飯田さんの講演を聞いて)生態学会のシンポジウムに参加した鳥学者のメモ
2012/06/22
鳥類研究者で、上関の海鳥類の調査でもごいっしょしたことのある、京大理学部動
物学教室の先輩である須川さんから、鳥類保護のメーリングリストに流したという、
メッセージが届きましたのでシェアさせていただきます。以下引用です。
みなさまへ
長島の決議がらみで注目していたISEPの飯田哲也さんが7月にある山口県の
知事選に出馬の意思を固めたというニュースが昨日(6月10日)流れていました。
驚く出馬というのは、私の住んでいる京都府の隣の滋賀県で嘉田由紀子さん
が2006年の知事選に出馬した際にも思いました。各県の事情というのは、隣の
府県でも判らないもので、どういう展開をすることになるのか目が離せません。
飯田哲也さんの講演は今春の龍谷大学瀬田学舎(大津市)で開催された
以下の日本生態学会大会のシンポジウムで聞くことができました。その時のメモを少
し紹介します。
3月18日シンポジウムS03 14:00~17:00「天災と人災の生態学-エネルギーと生物
多様性の未来を問う」
http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/59/S03.html
安渓さんの「君をのせて」のオカリナ演奏ではじまりました。私は樋口広芳さんの
後ろに座りました。
加藤真様の話の次に樋口様がメラーさんらのツバメの研究を紹介しました。
次に飯田哲也さんの
講演でした。朝は祝島発だと言ってました。
休息後、佐藤正典さんが講演。
最後は活発な質疑でした。
会場は満員。最後の安渓さんから飯田さんへの質問は、大飯原発の再稼働に関するも
ので、
このあと飯田さんが出席する大阪府市の会議が提案する内容を説明していました。
飯田さんの講演内容(似たような講演はいっぱいしていてUstreamでも聞けます)を
ふまえて、
以下のラムサール条約COP10についての紹介文を書きました。
2012年5月5日 須川恒 [hogo-osj:959] 湿地を保全する未来をつくるために:ラムサー
ル条約COP10決議文訳をアップ
この時に並行してやっていたシンポジウムがS01 14:00~17:00「湖国における「田
んぼ研究」の現在・過去・未来」でした。
http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/59/S01.html
こちらのほうは嘉田由紀子知事の講演「湖国における「田んぼ研究」の始まりとそ
のアウトカム」が目玉でした。
須川恒