福島)生きものの記録 映画作成応援のお願い #fukushima #documentary #ecology RT @tiniasobu
2013/03/07
昨日(3/5)の静岡での生態学会中の シンポジウム
は、200人ぐらいはいりそうな大きな会場で立ち見がでるほどの盛況で、つっこんだ
討議もできてとてもうれしく思いました。
最後に、福島に通う研究者と協力して生きものたちのドキュメンタリーづくりが進
んでいることを紹介しました。ぜひご支援をとのことです。ひとくち2000円
http://www.janjanblog.com/archives/84572
『福島・生きものの記録』
福島原発事故が起こった時、私は、(これは、野生動物たちも大変なことになる)
と思った。人間は屋根や壁にいくらか守られているが、野生動物たちは、放射能に対
し全く無防備である。いつも雨にさらされ、外気にさらされている。おそらく、岩崎
雅典監督もそう思ったことだろう。これは、2011・3・11以後、福島の生きも
のたちがどうなっていくかを記録しようという挑戦である。
事故から1年が経過した今年の3月の初旬、私の娘がおっかなびっくりで福島の放
射能高濃度汚染地帯を取材したが、「カラスやスズメの姿すら見かけなかった。しか
し、誰もそのことを話題にしなかった」という。飛ぶ鳥だから、安全地帯に移動した
とも考えられるが、放射能は無色無味無臭なので、すでに被曝死したと考えるのが自
然ではないだろうか。今後は、生き残った野生動物や家畜に奇形などの異常が発生す
ることが予想されるが、そういう予想の下に、政府による家畜の殺処分が行われてい
るのではないかと思う。「臭いものに蓋」をしようとしているのが、家畜の殺処分で
はないかと思う。
これは、立ち尽くすしかない、つらいテーマである。さらに、撮影、取材には被曝
の危険がつきまとうだろう。しかし、長年日本列島に生息する野生動物たちの生態と
環境を見つめてきた岩崎さんは、「ともかく、靴の紐を結んで歩き出そう」と言った。
そして、今年4月、福島県南相馬市に撮影に入った。このドキュメンタリー映画は、
(1)は2013年の完成予定である。もちろん、生きものたちの放射能汚染がそん
な短期間で終わるはずもなく、この仕事が長期戦にもつれ込むことはあらかじめ予想
されている。
「私にとって、古希を過ぎてからの未知への挑戦となるが、科学者、研究者、そし
て支援者の協力を仰ぎながら、体力が続くまで撮り続ける所存である。少なくとも、
まずは5年間を目標にしている。この映画が、“脱原発”の一助となることを願い、
完成の暁には、未来を担う若者たち、子供たちに捧げたい」と、岩崎さんは語ってい
る。(つづきは、上記のリンクをごらんください)
もうひとつ、人間の被害をとり続けている 四ノ宮浩 監督の作品も、完成して上
映会がはじまっています。カンパすると、鑑賞券とDVDが送られてきて、上映会が
ご自分でできるようになっています。こちらもよろしくお願いします。
http://ankei.jp/yuji/?n=1839
3/5のシンポ http://ankei.jp/yuji/?n=1836