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山口市平川からの意見)松くい虫防除のための空中散布に反対する理由

2007/01/21(日)



 山口市平川にお住まいの主婦の方から、松枯れの空中散布に反対する理由 という文章をファックスで送っていただきましたので掲載いたします。


1. 散布区域から10〜15km離れている所に住んでいますが、薬剤が飛んできている可能性があるため、心配して暮らすという精神的な苦痛があります。

2. 薬剤による健康被害があったとしても、因果関係がはっきりしません。家族に体力の弱い高齢者がいますが、もしも頭痛や吐き気などがあった場合には、その回復には健康な人よりもずっと日数がかかるため心身へ の負担は大きいものとなります。

3. 5月〜6月は黄砂の時期でもあります。それも、その降下する量、期間は年々増加しているために黄砂との相乗効果が心配です。同時に市街地のため、自動車等の排出ガスとの関係も心配です。現在の人間の生活環境は様々な有害物質に囲まれています。 自分の意思で排除できないもの増えることは生存権を脅かされるようにさえ感じます。

4. 5月に4日間、6月に3日間、少なくとも7日間は洗濯物や布団を干すことが出来ません。散布日の変更があっても知ることができず、その時期は外出中も不安です。

5.本当に防除としての効果があるのかどうかの情報がないので、税金の使途として適当であるかどうか疑問です。また、山口市の市報には期日と区域のみ記載されています。薬剤の種類や散布量、散布時の生活における注意事項などが無いことも情報不足です。

6.山口県は「環境やまぐち」を宣言しています。豊かな自然と共生することは市民の願いです。自然環境サイクルに合った方法をとることがなによりも大切だと思います。松くい虫防除のために他の動植物に影響を与える可能性のあることは止めるべきだと思います。





ふしの川清流の会