放射線による発がん)学者の言うところを読み比べてみましょう
2011/01/18
原発からの放射線でがんになるかも、という心配について、ちょっとお勉強してみ
ましょう。
例えばこんな記事があります。安渓遊地は、原子力文化振興財団発行の『原子力文
化』という雑誌を毎月無料で送っていただいて、20年以上愛読していますが、以下の
記事をみていくと、さいきんあまり耳にしなくなった、ホルミシス効果(ちょっとぐ
らいの放射能はあびた方が体は元気になる、ラドン温泉に入ろう!というような)な
ど、なつかしい言葉がいろいろみつかります。
放射線は、少しなら、安全で発がんの危険はない という説です。
大阪大学名誉教授 近藤宗平
http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/sub040908esikondo.htm
放射線は、どんなに少しでも危険で、全体としてがんにかかる人が増える
という見解もあるわけで、読み比べると、いろいろ勉強になります。
■原子力安全ゼミ
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/zemiindex.html
安全ゼミは100回を越えていて、最近の物は資料掲載されています
チェルノブイリ関連
「今中哲二」で検索すると論文も色々あります。
スリーマイル関連
■ドイツ政府の発表の紹介論文
原発との因果関係は継続調査中です。
しかし、ドイツ政府も原発周辺での効率の発生を認めています。
http://cnic.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=122
こんなお勉強のお手伝いをしてくださる団体(今回もお世話になりました)を、ふた
つご紹介しておきます。
原子力資料情報室
〒162-0065
東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
TEL:03-3357-3800 FAX:03-3357-3801
原子力文化振興財団
http://www.jaero.or.jp/
こちらのサイトを見ると、
原電*の目の前の海で元気に漁をするらしい漁師さん**たちの写真がコンテストの
グランプリになったりしているのがわかります。
(注*、原子力発電所を原発と略したり、日本にはすでに商業用原発が54発もある
などというと、爆発しそうで怖いというメッセージを伝えるカルト集団だと非難をう
けたりすることがあるので、それを避けるため山口県知事や推進派の人たちは、原電
という言葉をつかっています。
注**、温排水の出るところで魚がいなくなるわけではありません。種の多様性が大
幅に減少することを、生物学者は問題にしています。そして、温排水の悪影響につい
ての研究が、日本では査読付きの学会誌に全然載らないという、研究業界の体質を、
社会学者は問題にしています。)
以上、安渓遊地提供でした。