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萩の産廃反対署名を県に提出

2007/06/05(火)



http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000706050001からの引用です。

萩の住民ら、産廃場反対の署名を県に提出 

2007年06月05日

伊藤環境生活部長(左)に署名簿を手渡す阿武会長=県庁で

萩市福栄地区のゴルフ場用地内に産業廃棄物最終処分場の建設が計画されている問題で、地元住民らでつくる「萩・福栄 水と命を守る会」の阿武康延会長らが4日、県庁を訪れ、建設に反対する3万4198人の署名簿を伊藤通雄・環境生活部長に手渡した。会長らに同行した野村興児・萩市長は、処分場計画に反対し、ゴルフ場開発の協定を結んだ業者を相手取った訴訟を検討していることを明らかにした。

 署名は昨年末から今年4月末にかけて集めた。建設予定地が付近住民の飲料水源近くであることなどから「有害物質の流出や地下水の汚染などが懸念される」と訴えている。

 署名の数は萩市の人口の約6割にあたる。住民の一人は「この地域のすべての住民が地下水やわき水に頼っている。どうしても水源を守って頂きたい」と、処分場の許可権限をもつ県に求めた。伊藤部長は「厳正かつ適切に対応する」と答えた。

 市によると、旧福栄村が90年、萩ゴルフ観光(後に萩ゴルフ倶楽部)との間で協定を結んだ。一方、東京の産廃業者の現地子会社・萩山一商事が、ゴルフ場用地170ヘクタールの一部に埋め立て容量150万立方メートルの管理型産業廃棄物最終処分場を計画。ゴルフ場用地は05年までに、産廃業者に関係する3業者1個人の所有になったという。

 市は(1)98年4月までにゴルフ場オープン(2)ゴルフ場以外での使用禁止(3)権利(土地)の譲渡禁止――の3点で協定違反にあたるとして、萩ゴルフ倶楽部を相手に提訴することを検討している。





ふしの川清流の会