アフリカ)資源獲得へ乗り出す日本政府・商社の報道 #africa RT @tiniasobu
2013/01/04
アフリカの資源獲得へ向けて、なりふりかまわぬレースがスタートしています。
SankeiBizより引用します。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130101/bsd1301010501000-n1.htm
アフリカ資源獲得に本腰 政府、国際会議で技術支援など提案 (1/2ページ)
2013.1.1 05:00
モザンビークの石炭開発現場。日本政府もアフリカの資源外交を本格化する=ブルー
ムバーグ(写真)
政府は2013年、アフリカの資源権益の獲得に本腰を入れる。5~6月にアフリ
カ諸国の国家元首らを招いた国際会議が相次いで日本で開かれ、石炭や天然ガスのほ
か、レアアース(希土類)など資源開発への技術支援や資金供与について提案する。
アフリカには商社など民間企業の進出も熱を帯びており、政府の側面援助が活発化す
れば未開発の資源開発の進展が見込める。福島第1原発事故後、火力発電用の燃料需
要が急増しており、調達先多様化という点からも資源が豊富なアフリカへの期待が高
まっている。
資源担当閣僚を集めた「日アフリカ資源大臣会合」は、5月16~18日に東京で
開かれる。茂木敏充経済産業相が議長、南アフリカの鉱物資源相が共同議長を務める。
モザンビークやザンビアなど10カ国程度が参加する見込みだ。会合では、日本政府
による海外への技術支援や人材育成などの事例を紹介。参加各国の石炭や天然ガス、
レアアースの資源開発について協力をアピールする。
6月1~3日に横浜市で開催される「第5回アフリカ開発会議」では国家元首など
が招かれ、政府開発援助(ODA)や円借款など金融面での支援目標などが議論され
る予定だ。
政府はエネルギーや鉱物資源の豊富なアフリカについて、「資源エネルギー戦略上、
極めて重要」(経産省)とみており、12年3月にはモザンビーク鉱物資源相を日本
に招いてセミナーを実施したのに続き、南アフリカ鉱業相の招聘(しょうへい)を計
画中。同年10月には松宮勲経産副大臣(当時)がモザンビークを訪れ、原料炭や液
化天然ガス(LNG)の権益獲得を目指して官民対話を行った。
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民間による資源権益の確保はすでに動き始めている。三井物産がモザンビーク沖合
の海底ガス田開発で20%の権益を獲得しており、18年までにLNG輸出を始める
計画だ。同国では埋蔵量が世界最大級とされる製鉄用燃料となる原料炭の鉱山もあり、
新日鉄住金が14年の生産開始を目指して権益取得をもくろむ。伊藤忠商事も11年
から南アフリカのニッケル鉱山開発事業に参画している。
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、日本の対アフリカ直接投資残高は、08
年のリーマン・ショックで落ち込んだものの再び増加傾向にあり、11年末の残高は
前年末比31.5%増の80億8000万ドル(約6900億円)。資源エネルギー
庁は「10年前後からアフリカでの資源開発プロジェクトが増加している」としてお
り、官民一体で資源外交を進める方針だ。
NHKも
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130102/k10014554161000.html
商社 アフリカへの投資活発化
1月2日 11時9分
豊富な天然資源に恵まれ経済成長が続くアフリカでは、ことし、大手商社が日本向
けの大豆の生産に初めて乗り出すなど、従来の資源開発だけでなく食料やインフラ整
備などへの投資が活発になっています。
アフリカは、石油やレアメタルなどの天然資源に恵まれ、2000年以降、平均で
年6%近い経済成長を続けており、新たな市場を狙って中国などの新興国も投資を活
発化させています。
これを受けて「伊藤忠商事」は、アフリカ南東部のモザンビークで、ことしの秋か
ら、現地の農家に技術指導を行って大豆の生産に乗り出します。
アフリカで日本に輸出する大豆を生産するのは初めてで、今後、現地での需要の増
加を見越して生産を拡大していく方針です。
また、「豊田通商」はケニアで来年の完成を目指して地熱発電所の建設を進めるほ
か、買収したフランス系の商社の販売網を生かして自動車や医薬品の販売を広げる計
画です。
ジェトロ=日本貿易振興機構中東アフリカ課の的場真太郎課長は、「これまでは、
資源の獲得を目的に進出する日本企業が多かったが、アフリカ諸国の間では、資源だ
けでなく幅広い投資を求める声が強まっていて、こうしたニーズに応えることが重要
だ」と話しています。
引用終わり、
安渓遊地のコメント
かなり露骨な資源獲得(ここでは、地下資源と農業に用いられる水資源)競争に日
本政府とその後押しをうけた商社が乗り出すという報道です。資源の豊富な地域(た
とえばコンゴ民主など)ほど、政治的腐敗や内戦などで庶民が苦しめられてきたとい
う、「資源ののろい」への反省をふくめた報道も必要です。
フランスなどでも、アレバ社を中心にアフリカのウラン産業の支配が着々とすすん
でいますが、一方では、フランス語圏の凋落をふせぐべく、フランス語の本を4,5
割引で売るという文化戦略が進められているようです。大手ガリマール社のとりくみ。
http://www.actualitte.com/les-maisons/baisse-de-prix-des-livres-gallimard-en-afrique-les-auteurs-sollicites-39286.htm
Baisse de prix des livres Gallimard en Afrique : les auteurs sollicité;s
Actualitté;.com
C’est pour encourager le dé;veloppement des ventes d’oeuvres dans les
pays africains, dé;couvre-t-on, qu’un certain amé;nagement a
é;té; mis en place. «; c’est une clause insé;ré;e dans
les contrats types depuis quelques mois »;, nous assure le service
juridique de la maison, et introduite à; la demande de Jean-Charle
Grunstein, directeur Export chez l’é;diteur.