2007/11/26(月)
山口市が地区巡回でおこなっている市政の説明会は
2007.11.19の
仁保地域懇談会を皮切りに実施されました。参加した会員のコメントがブログに掲載されあしたので引用します。
http://www.hw-tv.com/seiryu/html/chiiki-kondan/index.html
山口市 2008-2017年総合計画の概要
まちづくりの基本的な方向として
1 心豊かに暮らし続けることが出来るまち
2 市民が誇りを感じることが出来るまち
を柱として、
時代背景を踏まえて、目標を設定し、8つの政策(方法)に基づき、2つのプロジェクトを組んで実行しようとしています。
ポイントは3点
1 「まちとしての価値」の創造
2 広域県央中核都市
3 成果志向型の計画
所感
山口市が前提としている将来のまちの姿に人口の想定に甘さが見えるし、そのために税収にも過誤が生じると懸念しています。
つまり、山口での高齢者を受け入れる就労場所が多くは無いことと、賃金も多くは見込めないことです。
観光収入も期待しているようですが、旅行業者の意見を聞き取っているとは思えない楽観視です。
即ち、山口市は多くが農村部山村部であるにも関わらず、その方向に重点を置いていないために計画そのものが空虚なものになっているような気がします。
なぜなら、私の「Q 計画の根拠であるお金はどのように工面するのですか?」との質問に、重宗政策部長が次のように回答したからです。
A 年間700万人を見込んでいる観光と企業誘致を考えている。
上記懸念の根拠は次のとおりです。
1 人に関わるもの:少子高齢化と低所得化が進展する。
2 金を生む、物に関わる事項:産業活力の根拠が楽観的な観光資源以外具体的になっていない。
3 計画の原資である金の仕入先:助成に頼るのか、個人自ら起業させるのか。
4 環境に関する事項:観光と言えども、通過型では「金は落ちずにゴミだけ落ちる」結果を危惧します。
5 システムの構築:中山間部と市街地を結ぶコミバスやコミタクの整備あるいはイントラネットの構築も曖昧
(以上、紹介は安渓会員でした)