38 年ぶりの再会)新潟移動大学の近藤慶一さんが登場されました
2010/08/13
1973年の夏、学生だった私と貴子は、新潟県の角田浜というところで開催された、
移動大学のスタッフでした。
川喜田二郎先生と移動大学 http://ankei.jp/yuji/?n=785
二つのチームが合同となり、生徒さんたちともほとんど年が違わず、楽しく学びま
した。集合写真の向かって右下の隅に写っている近藤さんは、安渓遊地の母の芙美子
が、蒸発した息子を捜しに講師として乗り込んできたのと出会って、実の息子にはで
きない孝行をしてくださいました。
それから38年、突然メールが舞い込んできて、7月2日の『祝(ほうり)の島』の
上映会でお会いすることができました。
あれからずっと移動大学的なことを仕事にしながら生きてこられたそうで、今は下
関におられるそうです。
「恋の続きは、大学院においでよ」といって、お渡しした『続やまぐちは日本一』
の書評を書いて下さいました。
沖縄行きなどが入ったために、掲載がおくれてしまいました。
恋の力
稲を刈り取ったあと……そこはそのまま宇宙なんですよね……
三浦翠(みうら・みどり)さん
人間は自然の一部でしかありません……だから彼らと共存していけるように……
高島美登里(たかしま・みどり)さん
人間とチンパンジーのDNAは98%以上共通……だからみんな兄弟姉妹なんです……
安渓貴子(あんけい・たかこ)さん
続 やまぐちは日本一「女たちの挑戦」より:山口県立大学の地域連携授業から@
弦書房
三人の母たちがこの先まだ何十億年と生き続けられるはずの地球生命系の未来に暗
い影を投げかける、ルール違反というべき行為に警告を発する、母の叫びと行動の記
録です。
私がこの本と出合ったのは一つのメールからでした。
拝啓
「新潟移動大学」でご一緒させていただきました近藤です。その節は、城陽のご自宅
でお母様におせわになりありがとうございます。
初恋のご母堂はお元気でしょうか?本日の山口新聞に「大学生とマチに出よう」の
書評が目にとまり、40年の時空を超えて、なつかしく、サイトブログを拝見しまし
た。
以下は、近藤さんが選んで下さった、遊地のブログから。
安渓芙美子筆「記憶のある裡に――大正時代のある子供の生活」
http://ankei.jp/yuji/?n=132
ほとんど売れなかった『続山口は日本一』を紹介。たいへんレアなブログ紹介
http://ankei.jp/yuji/?n=793
母の武勇談)19歳のときに真渓涙骨さんをポンと投げた
http://ankei.jp/yuji/?n=822
母の随筆)京の北山を歩きながら山頭火にあったことを思い出す
http://ankei.jp/yuji/?n=821
安渓芙美子筆「淵黙五十年」(中外日報)
http://ankei.jp/yuji/?n=490
直答を許す)ゴイサギと真渓涙骨氏
http://ankei.jp/yuji/?n=491
母の祖父の香川葆晃さんは、新南陽のお寺の住職でした
http://ankei.jp/yuji/?n=411
幕末の長州の真宗僧たち)京都でお墓へ詣でてきました
http://ankei.jp/yuji/?n=504