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「一貫野処分場予定地」実は仁保地区でなく小鯖地区なのです

2006/04/19(水)



2005年10月、一貫野集落での山口市環境部の説明に対する質疑と応答からの抜粋です。

 行政的には、一貫野予定地は小鯖であることは確認されました。いわゆる「出作」といって、越境して耕作するという習慣はどこにもありますので、地権者が一貫野に住んでいるということであったわけです。

 しかし、行政区域とは別に、水の流れという、環境を主体にした考え方(まさに流域単位で考えるという健全な思想です)に沿って、一貫野に説明に来たというのが、環境部の説明でした。そのことは正しい。

 なら、なぜ、そのまた下流の阪本には、なんの説明もしないですませてきたのか、について質問したら、こんどはこたえられなくなられました。

 一貫野のボスがOKと言ったから飛びついただけなのだ、と正直に言えば矛盾はないのですが、あれこれ取り繕おうとすると、こまったことになる、という例の典型でした。

 以下聞き書き。

Q,環境部が「処分場予定地」と称する場所(一貫野赤石)の、地番をご存じですか?

Y主幹:「地番は小鯖だ」という事ですか? そのことは承知しております。

Q,ご存じなら、はなしが早いです。ならばなぜ、小鯖地区に先に説明に行かないで、仁保地区にばかり来られるのですか?

Y主幹:そりゃ、地番は小鯖でも、やっぱり処分場の水は一貫野の方に流れますから、先に一貫野に説明にきたわけなんです。

Q,じゃあ、その水は、やっぱりその下の坂本まで流れるじゃないですか。阪本にもこの上流にこういうものをつくりたいが、と説明に行かれるべきではないですか。

環境部一同:………。(無言)





ふしの川清流の会