5/6) 井原勝介さんが山口県立大にやってくる!「岩国からのメッセージ―基地被害から生活を守る」+座談会 #IharaKatsusuke #iwakuni #ypu RT @tiniasobu
2011/05/01
5/6金曜日 10時20分から、11時50分までの予定で、山口県立大学の新キャンパ
スを上がって左側2階のF204棟で、環境問題講義です。
もと岩国市長の井原さんのお話で、内容は以下の通りです。
岩国からのメッセージ―基地被害から生活を守る(元岩国市長・井原勝介さんを迎
えて)
お話のあらまし
1999年から2007年末まで岩国市長をつとめた井原勝介さんは、2006年 米軍岩国基
地への空母艦載機部隊移転受け入れの是非を問う住民投票を発議して実施。移転反対
が過半数を締める結果となり、計画に反対する意思を表明した。そうした経緯を踏ま
えて岩国から見えてくる山口のそして日本の課題についてお話しいただく。
自分で勉強してみましょう
国レベルで必要とされることと、自分の家のすぐ前で起こってほしくないこととが矛盾する時。「戦争は最大の環境破壊である」ことを調べて実感しよう。西山正啓監督の岩国基地問題のドキュメンタリー3部作を安渓研究室(本館3階)で借りて見てみよう。内容紹介はhttp://ankei.jp/yuji/?n=536 。
こちらは、地域公開授業なので、地域の方からは、500円いただきます。(定価126
0円の教科書『出すぎる杭はうたれない――痛快地球人録』みずのわ出版を安渓から
プレゼントします。)
県立大学以外の学生は、学生のふりをしてすわっていただければ、担当講師として
は、目をつぶります(本のプレゼントはありません)。
地域の方はできるだけ前の方にお座り下さい。
204人入れる教室ですので、100人ぐらいいらしても大丈夫です。坂の上の会場
ですが、車椅子対応です。
引き続き・座談会のお知らせ
講義のあと、12時すぎから、お弁当を食べながら、井原さんとざっくばらんに話す
座談会をします。
場所は、講義室を出た右側にある座談スペース(先着20人ぐらい)。
天気がよければ、新キャンパス予定地の草の上なんかでもいいとおもいます
こちらは参加費無料・14時ころまで・途中退場はご自由です。
弁当持参でおいでください。飲み物の自動販売機はあります。
(弁当やパンは、渡り廊下の向こうのE棟の売店で売っています。)
このたび、お連れ合いの、井原すがこさんが県議会議員に当選されたことでもあり
ますから、岩国だけにとどまらない、これからの山口県政や国の政治のあり方などに
ついても、貴重なご意見交換ができるのではないか、とおもいます。
上関原子力発電所予定地の自然とそれに生かされてきた人々の暮らしの価値を守る
ことに強い関心をもってきた安渓としては、それを守る努力を放棄しないことを、山
口県の重要な政策課題とすべきだと思っています。そして、瀬戸内海を守るという立
場からすると、岩国に原子力空母艦載機の部隊が移設されることと、岩国基地を拡張
して原子力空母の寄港可能な港を作ることには、重大な関心を寄せざるをえません。
「国策」にただ流されるのでなく、山口県としてとりくむべき環境問題の中で、上
関と岩国が大きな課題である、という政策提言をもちよることの大切さを再確認でき
れば、と考えています。
ご参考
2011年度の環境問題の全体の内容
http://ankei.jp/yuji/?n=1362
井原勝介さんのホームページ
http://homepage3.nifty.com/ihara7/
井原さんの本の紹介(井原さんのブログから)
題名 「岩国に吹いた風」
出版社 高文研
突然降りかかった空母艦載機部隊の移駐という難題、アメとムチという手法で一方
的に進めようとする国、その国の片棒を担ぎ市長に圧力をかける県と市議会、そうし
た大きな力に対抗して、平穏な生活を守るために闘ってきた市民と私の記録である。
国や県との交渉の過程なども含めてすべてを明らかにしたつもりである。内密のや
り取りなどを暴露することは本意ではないが、政治がいかに欺瞞に満ちているか、美
しい言葉の裏にどんなにみにくい事実が隠されているか、選挙の自由さえ保障されて
いない民主主義とは名ばかりの現実、政治家は決して市民の味方ではなく、いざとな
れば利権や保身のために簡単に市民を切り捨てること、こうした政治や行政の実態を
多くの皆さんに知って欲しい。そして、平穏な生活を守るためには、自ら立ち上がり
行動しなければならないことに気付いて欲しい。そうした思いから、敢えて筆を執る
ことにした。
もう少し具体的な内容は、チラシ「1110.pdf」をダウンロード をご覧下さい。本
の表紙の写真も添付します。
ぜひ多く方に読んでいただきたい。