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すこやかライフでメタボ退治

2008/03/11

 メタボリックシンドロームが気になっている山口市在住の26人(男性9人、女性17人)の方が、7月~12月にかけて6か月間にわたり開催した「YPUすこやかライフセミナー」に参加して、24人の方が修了しました。
 このセミナーは従来の知識伝達型の健康教室とは異なり、身体計測、血液検査、栄養と運動の調査の結果に基づいて、セミナー参加者自らが自身の体の状態、生活習慣の問題点を認識し、それに基づいて自分で行動目標を決めて、6ヶ月間にわたり生活習慣の改善に取り組むというものです。
 セミナーでは定期的に開催されるグループ学習会を通して、食生活・運動の工夫やストレスを乗り越えるスキルを学び、さらに励まし合うことにより連帯感を強めました。望ましい生活習慣を継続できるように、対象者一人ひとりの取り組み状況を把握し、郵送により個別にコメントを送るなど支援方法の工夫をしました。
 その結果、3か月の時点で平均約2kgの体重減少を達成し、6か月の時点まで維持できました。初回調査時には9人がメタボリックシンドロームあるいはその予備軍に含まれていましたが、6か月後には7人に減少しました。動脈硬化症の危険因子(BMI、腹囲、血圧、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、空腹時血糖値、インスリン抵抗性)の保有数の変化でみると、3個以上の危険因子を持つ人は、初回調査時には15人いましたが、6か月後には9人に減少しました。
 現在は、セミナーで身につけた望ましい生活習慣を、さらに確実なものにしていくために、定期的にセミナー参加者の同窓会を開くことを計画しています。
(看護栄養学部栄養学科 長坂祐二)
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