上関)3学会シンポ。こんどは名古屋で9月23日(祝)です Ver 3
2010/08/09
8/11 Ver 3です。pdfも添付しました。
まだ詳細は決まりませんが、10月に生物多様性条約の国際会議がある名古屋でも
よおすことを昨日決定し、進めています。ぜひ、予定表に書き入れておいてください。
情報を広めて下さい。三つ星の(=わざわざ出かけていく価値のある)、わかりやす
い、楽しいあつまりです。
同じ「中電」のよしみで中部電力の方もきてくださるといいなあ。
瀬戸内海の生物多様性保全のための第5回三学会合同シンポジウム
「上関(かみのせき):瀬戸内海の豊かさが残る最後の場所」(予告)
シンポジウムの趣旨
瀬戸内海は、日本の沿岸海域の中でひときわ高い生物生産力と生物多様性を有する
内湾でしたが、その生物学的な豊かさは、近年の沿岸開発によって大きく損なわれて
しまいました。その中で周防灘の上関周辺は、本来の豊かさがよく残されている稀な
場所です。しかし、今ここに、原子力発電所の建設が計画されています。その環境ア
セスメントはきわめて問題の多いもので、これに対して、生物学研究者の組織である
3つの学会(日本生態学会、日本ベントス学会、日本鳥学会)は、生物多様性保全の
視点から、もっと慎重な環境アセスメントを求める要望書を事業者に提出しています
(合計12件)。しかし、これらの要望書は、全く無視され、埋め立て工事が着工され
ようとしています。
このままでは、今までかろうじて残されてきた瀬戸内海本来の豊かさが完全に失わ
れてしまうかもしれません。そのような取り返しのつかない損失を防ぐために、学会
の「要望書」の内容を多くの人に知っていただきたいと考え、一般公開のシンポジウ
ムを企画しました。これまでに、4回実施しており(以下のとおり)、今回は5回目と
なります。毎回新しいことが加わるので、目が離せませんよ!
第1回:2010年1月10日(日)広島市(広島国際会議場)
第2回:2010年3月14日(日)東京都(明治大学リバティホール)
第3回:2010年5月1日(土) 山口県光市(光市民ホール)
第4回:2010年7月25日(日)京都市(京都大学吉田キャンパス)
開 催 日: 2010年9月23日(木、秋分の日)午後1時30分〜;4時3
0分
会 場: 南山大学名古屋キャンパスB棟B21またはB22教室(予定)(名古屋市昭和区山里町18, http://www.nanzan-u.ac.jp/Information/navi/nagoya_main.html)。地下鉄名城線「名古屋大学」駅1番出口より徒歩約8分、山手通門をお入り下さい。周辺は全面駐車禁止となっておりますので、自家用車での参加はご遠慮下さい。
参加費: 500円(資料代)
主催(予定): 日本生態学会 自然保護専門委員会
日本鳥学会 鳥類保護委員会
日本ベントス学会 自然環境保全委員会
後援(予定):日本魚類学会自然保護委員会ほか
事務局、問い合わせ先:
日本生態学会上関原子力発電所問題要望書アフターケア委員会
代表:安渓遊地(Tel: 083-928-5496)
庶務:佐藤正典(Tel: 099-285-8169、e-mail: sato◎sci.kagoshima-u.ac.jp ◎
を@に換えて送信)
プログラム:
はじめに「学会からの要望書提出の経緯」
佐藤正典(鹿児島大学)
講演「周防灘に残されている瀬戸内海の原風景」
加藤真(京都大学)
学会からの要望書の説明
安渓遊地(日本生態学会上関問題要望書アフターケア委員会委員長)
コメント「生物多様性条約に基づく国の政策」国会議員(調整中)
そのほかコメント2-3題を予定
質疑応答
前回の内容は、 http://ankei.jp/yuji/?n=1037
会場の楽しい雰囲気は http://ankei.jp/yuji/?n=1097