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地域連携)美祢市の産廃施設に、市環境審議会が「賛成できない」との答申

2005/12/29(木)



美祢市の産廃施設 環境審「賛成できぬ」

             2005年12月28日  Asahi.com の山口版から
 
  美祢市豊田前町の産業廃棄物最終処分場建設計画に対し、市環境審議会(早野延男会長)は「建設に賛成できない」との答申を小竹伸夫市長に提出した。予定地下流域の下関市側から反対の声が上がっていることを尊重した。手続きは県の要綱に沿った許可申請前の事前手続きで、県が市に意見照会し、市長が審議会に諮問していた。

  市環境保健課によると、産廃処分場は同市菊川町の業者が下関市との境界付近に計画している。県の要綱に沿い、半径約500メートル内の住民の同意を得たという。だが、近くを流れる川の下流に住む同市豊田町の住民から計画反対の陳情が寄せられ、同審議会は「要綱が対象とした集落だけの同意では疑問」と判断した。

  県廃棄物・リサイクル対策課は「業者は県の要綱通りに手続きをしており、住民にきちんと説明するよう指導する」と言っている。





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