環境「みらい」サミット 開催!
2008/07/30
7月26日(土)午後、山口県立大学講堂において、本学が主催して
環境「みらい」サミット
を開催しました。大学生を中心に呼びかけたところ、「前期の試験期間中」にも拘わらず、およそ200人に参加していただきました。
この催しでは、元国連大学副学長の 安井 至 先生から、
「地球環境と人類の未来 ~ 大学は、学生は、どう対応するか ~ 」
と題するご講演をいただいたのち、西日本各地から集まった大学生・高校生に一般の方も加わって、環境の「みらい」について、大討論を展開しました。
今回は、安井先生のご講演の状況をお知らせします。
まず、Sustainability について、「未来世代に地球を残す!」ことだ、とズバリ指摘され、さらに、日本型文明の特徴である「モッタイナイ」を踏まえて、単に効率を追求するのではなく、
「必要なときだけ、必要なところだけ」
という発想が必要だと説かれました。
そのうえで、環境人材は、「深い専門知識 プラス 広い知識に裏打ちされた見識」をバランスよく兼ね備えるべきである。「どちらを先に」と問えば、まずは、「深い専門知識」を身につけることが先であり、「見識」は経験などにより習得できる、と話され、学生たちへのメッセージとされました。
※ 参加校: 島根大学、山口大学、北九州市立大学、佐賀大学、山口県立大学、野田学園高等学校(当学との「高・大連携校」)