第2回裁判員セミナー 公開授業開かれる
2009/05/29
5月29日(金)、第2回裁判員セミナーの公開授業が開催されました。
これは、藪本先生がご担当の「法学」の授業を広く一般に公開するもので、山口地方裁判所の向野裁判官を特別講師に招いて行われたものです。
参加者は、学生と一般の方とで120名ありました。報道関係もKRY,NHK、読売新聞、中国新聞の方々が来られて最後まで聴講されていました。
みなさんご存知のように、この5月20日から実際に裁判員制度が始まりましたので、昨年の第1回セミナーと比べて、随分皆さんの関心の高まりが感じられました。
講義終了後は、以下のような質問や意見が出ていました。
・一般人が死刑の判断を下すのは重すぎる。その後の心のケアのシステムはあるのか。
・裁判員に選ばれる頻度は?
・同地域に住む方の裁判にあたる可能性は?
・高裁、最高裁には裁判員制度はないのか?
皆さんはとても真剣に質問をされていましし、これらの質問に対して、講義をされた向野裁判官は1人づつ丁寧に答えられていました。
向野裁判官は、学生に向けて「特に若い方には是非体験をして欲しい」とおっしゃっていました。