7/9) 椹野川河口域・干潟自然再生協議会@県庁の県政資料館 #fushuinogawa #shizensaisei RT @tiniasobu
2011/07/07
県民及び会員の皆様へ
山口県水辺交流会
代表世話人 辻 正二
講演会「森・川・海の現状といま考えるべきこと」のご案内
近年、全国各地で「森・川・海のつながり」が注目を集めています。森・川・海は、
水あるいは土砂を通して互いに深い関係を持っています。これまでは、森は森、川は
川、海は海だけを見ていれば良かったのですが、今後は森・川・海のつながりを総合
的な視点から考えていくことが求められています。
そこで山口県でも、2002年度から、県中部を流れる椹野川河口干潟の再生に向け、
【山口の豊かな流域づくり構想(椹野川モデル)】を策定し、2004年度以降は、
自然再生推進法による枠組みを活用して、『椹野川河口域・干潟自然再生協議会』を
設立され、産学官民の連携・共同により「里海」の再生を目指して、様々な取り組み
が進められています。
『椹野川河口域・干潟自然再生協議会』では、一昨年、十回にわたり、山口湾の生物
資源に関する研究ワークショップを開催され、なぜアサリがとれなくなり、漁業生産
も低調になったかについて多面的な議論がなされました。
今回の講演は、環境工学の専門家であり、『椹野川河口域・干潟自然再生協議会』の
学識委員でもある、山口大学名誉教授 浮田正夫様を講師としてお迎えし、協議会の
中で得られた成果、すなわち漁業不振の原因は大変複合的なものではあるが、特に森・
川・海の重要性、生態系のつながりの重要性が再認識されたことなど、過去の研究も
踏まえながら紹介していただきます。
いままさに、人と自然の共生する持続可能な社会が望まれており、自身の変革のため
のインセンティブになれば幸いです。本日の講演会はどなたにも開放していますので、
多くの方の聴講をお待ちしております。
日 時:平成23年7月9日(土)13:30~15:40
場 所:山口県県政資料館(旧県議会議事堂)1F「夢交流ホール」
山口市滝町1-1 電話083-933-2268
講演者:山口大学名誉教授 浮田 正夫 氏
参加費:無料
※なお、別に厚狭川激特事業についての報告もあります。