください。
気づき
“自分探し”は、地域を知ることから、始まるのではないのかなぁ……。(Sさん)
自分が感じた疑問などを放っておかず、自分で、そのさまざまな地域問題に対応し
ていくことの大切さを、考えさせられました。
これまでは、1つの仕事をずっと続けるんだというイメージしかなかったけれど、
今日の話で、「やりたいことをすれば良いんだ。もし失敗しても次がある」という、
前向きな見方をすることができました。(Iさん)
良かったら、パンフレットとか情報とか下さい。←もちろん、自分でもらいに行こ
う!(履歴書をもって!?)
やまぐち再発見
山口県が、女性起業家先進県だったなんて、全然知りませんでした。ただの田舎だ
と思ってたのに、すごい。(Aさん)
私は正直、山口県に来て、何もおもしろみのない町だと思っていました。だから、
今日のお話を聞いて、山口にはこんなに元気な人たちがいると聞いて、山口が何かと
てもおもしろそうな町に思えてきました。(Nさん)
今回の古川さんのお話が、1番胸に響いた。山口県が女性起業家先進国だとは、知
らなかったので、山口県民としては、すごく誇らしい。(Nさん)
山口県に、こんなすばらしい活動グループがあったことを、知らなかったなんて…
…。今日、お話を聞けて良かったです。(Aさん)
こんなに元気な女性が山口にたくさんいるだなんて、感心しました。また、同じ大
学生でも活動している人がいるのを見て、かっこいい、すごいなって思いました。こ
んな活動にぜひ参加してみたい。(Sさん)
自分も将来は絶対、会社を興したいと思っているので、今日の講義はすごく楽しかっ
たし、ためになったし、自信がついたというか、疑いがなくなった。山口は起業しや
すいと聞いて、へぇー、ふむむ、大阪に帰るよりもこっちで興した方がいいかも……
と思った。(Iさん)
私の夢
将来は岩手に戻り、起業したいと少し考えています。(Sさん)
今日の古川さんの話は、私にとって、夢のヒントをもらったという感じです。「起
業する」ということは確実に、私の選択肢の1つにしようと、決めました。(Oさん)
自分の歩んできた道に、充実と誇りを持って話してくださっている姿を見て、こっ
ちまで元気になった!!し、うらやましいなぁーと思いました。私も、起業するとき
には、ぜひ相談に乗って下さい!!(Kさん)
今日、古川さんの話を聞いて、情熱が燃えてきた。でも、実現するのがなかなか難
しいと思っている。(Oさん)
古川さんの人生談、すごく面白かったです。自分の直感で動ける人って、すごくう
らやましいと思います。行動力を身につけたいなぁと、思っています。(Gさん)
生活により密着した、普段私たちが、こんなお店があったらいいなというお店がで
きて、そこを経営している人がいきいきと仕事していることは、すばらしい。サポー
トをしてくれるWWBジャパンのようなのがあるのなら、思い切ってやってみたいと
思いました。自分のしたいことをして、なおかつ人の役に立てるようなことをしてみ
たいです。(Sさん)
私はお店が出したい。アジアの物や、家具とか自分で作った物を売って、働きたい。
小さくて良いから。(Hさん)
「夢」はラジオパーソナリティーになることです。(Nさん)←いいね(古川)。
私の夢は、映画の製作者になることです。自分の作品をみんなに見せたいです。(
Aさん)
大学の友達と、地域に住む外国人のお手伝いをしようと言う活動を初めて、それを
早く形にして、彼らの役に立てるようになることが、今の夢です。(Sさん)←よい
ですね(古川)。
将来は、農業に携わって生活していきたいと思っているので、もしかしたらお世話
になるかもしれません。また、発展途上国への支援活動にも興味があります。(Sさ
ん)
環境問題、地域の人と接して、山口をもっと素敵なところにしたいんです。地域の
人はもちろん、外国人の人も含めてです。過ごしやすい山口を作りたいなって、思っ
てます。(Yさん)
お祭りとかで、器の貸し出しとかのお仕事、考えてます。サークル「くるくるリン
グ」内で話しているのですが。(Tさん)
第3世界ショップで働いてみたい。将来は世界の貧しい人々を、手助けしたいので。
その他の仕事があれば知りたい。(Nさん)
今、関心のあることは、留学、学校を休学して入学する意気込み。(Iさん)
夢…ですが、高齢者も子どもも、障害者も、もちろんその辺の人も皆が、集まれる
場所が作りたいです。皆が出入り、行き来する場所。その中でいろいろな情報が、交
換できる。また親の帰りの遅い子達を高齢者の人が見る。そんな誰もが安心して過ご
せる場所が、つくってみたい。(Sさん)
私は、小さい子や若者達に、外国をもっと身近に知ることのできるお手伝いが、し
たいです。特にアジアをもっと知ってもらいたい。(Iさん)
今、使い捨てが多いので、紙コップや紙皿・割り箸などは、洗って何度も使えるも
のに、変えられないのだろうかと思っていた。リサイクルがもっと生活の中で、行わ
れたらいいのではないかと思う。(Nさん)
地域を輝かせたい
夢を追う起業家が、地域を振興するという考えが、おもしろいと思いました。(A
さん)
私は、山口の宇部に住んでいるのですが、はっきり言うとさびれてます。宇部を元
気にできる“何か”がやりたいと、今日思いました。(Kさん)
起業しなくても、自分なりに、地域問題を解決できるような活動をしたいと思いま
す。(Sさん)
私たちの世代の手で、地域を輝かせたいと思います。(Aさん)
起業が身近になった
人と人との関わり、つながりに関心があります。女性起業家というと、飛び抜けた
才能と発想を兼ね備えている人だと思っていたけど、実際は、生活の中の不平・不満
から、ビジネスとして行動をとっているんだということを知り、驚きました。(Kさ
ん)
今日の話を聞いて、起業するということを、自分の将来の選択肢の1つに、しよう
と決めました。(Oさん)
起業している方が、また次の夢を目指している姿が、とても素敵だと思いました。
発展途上国との貿易を、勉強したとき、利益に格差があるのがおかしいと感じていた
ので、“第3世界ショップ”のような活動が行われているのを知り、もっと広がって
いってほしいと思いました。(Hさん)
夢は漠然としていますが、動物や植物が幸せに暮らせる地球づくりに、貢献したい
と思っています。具体的には、紛争解決に取り組んでいきたいです。(Sさん)←戦
争は最大の環境破壊ですものね。
注文
本当に良いところばかりなのかと、疑問に思った。もっとまんべんなく、(起業者
の)失敗談も話して欲しかった。(Nさん)←そうだね(古川)。
1円でも稼ぐのは大変なことで、トントン経営と、簡単に言っているけど、そんな
に甘くないと思う。(Iさん)←実際のビジネスの経験に基づく貴重なご意見ですが、
失業・リストラ・自殺などの暗いニュースは、マスコミに充満しています。そのよう
な面について、古川さんが短い講義中に触れられなかったことがバランスを欠くこと
だとは思いませんよ。
古川さんの元気の良いお話を聞いていると、今の日本が不況であることを、忘れそ
うですね。人生一度きりで、夢を追うのは楽しいだろうけど、自分の夢が金の全く儲
からないことなら、その夢は果たすべきなのでしょうか。夢の少ないこの島の10年
後が、夢があふれて海に落ちるくらいの国に、なれないこともないと思いました。(
Aさん)
質問
第3世界ショップは、どこにあるんですか?←道場門前にあるそうです。(入力者
D)
WWBが最初に出来たのはいつですか?そしてどこの国ですか?←はて、インター
ネットで調べてみて!
地域問題2002年6月21日 大庭晴子さんのお話、聞き手安渓貴子さん
授業
この授業では、いつもいろいろな形で、元気をもらえます。(Sさん)
先生が最後に話した、パリでのお話は、まさに私が目指すべきだと思う、社会その
物でした。(Mさん)
今日は安渓先生、全く話さなかったけど何故ですか?体の調子が悪いとか?大丈夫
ですか?元気出して下さい。←ありがとう、Kさん。講師をさしおいて話しすぎると
いう反省と、心にしみこむような大庭さんのお話の聞き手としては、女性がいいだろ
うという考えからでした。プリントができてなくて、ということもあったんですけど。
距離感
私の心の中にはまだ、心のバリアフリーができてなくて、どうしても可哀想とか思っ
てしまったりします。(Hさん)
無意識のうちに、距離をおいているような気がします。こんな自分が嫌で嫌でたま
りません。心のどこかでかわいそう……とか、思ってしまうのが……もう本っ当にい
やです……。/今日の話を聞いて、私にもできることがあるんじゃないかと思って、
何か、うれしいです。(Kさん)
私は地元で、手話サークルに所属しているんですけど、交流会か、講演・講演会が
たくさんあります。企画を打ち出すのは、健常者です。「交流」という言葉で、さら
し者にしてるんじゃないかなって。杞憂なのでしょうか?(Yさん)
誰もが
私の左腕は傷の場所がズレていたら、動いてくれているかどうか……。だから、な
おさら、今日の講義は真剣になりました。(Oさん)
私は、中3の時に足を骨折し、1ヶ月位不自由な思いをしました。その時に、あら
ゆる人の人間性が、見えました。私がこけて立ち上がれない時、声をかけてきてくれ
た人、「すっ」と、無関心顔で通り過ぎていく人、さまざまでした。(Kさん)
下手な事故に巻き込まれれば、私達だって障害者。そうなったときに今の社会は、
めちゃくちゃ住みにくいぞ!!もっと根底から考えていく必要が、あるはずです。(
Iさん)
誰にでも障害はあるものです。目に見えない障害も、皆で、ピア・カウンセリング
しあいながら、自分を大切にしながら、生きていきたいです。車椅子ダンスすてきで
した!!(Kさん)
バリアや「不便」の越え方
教室の前にある小さな階段を下りるときでさえ、とても大変そうに見えた。今日は
3階分も階段を登って、講義をしに来て下さったと思うと、とてもありがたかった。
帰られる時も、3階分の階段を下りて……と思うと、感謝・感謝だ。本当にありがと
うございます。(Kさん)←あれは、段差が非常に大きいんです。
社会福祉棟以外も、バリアフリーにしていきましょう!階段講義室の入り口は、と
ても入りにくそうでした。県大は、結構スロープとかがあって良いと思ってたんだけ
ど、障害者の方々の視点から見ると、まだまだな点が、いろいろあるんだな。(Iさ
ん)←学生の調査と提案により、バリアフリー化進行中です。もっと提案してくださ
い。
車椅子の学生が、他の棟での講義を受けたい場合には、どうしているのだろうか。
教養科目の中には、本館での講義も結構あると思うのだが。(Nさん)←可能な限り
前もって調整しています。
「障害がある、ないなんて関係ない」「したい”という主体的な気持ちがあったら、
バリアなんて関係ない」という言葉に、心打たれました。(Kさん) 大庭さんの話
を聞いていると、苦労しながらも人生を楽しんでいるように、見えます。いつも、こ
の授業に呼ばれる人達と、なんら変わりないことが分かりました。自分も大庭さんの
ように、積極的で行動力のある人間になっていきたいです。いつ終わるか分からない
この人生、夢を持って生きないと損ですね。(Aさん)
いわゆる五体満足の方は見落としている、忘れていること、たくさんあると思いま
す。当たり前という考えを、捨てるべきです。(Iさん)
書道教室は、きらきら銀魚のメンバーだけ参加できるのですか?健常者の方もいらっ
しゃいますか?(Tさん)←「きらきら銀魚」のメンバーには誰でもなれるんですよ。
どうぞ。
違いを大切に
「本当の豊かさがあるなら、人それぞれの障害にあった、車椅子を作ることではな
いか」という一言が、心に残りました。/スポーツが嫌いという言葉に、ドキッとし
ました。今、私はスポーツをしているけど、とても恵まれているんだなぁと、実感し
ました。(Yさん)
今日の話を聞いて、今の世の中にも豊かさを見いだし、幸せになれるんだと思えた。
1人1人の個性を創り出せる世界に、生きているんだという新しい視点を、得ること
ができて良かった。(Nさん)
障害があることで、不便なことはあるかもしれないけれど、それぞれに合った方法
があって、どんなことにも挑戦できるんだと、思いました。必要なのは「自発性」だ
と教わりました。
私も、自分のライフスタイルをさがす。ライフスタイル探しには、障害者も健常者
も関係ないと思う。(Aさん)
今まで、自分の中で言い訳を作って、やらなかったことが多い私は、夢中になれる
ものに出会ってなかったのか、気づかなかったのか、ただやる気がなかったのか……。
大場さんの言葉が、すごく心に染みました。(Iさん)
車椅子ダンス
ビデオで車椅子でのダンスを見てみて、とても優雅だなーと思いました。静かだけ
ど独特のしなやかさがあって、ちょっと衝撃的でした。(Aさん)
車椅子ダンスを初めて見た。あの車椅子は、普段のものと違い特別な車椅子なんで
すか?(Iさん)←そうです。回転しやすく、しかも転倒しにくいように後ろにも車
輪のある6輪車だそうです。後は、スポーツ用の車椅子等も、倒れにくい様に設計さ
れています。(入力者D)普通の車椅子でも充分できるそうです。
私は、今日の車椅子ダンスのビデオを見てる時、ちょっと泣きそうになりました。
何でか分からないけど。(Gさん)
車椅子であんなに優雅に踊れるなんて、思っていませんでした。ゴメンなさい。一
度、生で見てみたいです。←毎週月曜日7時から、しらさぎ会館でやっているそうで
すよ。(D)
車椅子ダンス初めて見ました。とてもステキでした!!今日のお話を聞いて、今ま
での障害者のイメージが、全く変わりました。私も、障害者の方々と触れ合う機会を、
ぜひ持ってみたいと思いました。お話をしてみたいです。そうすることで、私自身も
変わることができると、感じました。(Yさん)
時間に追われないで
私は忙しくないと不安な人です。自分が「これはっ」って思う物がなく、それを見
つけようと、いっつもあせってます。忙しくもがいてる時は、不安感がなくなります。
でも、一気に何がなんだか分からなくなって、寂しくてどうしようもなくなる時があ
るのですが、「忙しくない」「時間はある」って言葉を聴き、焦る必要はないのかな
と、心が軽くなりました。大場さんは雰囲気がやわらかく、優しいしゃべり方で、こっ
ちまで温かくなることができました。(Sさん)
「忙しくない。時間はある。」という言葉を聞いて、まさしく今の自分のことだなぁ
と思いました。考えてみたら条件は皆一緒で、もっと落ち着いて、広い視野をもって
生活しようと、思いました。(Aさん)
あせらず、あせった時は、この事を思い出して、まずは1分間、落ち着いてみます。
(Nさん)
私も前向きな姿勢で、暮らしていったら、今回話して下さった先生のように、優し
く、柔らかい人間に、少しは近づけるかなと思った。「忙しくない」「時間はある」
という話を聞いたとき、うまく言えないけど、今の私の気持ちを落ち着かせてくれた。
(Hさん)
カウンセリング
私も昔、登校拒否になりそうになった時、友達に悩みを聞いてもらえて、すごく楽
になったことがあります。だから、今度は私が、人の悩み(障害者の人も、もちろん
含めて)を、聞いてあげたいです。壁を取り除けるなら、とてもうれしいです。(Y
さん)
ピア・カウンセリングをする時は、誰か専門職の人が、一緒にするんですか?(K
さん)←「障害を持つ当事者こそが専門家である」味わいましょう。
カウンセリングを続けるうえで、臨床心理士や他の専門家のアドバイスも沢山取り
入れ、ピア・カウンセリングの効果を、最も発揮できる領域を探ってみては、どうで
しょうか。(Nさん)
その道の専門家も、反対に傷つけてしまうこともあるのだから、一方的でなかった
り、上下関係がなかったりというのは、大事だと思います。(Oさん) ピアカウン
セリングと、コウカウンセリングの違いがよく分かりません。(Mさん)←HPでに
わか勉強してみました。
コウ・カウンセリングとは、安積遊歩さんが日本に広めたもので、専門家が一方的にカウンセリングをするのではなく、相手と時間を均等に分けあい、話を聞くというもの。聞いてもらう中で、感情を解き放ち、さまざまなネガティブな想いを取り除き、自分が何をしたいのかを分かっていく。「聞くというあまりにも大事なことが無い社会だなと思うんだよね。私を分かってと、お前は黙れという二つがはびこっている。聞くと言う姿勢で自分の要求を伝えるってことがあまりになさすぎ。聞くということを機能させたいね」(http://www.jca.apc.org/femin/kigi/gomenkudasai.htm)立場が違ってもコウ・カウンセリングはできる。それがピアとなると、同じ背景を持つ人同志という意味が加わるんだね。http://www.mutugoro.or.jp/~moyai999/pia00.htmによると、◎ピアとは、仲間という意味。同じ背景を持つ人同志が、対等な立場で、話を聞き合うこと。「障害を持つ当事者こそが専門家である」という考え方からきている。◎ピア・カウンセリングの理念――「助けることと助けられることは対等である」。対等ということの具体化として――障害を持つ人の自立のため
の相談に障害者自身があたる。
自分を好きに
「自分を好きになろうよ」という言葉が、心にジーンときた。最近ちょっと、学校
生活やいろんな事に悩んでいて、頭の中がぐちゃぐちゃだったけど、柔らかい口調で、
「自分を好きになろうよ」って言われたとき、解決法が見つかった気がする。(あり
がとうございます。)
安積遊歩さんの本を初めの方だけ、パラパラッと読んだだけなのに、涙が出ました。
なんだか晴れない気持ちを聞いてもらう、ただそれだけで勇気をもらえる、人間の不
思議な力を感じました。(Iさん)
障害者の人が、人々を元気づけてくれることもあるんだなぁと、思いました。(U
さん)←人が人を元気づけるのです。
障害を持った人たちが集まるだけではなく、そうでない人たちと一緒になって、活
動していくという事が、大切なんだなと思いました。(Nさん)
障害を持っている人の大変な部分っていうのは、生活を共にしなければ分からない
ことが多いと思うけど、一緒に楽しみを共有することは、私にもできるのかもしれな
いと思った。活動の様子とかを、学ばせてもらうだけでもいいんですかねぇ?(Iさ
ん)←「おたがいさま」と思えればそれでいいのでは?
「地域問題」2002年6月28日フリースクールAUC田端満弘さんのお話
今回は、不登校の当事者としての専門家である、入力者Dさんのコメントを中心に、
(U)こと安渓遊地の蛇足を付け加えました。
フリースクールとの出会いから
この授業では、いろいろな立場の方がいらっしゃって、お話をして下さるので、す
ごく勉強になります。フリースクールは、学校に行きたくても行けない人が行くとこ
ろで、フリースクールにいく子は少しかわいそうだと、思っていたのですが、そうで
はなくて、フリースクールで自分を、輝かせることができる人や、自分の居場所を見
つけることができる人もいると言うことを知って、誤った先入観を捨てることができ
ました。(Sさん)
今日、フリースクールのイメージが変わりました。今までは、すごく暗いイメージ
でした。(スイマセン…)でも、今日話を聞いて、楽しくて自由で、自分の意志を尊
重してくれる所だと思いました。それに、小学生とか中学生に限るものだと思ってい
たんですが、誰でもいいんだと知りました。(Uさん)
最初の「自分に貼られたレッテルをはがす」というような言葉に、ドキッとしまし
た。私も地元に帰ると、違和感を強く感じています。だから、今の暮らしは楽で楽し
いです。(Tさん)
自分が保健室登校などをしていたこともあったので、AUCみたいなものを、もっ
とはやく知っておけばよかったと思った。当時感じていたことが、「自分の居場所が
欲しい。」というものだったので、学校というものは、子供達の安心できる居場所と
いうものであって欲しいと思う。(Nさん)
学校に行くと、一つの教室の自分の机だけしか、居場所がなかった。AUCにもっ
と早く、出会いたかったです。(Iさん)
フリースクールは大賛成である。よかったら、お手伝いしたいと思う。(Sさん)
←7年前僕が、初めてAUCのお出かけで、釣りに行ったら、釣り場にいたオッサン
が、「君、学校は!?」と横柄な口調で聞いてきました。当時の僕には、切り返す余
裕はありませんでしたので、「あそこの人が代表だから、あの人に聞いて下さいよ。」
と田端さんを指していったら、「話にならん!」というような感じで、去っていきま
した。しかし、当時に比べても少しは、改善したようですが、あなたは、こういう困
りものの石頭親父に、きちんと対応できますか?(入力者D)
今日、田端さんのお話を聞いて、「これかも!!」って思いました。私が探してた
ことが、見つかった気がします。/田端さんの要請さえあれば、お手伝いしたいと思っ
ています。無名所散策にぜひ、(わたしの地元の)楠町にもいらして下さいね。(A
さん)
私が本当に希望していた職業は、児童心理学を学んで、人間性を重視した先生にな
りたいと言うことだったので、今日の話はたいへん興味深かった。/今年の夏、塾の
講師のバイトをすることになっている、が今日の話を聞いて、やっぱり勉強を教える
ことで子供達と関わるのもいいけど、私はやっぱり子供達が悩んでいることに、1つ
1つ答える人になりたい!!と思った。/教育学部に落っこちて、この学部に入り、
私の希望である中学校の保健の先生になれないと言うことで、半分あきらめていた。
でも今日講義をきいて、もしこのプロジェクトに参加できれば……。悩んでいる子供
に関わってあげられるかもしれないと、思った。「本気で私は、このプロジェクトに
参加したい」(本気で×100……)(Hさん)←よかったね。でも、肩の力を抜き
ましょう。(U)てゆうか、「…してあげよう」とかいうのは勘弁して下さいね。僕
の知る限り、これまでにスタッフに新規採用された事があるのは、一人しかいません。
ちなみに、その人は僕たちの先輩格(つまりAUCの初期の参加会員)です……。(
D)NPO法人化してますから、もう少し拡大することを期待してますが。(U)
ガンバリズムとその超え方
私は中学の時、不登校気味になった時期があって、保健室か、学校の相談室に行っ
ていました。本当はみんなと同じように学校生活を送りたいのに、いけない自分に劣
等感を感じていました。何より苦痛だったのが、周りからの「がんばれ」という言葉
でした。一番言われたくない、嫌な言葉でした。(Sさん)←それは、日本にはびこっ
ている「ガンバリズム」という病気です。日本のほとんどの人がかかっています。過
労死サラリーマンなど……。ちなみに、この5月、イギリスでは、不登校を容認して
いた親が禁固28日の刑に、処されたそうです。(D)はじめの判決は60日だった。
私の弟は今、2、3週間「学校に行きたくない。」と言って、学校に行っていませ
ん。先生が嫌いなんだそうです。私から見ると、弟本人よりも母の方が何だか焦って、
不安を感じてるようだったので、母を楽にしてあげると、弟も楽になるのかな?等と
考えていました。(Eさん)
実は、私も不登校になりかけたことがあった。友達にいじめを受けていたのだ。し
かし、この事は親にも先生にも打ち明けることができなかった。親に話したら、悲し
むと思った。先生に話したら、いじめがエスカレートしてしまうんではないかと、恐
かった。病気のふりをしたり、朝学校に行ったと思わせて、近くの川で、時間をつぶ
したりしていた。あのときの自分は、一人さびしく、誰も自分のことを分かってもら
えないんだ。この世に生きている価値なんてこれっぽっちもないと、思った。学校な
んて、何であるんだろ?って思った。
私は小学校の頃、学校に行きたくなくて(というか、行くけど学校にいるのが嫌で、
授業中の教室にいるのも嫌で)毎日のように、「頭が痛い」とウソついて、保健室に
行っていました。体温計も小細工して、きつそうな演技もしてたんです。何でだろう?
自分でもよく分からないんですよ。けど、家に帰りたかったんですよー。そんなこと
が続くものだから、親は心配して、2週間くらい検査のために、入院させられちゃい
ました…。そのときはさすがに焦りました(笑)。だって、ウソなのに…。(Iさん)
←そういう”小細工”ができる人は、まだ幸せかもよ。でも、マジで体調が悪くなっ
てしまう人もいるんです。そういう人は、より早く追いつめられてしまう……。(D)
制服と校則
私は中学生の時、学校に三年間で10日ぐらいしか、行ってません。何故かという
と、悪いことをしていないのに、制服を強制されるのが嫌だったからです。でも学校
は好きだったので、休み時間には、友達に会いに行っていました。でも制服を着てい
ないので、授業には、出席させてもらえませんでした。(Iさん)←僕も制服強制は
好ましくないと思います。そこで、制服にまつわる実話を一つ。鳥取県某所に、T中
学校と言う中学があります。ここは町内の4つの小学校を卒業した生徒が入学する地
域のマンモス校。そこに9年くらい前に入学した、生徒がいました。そして、彼の母
親は自分の職場の近くにある専門店で、制服を注文したのを、彼が学校に着ていくと
(当然、それっぽく細工して)、生徒指導教官に「指定店で買ったものではないだろ
う!!」と怒られたそうです。僕の行った山口市のN中学でもそこまでは…。アホラ
シイ!(D)
私が中学・高校の時に嫌だったのは、校則です。ある程度の規則はないと、学校が
まとまらないので、仕方がないと思いますが、例えば、回ってきた歌詞カードにもあっ
た様な、下着は白に限るとか、男女交際禁止、映画やカラオケは子供でいってはダメ
etc……等の校則があり、嫌でした。映画やカラオケなんて、いったん学校を出て
しまえば、個人の責任で判断しても良いのではないかと、思います。(Nさん)←フ
リースクールといえど、巨大化すれば、最低限の規則はやはり必要になるようです(
東京シューレとか)。そういう最低限のものならばいいのですけど……。(D)
私が中学生の時(約5年前ですが)、理解できないような校則がたくさんあり、学
校というところが嫌になったという思い出が、あります。
例えば、「下着の色は白でないといけない。」→男の先生が、夏場に薄着の女子生
徒の透けている下着を見て、「色付きはダメだ!」と、廊下で怒ったりしていました。
これは明らかにセクハラなのでは……!?/「衣替えまではたとえ寒くても、防寒具
を着てはいけない。」→学校指定のベストやブレザーを着ていても、怒られました。
はっきり言って衣替えは、人によって、時期が違っていいんじゃないでしょうか。「
1年生は必ず、学校指定の靴を履いて通学する。」→白のスニーカーだったんですけ
ど、何故1年生だけなのか、よく分かりません。/といったような、訳の分からない
矛盾した校則が多かったので、学校に行くのがすごく嫌でした。このように矛盾した
校則のない学校に、自分の子供を通わせたいです。(Aさん)
私が通っていた高校にも、たくさん校則がありました。「キーホルダーはつけない」
「スカートは膝下5から10センチ」や「まゆげを整えてはいけない」など、全校集
会の際に必ず風紀検査があって、1人1人5、6人の先生に囲まれて、すみずみまで
検査され、ひっかかった人は、体育館に正座させられて、説教をされていました。息
苦しかったです。そんなことまで統制されなければいけないのか?といつも思ってい
ました。(Kさん)
つらかった学校・つらい学校
私の中学校は最悪だった。何度辞めようかと思ったか分からない。私は先生に理不
尽なことで何度も呼び出されて、授業も出ずに怒られた。怒られた内容は、「目つき」
や「友達との個人的な喧嘩」などで、「何故私が怒られなければならないのだろう」
と、いつも思っていた。田端さんのようにテストで100点を取ったときも、その先
生に嫌われていたため「2」がついた。(Nさん)
私は中学校のとき、いじめを受けていた。学校そのものも学校崩壊という状態でし
た。だけど、親にも言えなかったので、行くのはしんどいと思いながらも、どうにか
通っていました。だから教室に入るときのクラスの皆の視線が、すごく怖いという気
持ちが、よくわかります。誰か1人が攻撃し始めたら、まわりの人が一緒になってや
る(自分がいじめられたないように)のが当たり前でした。フリースクールの存在を
知りたかった……!!(Mさん)←僕は、いじめられる側・一緒にいじめる側の、両
方の経験があります……。(D)
小・中通して不登校児の大変多い学校として有名な、学校に行っていました。事実、
クラスに1人は絶対にいたし、中3の時に7人くらいいて、時に11人来なかったと
きは、異常だと感じました。私の仲良しだった友達も、数人全然学校に来なくなり、
先生から、何度か話をするようにと、言われました。今では普通ですが、カウンセリ
ングの先生も、早い時期から来ていました。そのような環境において、私が一番思っ
た事は、家庭環境と友好関係が主な原因で、最終的には自己の問題だと思います。(
Nさん)←What?よ…よく分からないけど、物事は一概には言えませんよ。ほと
んどは、そう言うこともあるね。とか、一理あるね。というようなことなんです。(
D)←青い顔して、「会社に行けない」という人には「どうしたの?会社で何かあっ
たの?」と聞く人が、青い顔して「学校に行けない」という子どもには「どうしたの?
家で何かあったの?」と聞く不思議。(U)
自分の意志を無視され、親の意志で学校へ入れられた友達が、たくさんいた。その
ため勉強は無理矢理させられているという、受け身の状態が苦痛で耐えられなく、不
登校になった友達もいた。/そして、不登校にならなくとも勉強ができない子は、切
り捨てられる環境の中、学校の名前と制服だけの、ギリギリのプライドで、自分を守っ
ている子がたくさんいた。その子たちの心の中を、一体この先誰が読みとってくれる
のだろう……とか、考えたくないことだ。こういう子が世の中に先生・親の知らない
所、つらく悲しい思いをぶつけきれず、もがき苦しんでること……もっと知ってほし
いと思う。(Iさん)
大人達がそういう子供を見て、「何かしてあげたい」と思うのももっともだと思う。
(Iさん)
大学に入学しました。とても期待していましたが、少し違いました。大学の教授と
もなると、自分の思想などが頑固にこびりついていて、それを押しつけられるのは、
暴力以外の何者でもないと感じました。←あなたへの人権侵害には、あなたがまず声
をあげる勇気を出してください。まず、そのメッセージがなければ、教員たち自身を
も傷つけている思想の暴力を解きほぐせません。(U)/不登校は甘えです。みんな
どれだけ苦しく生きているか。自分だけでは決してありません。毎日、追い込まれ、
苦しい中で、人間は生きているです。甘えは人間にとって、最大の敵です。甘えては
いけません。(Kさん)←あなたは自分自身が否定され、人間のクズと呼ばれ、マジ
に学校に行こうとするのに、それでも体が動かない時の、人間の気持ちが分かります
か?仮病・詐病じゃありません。マジで気分が悪くなり、吐いてしまう人もいるんで
す……。そして、一番辛いのはまわりの人間が、本人に向かって「それは甘えだ」と
言うことです。最近は教師の不登校や、出社拒否も増えているそうです。/我慢、我
慢の人生ってつまんないですよね。/あなたは、自分の思想を脅かすものを何がなん
でも、排除するおつもりなんですか?けれども、それは他人どころか自分さえも、傷
つけているように見受けられます。でも、そのがむしゃらさを、うまく調和と協調に
使えば、世の中の役に立てるんじゃない?(D)
学校というシステムは変われるか
学校に行きたくない!!と思ったことは数えきれません。先生が怖くて仕方がない
ことも、勉強が難しくてついていけなかったことも、全てが私を苦しめました。学校
に変わって欲しい!!もっと1人1人の子供の心まで、真正面から見てくれる場であっ
て欲しい!!そう思います。(Kさん)
不登校者が増えるのは、やはり今の教育システムが、悪いと思う。心が広くて子供
の心をつかんでいる先生に限って、先生になれず、非常勤講師として働き、毎年採用
試験を受ける。(Yさん)
私は、自分の通ってきた学校に、不満をおぼえませんでした。それは、いい学校だっ
たわけではなく、一定の枠の中で生活することに、慣らされてきていたから。それか
ら外れることが、恐ろしかったからです。でもその影響が今、出てきている。/何が
よくて何が悪いのか。当たり前って何なんでしょう。本当に大切なことは…。(Sさ
ん)
学びとは、基本的には自分自身で、自分のペースで身につけていくものではないで
しょうか。それをどのような枠にしろ、入れようとすることに、やはり無理があるの
では…。(SNさん)
学校という所は、問題点がいっぱいあります。変わっていかなければいかない所!!
いっぱいです。だけど、必要な所でもあります。/現状の学校に、拒否反応を示す子
供を守れる環境がありません。一教師としては、受けとめることのできる人は、いっ
ぱいいるはずですが。フリースクール・ホームエデュケーション・通信。それぞれが
選択できる、安心できる場所の必要性を、大変感じました。感じてます。(KNさん)
←繰り返しですが、フリースクールの老舗は、「東京シューレ」(創立16周年)で
す。今や、八王子・新宿・太田の三カ所に分かれています。というわけで、そういう
居場所を準備したいという方は、フリースクール関係の本を読んで苦難の道を知るだ
けでなく、関係者の方にも問い合わせてみたりして、よく考えましょうね。NPOで
も、学校復帰前提でない限り、補助金は出ないんですから。無理と思ったら、やめる
のも手です。(D)
文部科学省が、いくら「ゆとりのある個性豊かな教育を!!」と言っていても、学
校は、世の中に見合う(からはみ出さない)人間を作ることを、やめないと思う。す
ごく世の中が矛盾している。(Hさん)
だから学校というシステムに行かなくても、学びたいもの、したいことが出来る様
になればいいと思います。(その為に大人の方に、協力して欲しい)(Oさん)
今の社会は、どうしても「学歴」というちっぽけなものがつきまとうと思います。
フリースクールに通っていた人達の将来(現在)は、どうなるのですか。就きたい職
業に就けるんですか。フリースクールが悪いとは思わないし、むしろもっと増やした
らいいと思うんですけど、やっぱり将来は、自分で生活しないといけないし、家族を
養わないといけないと思います。だから、少し心配というか、どうすればいいのかなぁ
…、と思ったんです。(Kさん)←このどん底経済の中で、学校を出て就職して……
という話は、いまじゃみんな空手形になりました(『不登校新聞』の上野千鶴子さん
のことば)。さらに言うと、東京大学の大学院を出ても、つきたい職業どころか、ま
じで職がなかった人ともアフリカで知り合ったんですよ……。(D)
こんな学校・生き方ならいいな
1人1人の性格、体質というのは星の数ほどたくさんあるはず。私が「学校」に対
して、最も憤りを感じることは、このことを頭に入れていない人(教師・親・生徒で
も)が、いるということです。かなり抽象的ですが、この多様性を理解している人が
いたり、実践している場ならば、私はどのような形の学校であっても、かまわないと
思います。(Oさん)
小学校の先生をしている母の話。/母は学校で、絨毯が敷かれた遊べる教室を作っ
たそうです。そうすると家族のこと、親のことを相談しにくる子が、増えたそうです。
学校内にそのようなスペースがあればいいと、思います。また、静かだと思っていた
子が、とても将棋が強かったりという発見もあって、とてもよかったと言っていまし
た。(Yさん)
私はいじめ・民族軽視(人種差別)・閉じこもり等、問題がなく、子供はイキイキ
できるような学校に、通いたいです。(Sさん)
動物とか、植物とかたくさん育てて、命の大切さを教えるような学校がいいな。(
Hさん)
田端さんやDさんの話で、安心して寝る子供もいると聞いて、心が温かくなりまし
た。/これからもずーっと続けていて欲しいと思います。私もできる事があれば、協
力したいし、フリースクールAUCを応援しています。(Kさん)
何もしないことも、愛情なんだなぁと思った。(Uさん)←しかし、温かく見守っ
ているよ。と伝える。(U)←つまり完全放任とも、ちょっと違う。という事です。
(D)
地域社会との関わりを、持たせることにより、子供にやる気を作ってあげられたら
いいと思う。又、子供に奉仕活動をさせることにより、生きていく上で必要なことを、
学んで欲しい。例えば、手話や点字を学ぶ事で、何かの役に立つことができるという
実感を、味わって欲しい。(Oさん)←奉仕活動とは「自発的に実行する」ものであ
り、「させる」ものではないと思います。無理矢理させるのは、「強制活動」もしく
は「半強制活動」というのではないでしょうか?(D)
神戸の長田区にある「託老所」「こまどりの家」に行ったことがあるのですが、素
敵でした。古い民家に、不登校の子供・知的障害者・主婦・おじさん・おばさん・高
齢者が集って、一緒にご飯を作って食べて片づけて、話をして、なごんで、バラバラ
と帰っていきました。誰がボランティアで、誰が利用者かよく分からず、居心地が良
かったです。保育所でも、托老所でもフリースクールでもあるような、おばちゃんの
おしゃべりの場でも、あるようでした。(Hさん)←ともに生きる、ですね(U)
質問・疑問・要望
「参加点12点」というのは、2倍した上での点数でしょうか?(Oさん)←いい
え。発言2点、プリント1回1点の合計です。(U)
不登校の方の声を手紙だけでもいいから、講義に加えて欲しかった。←俺がそうな
んだよ(3年間の経験者)。現役じゃないと駄目ですか?他にも呼んでこいって?み
んなそんなに暇じゃないんですよ。(D)
実際に不登校の子は、将来どうするんですか?フリースクールは何才までいけるん
ですか?(Kさん)←不登校経験者の中にも、いろいろな職業について、結婚したり、
りっぱにやってる人はいますよ。(D)フリースクールには、何歳までなんて拘束は
ありませんよ。(U)
現在AUCの団体としての大きさは、全国的に見て、どのくらいなんですか?また、
外国にもフリースクールはあるんですか?(Mさん)←はい。あります。というか、
外国の方が進んでいるかもね。某J国のように、遅れている国もあるけど……。(D)
規模は、さて、田端さん自身が、何人いるか言えないとおっしゃったファジーさでね
え。(U)
フリースクールはお金はいるんですか?(Iさん)←ハイ。(親が)月謝を毎月支
払っています。1人ならまだいいんですが、3人もいるところは大変です。小泉総理
大臣も、国土交通省や防衛庁に予算を増やすぐらいなら、フリースクールやNPO法
人そして、福祉方面への補助金の枠を、広げられた方がいいのでは?(D)
フリースクールはNPOなんですよね。では、どのようにして経営しているんです
か?フリースクールには、不登校の子も来るんですよね。どうして不登校の子はフリー
スクールに行けるんですか?やはり学校のように勉強を強制されたりしない、ストレ
スのたまらない所だからですか。結果的にフリースクールは不登校の子を、学校に行
けるようにするんですか?やはり学校に行って、多くの人間と接することも、大切な
ことですよね。(Aさん)←学校に行けるようにすれば、AUCも、補助金がもらえ
るというだけです。しかし、本人が行く気がないのに、学校に行かせるようなことは、
田端さんはなさらないでしょう。ということは、AUCは補助金の交付はほぼ受けら
れない、という事です。/そして、普段は高校に通い、週1回AUCに来る。という
子もいます。「みんな違ってみんないい」ということです。(D)
私は高校の時に、少し学校を休みがちになった時期がありました。人と関わること
が本当に嫌で‥‥こういうのも不登校になるんですか?(Mさん)←一応30日未満
なら、不登校予備軍なんですが…。うーーん。(D)
たぶん島根には、フリースクールはないと思う。(Sさん)←HPで調べましたが、
益田市に「あゆみ塾」というのがありますね。(D)
フリースクールで学校卒業の認定は、受けられるのか。(Nさん)←Yes、という
より、今の流れでは、3年間、まったく家にいても中学の卒業認定はされます。(U)
不登校生徒のための学校は、すごく大変な仕事ですね!たぶんいろんな困難もある
んでしょうかと、思うんです。例えば、子供とうまくつきあうことができない時は、
どうするんですか。(Tさん)←こちらに高いところから「治してやろう」などとい
う雰囲気があるのかもしれない、と反省します。(U)
他人とふれあい「嫌いな所」を交換することで、お互いを認識するのが「おとな」
なのだけど、このまま現状が続くと、そのような「おとな」になれないだろう。(H
さん)←心という羽根を傷つけてふるえている小鳥たちも、傷が癒えれば大空に飛び
立てるし、けんかもできるようになるさ。(U)
不登校が必ずしも良いことだとは思えません。中には非行に走る人達がいるからで
す。非行に走る少年達を少なくしていく為には、彼らの声を聞く場が必要でしょう。
尾崎豊の「卒業」を思い出したりもしました。(Uさん)←「学校に行くのが必ずし
も良いこととは思えません。中には非行(や、いじめ、体罰、セクハラ……)に走る
人達がいるからです。」と、いわれて楽しいですか?とにかく、不登校児の方が、学
校に通ってる人より非行に走るとおっしゃいますが、明確な証拠をお持ちですか?(
D)良い悪いではなくて、やむにやまれず不登校になったんですよ。そこを無理押し
すると、例えば家庭内暴力なども吹き出してきます。尾崎豊さんの歌の「夜の校舎窓
ガラス壊して回った」という部分が非行の奨励だとして問題になったことがありまし
たが、わたしの知り合いの少年は、いじめのために小学校の体育館で首をつろうとし
たのでした。それを知って親は学校に行かないことを許容しましたし、学校に申し入
れにも行きました。(U)
田端さんの書道の作品を見て、すごいなぁーと思いました。あれって買えるんです
か?それとも仲よくなって書いてもらうんですか?(Iさん)←きらきら銀魚をたず
ねていっしょに書いてみましょう。あなたも書けるようになるかも。(U)
2週間前のWWBの発祥について/1975年国際婦人年会議(メキシコ)におい
て、女性が経済活動をする際に直面する、法・資金・教育面での不平等が、指摘され
る。その後、1980年に国連・世界銀行などのバックアップがあり、WWBが発足。
←調べてくれてありがとう。参加点2点。(U)
地域問題2002年7月5日 安渓遊地+安渓貴子の 忘れがたい出会いから
「農業する人は、いくつでも青年」って言葉、分かる気がする。いい言葉。(Iさ
ん)
やっぱり学校についての発言は、まだ納得いきません。人それぞれの考え方は、あ
るでしょうが、私は学校はいいところだと思っているので、これっておかしいのでしょ
うか?(Mさん)←実は僕も、そう思っていたことは、一度だけあります。でもその
ときは、1学年下にいじめっ子2人組がいて、被害者はかなりいたようです。そうい
う場合には、いじめを受けてではなく、いじめを見るのが嫌になって、不登校という
人もいるんだそうです。(入力者D)
ダマされて傷つくことに怯えるより、人を信じる方が、たとえダマされたとしても
自分らしいと気づきました。(Iさん)
最近、大学の講義が窮屈に思えます。退屈ではなく窮屈なんです。幅広い教養を身
につけるのは、必要なことだと思えますが、出席……の為だけに出席している自分に、
寂しさを感じたりします。この身一つで何かしたい、どこかにいきたい。そこでいろ
んなものを見たり、聞いたり感じたりして、たくさん吸収したい!!今日の講義の内
容は、まさに、私の心を引きつけるものでした。(Kさん)
今日、ふる里は作っちゃっていいもので、幾つあってもいいものだと知りました。
これからふる里といえるような、自分の居場所を見つけれたらいいな。(Iさん)
私は薩摩出身なんですが、今でも、西表島に行ったらそういう風に、言われるんで
しょうか。(Mさん)←大丈夫ですよ。たぶん。(U)
いつか「ここも私のふるさと」と思えるようになるかな……?(Oさん)
本当にこの講義は、毎回毎回、色々な人の人生を聞かせてもらえて、楽しみです。
挫折しても何とかやっていけるすごさだと思いました。(Nさん)
どれだけの人が協力してくれるか、考えに同感してくれるかは、分からないけれど
人との出会いは、大切にしなければならないと思いました。人生が変わるかもしれな
いんですものね。(Uさん)
最近の講義では、毎週涙が……。地域環境の講義だけど、私の人間環境向上の、授
業のようになっていると思う。(Hさん)
「ふる里は、近くにあって作るもの」私には、ズキッと来る言葉だった。これを胸
に止めて、山口で暮らしてみようと思う。/祖母の家に行くと、その土地の習慣や伝
統の踊りを、良く教えられたことを思い出した。その時は、めんどくさいなぁー。と
か納得できないことも多かったけど、この前祖母の家に行ったとき、小さい子供に、
一生懸命教えている自分がいて、おかしくなった。「伝統」を伝えることは、やっぱ
りいいことだなぁー。と思った。(教えられた子供さんたちは、いやだったかもしれ
ないけど……。)
すこし、Dさんに聞いてみたいんですが、不登校になる理由は何ですか?(もしか
したら話されたかもしれないけど、ゴメンナサイ)←大抵は結局、学校に行くのが、
嫌になったからなんです。(D)
大レポートのこと、もう一度詳しくお話ししてもらえませんか?小レポートはいつ
まで有効ですか?(Nさん)
これだけ、いろんな人に講義をお願いできるのは、やはり、積極的に活動に参加し
ているからだと、思います。私は、色々考えさせられる話が聞けるので、この講義は
好きです。
この授業は、お二人の、つらい大学生活があったからこそ、素晴らしい物になって
いると思います。ありがとうございます。(Yさん)
「先祖と子孫への責任」はハッとしました。残していく物は残さないと、そして子
のためになる物は、作る!心がけていきたいと思います。(Tさん)
私は何がしたいのか、自分は何のためにここにいるのか……。これから先、私は自
分の場所を見つけることが、できるのでしょうか。何からそして、どのように始めた
らよいのか、まだ全く分からない状態です。(Mさん)
昔は「人と自然と神々の共存」は、当たり前のことだったのに、今は私達の中から、
そのような感覚がなくなってしまっています。神様や自然に感謝する気持ちが失われ
てしまったから、自然が破壊され、人々のつながりも薄れ、暗い社会になっていると
思います。自然に生かされていることを忘れず、生きていることに感謝していけば、
今抱えている地域問題は、解決していくと思います。
しっかり手を合わせて「いただきます」と言い、残さずご飯を食べる習慣を、「ご
ちそうさま」と言って感謝できる気持ちを、私は絶対忘れないでいこうと思います。
私は、お米が大好きだから、毎日おいしくお米を食べることができて、幸せです。(
Kさん)
自分はどんな人生の旅を、行くのか?と思いました。自分にとって、何が大切なの
か?と思いました。(Oさん)
「ふるさと」って自分にとって、大切な人たちが住んでいる所なのかなぁ、という
気がします。地域って、ふるさとって何なんでしょう。/最後に「地のもの」がでま
したが……「地のもの」もですが、「風のもの」も大切だと思います。私は「風のも
の」になりたい。(Sさん)←いいねえ。ぼくらも長く風のもの(風来坊)で、あっ
ちで2年、こっちで半年というぐあいに暮らしてきたから。あの軽やかさを懐かしん
でいます。
自分達の食事の安全は、自分達で守らないといけないんですね。(Uさん)
「今、生きようとしているここが、ふるさとだ」「ふるさとは近くにあってつくる
もの」という言葉に、とても感動しました。私も将来結婚したら、だんなさんとこう
いうことを語り合いながら、暮らしていきたいな。(Aさん)
いろんな所に2人で行って、行く場所がふるさとで。私もそんな生き方がしたい。
いろんな出会いと別れを、経験したんだろう。私も自分をなくさずに、自分の生きて
行く道を、探していこうと思った。(Hさん)
農業(というか、自然と共に生きようとすること)をしている人って、考え方が、
私では絶対、思いつかないようなことなので、すごく「新たな思想発見!!」があっ
て楽しかった。(Aさん)
沖縄では、1年間作る米の量が三日分しかないっていうことを知って、びっくりし
た。なぜ、この現象があるか?私はちゃんと考えたい。(Sさん)
この授業も何かの形で私を、変えてくれると思います。前期が終わった時点で、人
間として成長していると思います。(Aさん)
中学の時、友達の素行が悪くなりました。私は、成績は上位の優等生だったせいか、
「友達なんだから、彼女をちゃんと学校につれてきて宿題をやらせろ。」と先生に言
われました。初めは頑張って、反対方向の彼女の家まで迎えに行って、登校していま
したが、彼女がなかなか、家から出てこなくなりました。私も、そのせいで遅刻を重
ねるようになりました。先生は私を叱りました。「友達をちゃんとできないばかりか、
お前まで不良になったか!!」かなり、ショックでした。友達を更正させるのが、私
の「優等生」だったのでしょうか。更正できなければ「不良」だったのでしょうか。
一週間、学校に行けませんでした。(Yさん)←そういう、人を平気で傷つける「身
勝手傲慢軽薄教師」がいるんですよ。
その手の教師で、授業中に人を侮辱する発言をした、小6の担任だったその教師が、
中学の入学式にまで現れたときは、「クソッタレ!」と思いました。(D)
私は大学の間に、ピースボートに乗ろうと思っています。このお金を貯めるのは、
3年計画で、今、少しずつ貯金しています。
私もいろいろな人と出会って、視野の広い人になりたいと思っています。(Nさん)
大学の教授は、大学生の時も勉強ばっかりしていて、もちろん授業も絶対休まない!
というイメージがあったのですが、先生の話を聞いていると、想像以上に普通な大学
生……というより、不真面目な学生だった教授も、存在するということが分かりまし
た……。(Aさん)
(遊地)先生が5月病になったことがあったなんて、ビックリしました。でもずっ
と夢だった、アフリカに行ってしまったんです。夢が叶って素敵ですね。今の夢は何
ですか?(Sさん)←夢はたくさんあります。
大事なのは、自分がいかにそこに溶け込んでいこうとするのか、だと思いました。
私も山口が自分のふるさとになるといいなぁ……。(Nさん)
私は山口県防府市に住んでいるけど、地のものではないと感じました。悲しいです。
その地にしっかりと根を張った生活を、したいです。(Sさん)
「祖先・子孫を想う。」これは、とても重要なことだと思います。自分が豊かな暮
らしをしていきたい、権利を求めるのであれば、他人(もちろん未来の人のことも)
の、豊かな暮らしを保証していく義務も、あると思います。(Sさん)
先生の笛は、何回聞いてもいいですな。なんか大げさかもしれないけど、涙でそう
になる。鼻がツーンと痛くなって……。(Iさん)←ガムランなどの音楽は、2万サ
イクル以上の音が出ていて、機械を通さなければ、それが直接脳を刺激するという学
説を芸能山城組の山城祥二さんが述べておられますが、オカリナには当てはまらない
と思います。
私も色々な体験をし、様々な体験をしてきた人々と、もっとたくさん交わっていき
たいです。そして、4年間の山口生活、充実させていきたいです。(Iさん)
人の数だけ人生があると、つくづく思いました。(Iさん)
これまで色々な人のお話を聞いて、私はどう生きようか、考えました。お話を聞か
せて下さって人と、講義を通して、出会ったことで、私も変わったと思います。(S
さん)
「ふるさとは近くにありて作るもの」という考え方に、ハッとしました。まず、自
分の住んでいるときのことを知って、好きになる事かなと思います。(Hさん)
来年も単位は取れなくてもいいから、またこの授業を受けたい。(この一期一会み
たいな感じが、楽しいんだよなぁ)(Kさん)
私は人と関わるのが好きです。でも時々、苦しくなることがあります。人を信じる
ことができなくなって、そんな自分が嫌になって……。そんなこともありました。だ
けど、今日貴子先生が「起きあがらせてくれたのは人間でした。」と言われたのが、
心の中にすーっと入って来ました。私も、やっぱり「人」が周りにいって、その人達
と一緒に生きていると、思います。支えられて生きていると思います。(Sさん)
高校までの授業では学べなかった、身近な問題を肌で感じたのが、かなり嬉しい。
安渓遊地先生、安渓貴子先生の過去の話も、鳥肌が立ってしまった。私の嫌な過去も
思い出した……。でも、そんな過去があるから、今の自分がある。そう思い、今もこ
れからを一生懸命生きたい。そして、私を支えてくれる周りの人に感謝しながら、他
の人の役に立つことをがんばりたい!!!(Yさん)
最先端の産業は、やっぱり農業(?!)と思った。これからは、自然と一緒に共存
することが必要。限りある資源をどうやって、私達が利用していくかが、これからの
課題。昔の人々が行ってきたことを見習って、失敗をくり返さないように、しなけれ
ばならない。使い捨ての考え方をやめて、資源を大切にしながら、地球を大切にした
い。先祖に感謝し、子孫に美しい自然を残す。私の実家にも田や畑があるので、それ
らを大いに利用して、自給自足もしつつ、自然と共存していきたい。(Yさん)
私、一度でいいからお米づくりをやってみたいです。田植えとか!(Iさん)
地元からで手野郎とは思うけれど、最近、地元のダム開発でホタルの数が、減って
いるというのを聞くと、「私達の子や孫まで」そのホタルを見て欲しいと思うので、
「ここに骨をうずめる」という意識はなくても、「私達の子や孫まで」という気持ち
は、生まれるものだと思った。(Oさん)
その地域のことを学ぶには、実際暮らしてみて、その地域の人々と触れ合うことが、
大切なんだと思った。(Kさん)←それがフィールドワーク。(U)
先週の感想の45番を書きましたが、私の語彙が足りなかったせいで、いかにも「
不登校が良くないものだ」というように、受けとめられてしまいました。そのため、
少し補足しておきたいと思います。
私の通っていた中学校は、荒れていまして、特に私を含めたこの学年は、生徒の1
割が俗に言う、不良少年・少女でした。そして彼らの大半がほとんど学校に来ず、来
ても保健室登校。担任は彼らを教室に戻したい、非行をやめて欲しいと、日々家庭訪
問。9割の生徒は1割の生徒と担任に、振り回されていました。私はこの中学校時代
を振り返って、「必ずしも良くない。」と書きましたが、現にDさんのように、既存
の学校に通わないことで、目標を見つけられた方が大多数でしょう。私自身、ボラン
ティア活動を通じて、学校に行きたくても行けない子供達と、幾度も関わってきまし
た。彼らから、大きな力をもらったのも事実です。その大きな力をもらったのも、事
実です。その大きな力をもらったのも、事実です。その大きな力を、もらったのも事
実です。その大きな力を、ここでは説明できませんが、私は選択肢の一つとして、不
登校というのがあって当然だと、思います。尾崎豊の「卒業」を持ち出しましたが、
私はこの歌の「この支配からの卒業、闘いからの卒業」という部分が、好きです。非
行の象徴としてこの歌を挙げたのではなく、今の押しつけ教育に疑問符を投げかける
ために、ここに書きました。私は、Dさんのコメント(学校に……ですか?)を読ん
で、この授業時間中、ずっと悩んでいました。「そう言ったつもりで言ったんじゃあ
りません。」と言うのは、簡単ですが、改めて学校というものを見直すきっかけと、
なりました。Dさん、U先生、厳しいコメントをありがとうございました。(Uさん)
6月28日のAUC田端さんの感想プリントから。
私達が、一緒にこういう事したい!と思ってて、Dさんが「それは困る」とか、フ
リースクールの方の気持ちを代弁してて、ちょっと不登校児の気持ちが分かったかも。
けど半分、じゃあどうして欲しいん?って思った。そっとしておいて欲しいって、こ
の前言ってたけど、それじゃ、何の解決にもならないと思う。教師や親は、本当の気
持ち、分かってくれないんじゃない?確かに追いつめられて辛いと思う。けど、フリー
スクール行って何するの?楽しいけど、次挫折したらどうするん?誰のとこに行くん
ですか?精神的に辛いのは、自分だけじゃないのです。周りの人だって同じように、
悩んだりしてんのよ。集まってお互い慰め合うんじゃなくて、一緒に自分達のことを、
聞いてもらわなきゃ。てか、叫べ!!自分達から学校変えなきゃ。そうしたいと思っ
ている人、いっぱいいるよ。そこで引っ込んじゃうから、教師は知らんぷりじゃん。
大きいことすれば、学校は体裁気にするところだから、大丈夫よ。(Sさん)
←よけいなお世話だよ!勝手な事言うな!人の話を聞いてないの?!真のフリースクー
ルは、寝ててもいいし、漫画読んでてもいいし、ゲームしててもいいし、もちろん、
勉強しててもいいんです。しかし、何よりも一番ムカツクのは、本人がやる気がない
のに、部外者がせき立てる事なんですよ!それに、日本という国は「事なかれ主義」
「出る杭は打たれる」なんです。それに、いじめるのは生徒ばかりじゃないんですよ。
教師の知らんぷりだけでなく、Yさんの場合のように、教師の「生徒に対するいじめ」
もあるんです。それに「学校を変えろ!」ということは、社会その物を変えろと言う
ことですよ。どう考えても、だいたい今時「一致団結」なんて、昔話ですよ!それに、
引っ込むな「戦え」なんて、そんな不毛な闘いをして、何になるんですか?
下に引用したように、他人のことは本当は分かるはずはないと言うことを、覚えて
おいて下さい。でもだからこそ、理解しようとすることは大事なはずです。(D)
「この頃分かったんです。父さんのこといろいろと……。仕事のこととか、母さん
のこととか……。だから……。」「そりゃちがうな、分かった気がするだけさ。人は
他人を完全には理解できない。自分自身だって怪しいもんさ。100%理解し合うの
は、不可能なんだよ……。まぁ、だからこそ人は、自分を他人を知ろうと努力する…
…。」(新世紀エヴァンゲリオンTV放映版第18話「命の選択を」より引用)
←やすむことがまず何よりも必要なことってあります。「やすみたい」といってる人
を、「何もしなきゃわかってもらえないよ」だの、「あんただけじゃない、みんなつ
らいんだ」なんて……、そんなこと本人はいやというほどわかっているんです。声に
ならなくともさんざんメッセージを出した(叫んだ)あと、もう「休まなきゃ自分が
自分でなくなってしまう」と思うぎりぎりにところで学校に行かなく(行けなく)な
るのです。そして、真のフリー・スクールは「君が君でいていいんだよ」としずかに
みとめてくれる所だと思っています。(貴子)
私も家庭栽培をしようと思いました。私は、育てるのとかかなり苦手で、すぐ枯ら
してしまったりする人ですが、頑張って育てたいと思います。先生たちは、夫婦だっ
たんですね!びっくりです!!←ありゃあ、秘密にしていたのにぃ。(U)
台風がよく通る、沖縄付近では稲が長すぎると、すべて倒れてしまうのでは?稲は、
倒れても大丈夫なものなんですか?(名無し様)
うらやましいです。あたしもアフリカ行こっかなー。(Kさん)
ここに住み続けるという意識を持つ人が増えれば、地域はもっともっと変わって行
くだろうと、思います。(Iさん)
先生方が農業をするようになるまでに、様々な出来事があったことに、おどろきま
した。今、西表の人たちとの関係は、どうなのですか?←雨降って地固まる。修復さ
れています。(U)
プリントのみんなの意見を読むと、同じ話を聞いていても、違う感じ方をしている
ことが分かるし、問題意識を持っている人が、多いのだと、気づくことができます。
(Hさん)
「ここが地球の中心だ!」という言葉に、すごく感動しました。地元が一番と思っ
ていましたが、最近は、山口もいいところだなーと思い始めたので、今は山口が地球
の中心と考えて、大学生活を充実させたいと、思いました。(Uさん)
移動大学って何ですか?(Iさん)